2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
足りておらず、必要としているのであればこちらのアーティストをおすすめしたい。名前は「フレネシ」で、所属レーベルは「乙女音楽研究社」。「8歳のころにささやき声しか出なくなった」という異色の経歴を持つ。 この「不良マネキン」という曲のPVをちょっ…
地獄のミサワさんというマンガ家が、「アイドルマスター」というコンテンツにハマった経緯を記したショートマンガを、ただその1作だけを載せていたはてなブログがあり、いまはなくなってしまっているが、それが存在していたのが日本のインターネットのもっと…
昔持っていたやる夫スレのスレッドで、「千年ダイヤ」というタイトルのショートストーリーを作ったことがある。自分で作ったもののなかでも、そこまで際立って好評というわけではなかったのだが、僕自身はとても気に入っていて、作り終わって見返したときに…
以前にもちょっとはまっていた時期 *1があったが、最近もYouTubeで将棋棋士が将棋ウォーズ*2を実況プレイしているのをよく見ている。 (最近はまっているチャンネルがこちら、「将棋放浪記」。将棋棋士の藤森哲也五段が運営しているチャンネルで、下の名前が…
雨痛し いつか終わりがくるまでの吉良吉影の平穏な日々 窓のないスクールバスに乗り込んで放浪癖のある子供たち るね達は西へ行きます西の果て死の国があるというその西へ 未来視のせいでだいなし放課後に居残り埋める進路調査書 僕は寝た そして深夜に自ら…
「連日の高強度の飲酒の結果、内臓が固形物をなにも受けつけない」というのは僕が連休の終わりになりがちな状態である。経験上ある程度食べたほうがいいというのは分かっているが、無理なときもある。 そういうときには、代わりといってはなんだけども、食材…
園田海未 媒体によってそれがなんなのかは異なるが、とりあえず何らかの武道をやっている園田海未さん。ポケモンにも「武」の属性があるのがけっこういるので、そのあたりから探していくと良いのではないか。 ナゲキ、ダゲキ、チャーレム、ルカリオ、ネギガ…
あるなんでもない1日の終わりにとくになんでもなく聞いた曲を記録しておくということが、長い人生でとても大事になってくる。 1.気になるあの娘 - 相対性理論 2.フロップニク - PEOPLE 1 これまでのいろいろな流れが感じられて「巨人の肩に乗っている」よう…
他校の生徒と戦争する話が一番好き 著名人の訃報に反応するのは、「俺はこんな人物を知っている物知り博士」というアピールになるため積極的にしているのだが、今回はわりと、「ああ、そうなのか…」というしっとりした気持ちになった。 ズッコケ三人組はシリ…
インターネットの平均と比べるとささやかなものだが、僕も多少は学童期にアニメを見ていて、そのテーマソングがいまでも頭をよぎったりする。全部通しで見たわけでもないし、作品の良さを理解していたわけでもないし、とくべつ思い入れがあるわけでもないの…
右SB ディ・ロレンツォ(イタリア) 初戦でレギュラーだったフロレンツィが怪我をして大丈夫かな…、と思っていたら、ディ・ロレンツォが守りに守っていてすごかった。 層が厚いチームはそれなりにあったけど、スピナッツォーラの穴をぎりぎり埋めたエメルソ…
(ネタバレと京都アニメーション放火事件に対する言及があります) ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ 藤本タツキの「ルックバック」では、作品を作ることにかける純粋な情熱のもつエネルギーと、作られたものである「作品」がどのようにして人間…
「将棋放浪記」というチャンネルで、現役のプロ棋士藤森哲也さんと女流棋士の鈴木環那さんが投稿しているこのシリーズの動画がとても面白かった。 いや~、もう初めに出てくる画とタイトルが面白いし、絶対見たくなるじゃん! あれですね、トリビアの泉とか…
アンダーランド: 記憶、隠喩、禁忌の地下空間 作者:マクファーレン,ロバート 早川書房 Amazon とても良い本を読んだのでそのことについて書きたい。ロバート・マクファーレンさんというかたが書いた『アンダーランド』がとても面白かった。 森の地下に張り巡…
サッカーでヒーローになるのはピッチ上の選手だけではない。スタジアムに来ているだけの観客が、一夜にして注目の人物となることがけっこうある。 このスイス人サッカーファンもその1人である。EUROの違った一面に着目したアワードを紹介するこちらのFootbol…
国際大会はそれぞれのチームで、個々の選手がどんな選手なのか、チームとしてどんな動きをするのかを知らない試合が多く、見る楽しみの大部分を「選手」を点として追いかけること、になりがちだ。 そんな追いかけてきた点をたどりなおして、今回のEUROで好き…
2019年8月30日ぶりに完成度の高い夢を見たので書き残す。この前日も気の重いタスクがあり、それを何度も逡巡したのち「やるしかない…」とやったあと眠るように寝た夜の夢だった。夢の完成度は現実の難易度と比例してくるのかもしれない。 テレビをつけると、…
ちょっとした気の利いたことを言ってはじめてクラスメイトを笑わせたときのことをおぼえている。小学校5年生の給食時間のことで、目の前にはお調子者のリーダー的な感じの男子がいて、そのとなりには影響力強めの声の大きい女子たちがいた。僕はクラスになじ…
イタリア53年ぶりの優勝おめでとう!! イングランドもよく頑張った!! いい試合でした!! UEFA欧州選手権「EURO」には、僕が感じたなかでいうと5つのドラマがあった。 ドラマ1 マグワイアのクレバーすぎる起点づくり キックオフ直後にすぐドラマはあった…
本当にこの楽しみかたでいいのかはわからないが、最近とてもはまっている配信者がいる。ポケモンソルジャー【ポケソル】という名前のYouTubeチャンネルで、メンバーはほかにも多少いるみたいだけど、メインとなって動画に出演するのは「A0」と「せつない」の…
歌集 海蛇と珊瑚 作者:藪内 亮輔 KADOKAWA Amazon 藪内亮輔さんというひとの歌集『海蛇と珊瑚』を読んだ。印象に残った歌をいくつか。 花束にほそき暗やみ、そこに挿すさらに三四五本の花かな 最初の50首のまとまりは、すごい短歌の賞で高得点を取ったものら…
LINEの返信が面倒くさくなって、「べつにまあ返すのはいいけど、これ以上いまあなたと話題を広げたくないですよ」ということをやんわりと伝えたいときはないですか? ……僕はそういう薄情なことを思ったことはなく、つねに相手優先で、そのうえで生じるすべて…
2021年7月7日と8日の日本時間早朝4:00、ヨーロッパでいちばんサッカーが強い国を決める、4年にいちど開かれる大会「EURO」の準決勝が行われた。ふたつの試合は非常に対照的で、どちらも見ごたえのある展開となった。ふりかえっていきたい。 Match 1 イタリア…
眠たいまぶたの隙間から寝がえりの距離を測るきみにとってはじめてのことはいつも突然に続々とやってくるそのとき私は命名権をはぎ取られたスタジアムでひざまずいて神様に祈っていた勝利よりも大きなものを私たちのすべての両親はその多くが土のなか海のな…
最近さすがに仕事が増えてきて、仕事中ぼーっとウィキペディアを見ている時間が減り、ポイントの高いページもなかなか見つけられなくなってきた。なので、ちょっとまえから、「ポイントが高い!」と思ったページを見つけたときにはすぐにメモを取ることにし…
とても保守的な性格で、慣れ親しんでいるものしかふだんは食べないので、人生でまったく食べたことのないもの、というのがけっこうある。一方で自分を裏切るのも好きなため、「これは俺はしないだろうな」というようなことを「えい!」とやってしまうことも…
EURO2020も準決勝、決勝の3試合を残すだけとなった。準決勝の1試合目を戦うのが、イタリアとスペイン。もうひとつのカードがイングランドとデンマークである。それぞれ以下のような物語を経て、ラウンド4の舞台に立っている。 イタリア 選良。試合の主導権を…
ちょっと前に友達と「強い人間」の話になって、その流れて「俺そういえばボブサップにあったことあるよ」と言われてびっくりしたのをおぼえている。なんと保育園の帰り道に偶然会ったらしい。 思えば我々は、生きていくなかでけっこう特別な出来事に遭遇しな…
僕には勉強が趣味、というところがあるが、勉強していくうちに行き当たった、語の響きや面にかっこよさ、魅力があり、その分野でしか流通していないのが惜しくなるような言葉をコレクションするのがもっと趣味、というところがある。 今日はそのコレクション…
奈良へ (トーチコミックス) 作者:大山海 リイド社 Amazon 大山海さんというひとの漫画「奈良へ」を読んでいた。我々の生きている世界についてのオリジナルな認識がオリジナルな手法で描かれていて、とても良い作品だなと思った。 「良い」という感想はけっこ…