禁止されたら一番日常生活が送れないポケモンは?

 

 東海オンエアにはまった友人が、「ぷよぷよ」という言葉(彼の好きなゲームの名前)を一年間、日常で口にしてはいけない、という罰ゲームを自主的に受けている。たまたま前会ったときに、その彼も含めて何名かで話していたら、その話になって「ぬるくない?」「ついでに『ポケモン』もなしにしようよ」といった無責任な口をはさんでいたのだけど、その流れの中で、「では、数多くいるポケモンのなかで、その名前を口にしちゃだめ、となったら一番困るポケモンはなんなのか」ということをみんなで議論した。

 

 これから述べるのは、そのときにいたった、一応の結論です。すぐにはスクロールせず、ちょっと思い出して、「このポケモンの名前、よく考えると日常生活でけっこう言ってるな」というようなポケモンを何匹か思いついてみてから読んでみてください。

 

名前が言えなかったら日常生活に支障があるポケモン 3位

ラッキー

 ラッキー。これは禁止されちゃうとなかなか日常生活が成り立たないですよね。なにかいいことがあったときに「ラッキー」と言えなくなってしまったら、かわりに「剛運をつかみ取ってしまった」などと言うしかない。

 

 この子に限らず、クラブ、ストライク、スリープ、カブトなど、赤バー緑バー時代のポケモンの名前はストレートなものが多いので、日常生活で言う率も非常に高い。

 ポケモンの名前言えない罰ゲームは、できればシンオウ地方カロス地方イッシュ地方などで行うのが良いのではないか。

 

名前が言えなかったら日常生活に支障があるポケモン 2位

タブンネ

 タブンネ、というポケモンです。僕も名前は知っていたが姿ははじめて見た。フェアリータイプなんですかね。(追記:違いました……)

 「多分ね」という取り回しが便利なうえに、根底にはらんでいる無責任さをやさしくオブラートに包んでくれる言い回しは他では替えがきかない。これを禁止されると日常生活はかなり苦しいものになってしまうだろう。

 

 ただ、カジュアルすぎて、関係性の遠い相手にはふつうは使わない言葉なので、親しい人がいない人、周囲に敵しかいない人などであれば、ダメージは最小限に抑えられると思われる。

 

名前が言えなかったら日常生活に支障があるポケモン 1位

タマタマ

 第1位となったのは、タマタマだ。「たまたま」という副詞を日常で使う率が高すぎて(この記事中でもすでに使っている)、もしこれを禁止されたら日常のすべてをすべて計算して必然にしていくしかなくなる。

 ふつうは意識しない単語なので、しぜんと言ってしまうことも多いだろうし、相手との関係性いかんにかかわらず言えてしまう語なので、安全な場所もない。

 

 ポケモンとしてはとくに目立った活躍はしていないと思うが、日常生活で禁止されるときついという、とくべつな属性を持っているということがわかった。だれもがオンリーワンだ。

 

スワンナ

 次点としては、フシギダネソーナノ、ホーホー、ヌオー、フカマルなどが挙げられた。あと、「スワンナ」とかは、ふつうはあまり言わないと思うけれど、もし自分が運動部の上級生だった場合であれば、言えるように確保しておきたい語彙ではあるだろう。

 

 もし、名前が言えなかったら日常生活に支障があるポケモン、こんなのがほかにあるよ、って知っている人がいれば、ぜひ教えてください。