2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「Newsweek」を見ていたら、世界のウェス・アンダーソン的な風景を紹介するインスタグラムのコミュニティ「accidentallywesanderson」を特集するページが突然あって、それにちょっと見とれていた。 ウェス・アンダーソンと言えば、だいたいのひとが大好きな…
好きなことだけしていたいスカパーのわずかに空を向いたアンテナ オフィス街 開けっぱなしのお茶缶に雨が入っていく日曜日 飛び立ってみてよ 翼を描かれて沈黙している壁画 おまえだ OPENから18:00まで禁煙のラーメン屋さんに正午に入る 人間は雨の受け皿ど…
インターネットには読んでいてとても面白いものがたくさんあり、その数は尽きることがない。そのなかから最近はまっている読み物を紹介していくこのコーナー、今回は一周年を迎える記念すべき回だ。ご紹介するのはこちらのnoteである。 この月餅さんのnoteの…
ベランダは難攻不落のラ・フランス (CUE COMICS) 作者:衿沢世衣子 発売日: 2018/10/06 メディア: コミック 「散歩の達人」という雑誌が読書特集をやっていて、そこで見かけてちょっとびびっと来たので買って読んでみた。そしたら、とても面白かった。 ふつう…
いろいろな意見があるとは思うけれど、個人的には、自分がこの1回しかない現実の人生では持ちえないような、他の「物事の見かた」や他の「世界のありようについての総合的な意見」を追体験できる、というのが、文学を読んで役に立つこと、だと思っている。実…
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のアニメを毎週見ている。なにか定期的に追いかけることのある生活は、リズムが生まれて良いものですね。 この回はちょっと難しい。スクールアイドルを止めてしまった優木せつ菜=中川奈々にフォーカスした…
もともとV6は好きだったのだけど、たくさんあるジャニーズのグループのなかであえていうなら、とか、バラエティで見たときにはめっちゃ好き、とか、曲は何曲かくらいは知ってるしカラオケでも歌うよ、みたいな感じの好きだった。 しかし、いまYouTubeで期間…
「買ってみたけれどあまりにも辛くて食べられなかったから、これきみにあげるよ」と3パック入りの袋が破られ中に2個残っていた状態で会社の上司からもらったのが、この、農心「辛ラーメン」だった。 「かららーめん」ではなく「シンラーメン」と読む。「シン…
V6 -PINEAPPLE 最近は毎朝、V6の「PINEAPPLE」を聞いてかろうじて出勤している。この曲における個人的に好きなところを時系列に沿ってふりかえっていきたい。太字はその時点からはじまるYouTube動画にリンクしているので忙しいひとは活用してください。 0:02…
最近は物事が終わりきっていないうちからこのあと書くであろうブログのタイトルや構成を考えはじめるという非常に徳の低い癖がついてしまっている。この回も本当は「応援しているチームが強すぎて感動して涙が出る~20/21シーズンプレミアリーグ第5節トッテ…
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のアニメがはじまってからは、毎週土曜日に「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」 がある日々になっている。放映のときに一回見て、そのあとも適宜見返し、またつぎの回の放映の直前にももうい…
ついに今年もノーベル賞が出そろった。僕はけっこう学問のファンなので、ノーベル賞の時期は毎年なんとなく意識して、受賞した業績についてちょっと調べてみていたりする。今回は後半の、文学賞、平和賞、経済学賞についてちょっと調べていた。 医学・生理学…
仕事で近くを訪れる機会があったので、かねてからずっと詣でたかった、死ぬまでには絶対に行きたかったとある大仏さんのところに行った。千葉県鎌ケ谷市にいる「鎌ヶ谷大仏」という大仏で、鎌ヶ谷大仏駅近くにある。 高さは1.8mほど、という控えめな、……見方…
自殺する能力がありながら、自殺しないことは可能なのか。 ヒア・アイ・アム 作者:ジョナサン・サフラン・フォア 発売日: 2019/10/31 メディア: Kindle版 ジョナサン・サフラン・フォアが2016年に発表した小説(邦訳は2019年)『ヒア・アイ・アム』は、アメ…
最近はまたあまり本を読まない個人的な時期に入っているが、かといって文字を読む総量が変わっているわけではない。本のかわりに、インターネットでたくさん文字を見ているから。 この「ハーツ・オブ・アイアンII」のプレイレポート記事を夢中になってずっと…
魅力的な言葉、自分も使ってみたいと思うようなかっこいい言い回しは、はじめてそれを聞いたときのことまできちんと覚えているものだ。 だれかが、所属している職場を、やらなければいけない職務を放棄して、どこかへ消えて音信不通になってしまう、……という…
歌集 20÷3 作者:小林 理央 発売日: 2019/10/25 メディア: 単行本 『20÷3』は人間が「劇的に変化」する5歳から15歳までの期間に著者の小林理央さんが詠んだ歌を集めた歌集である。 さるがさる さるといっしょに りおもさるあとにはなにも のこっていない これ…
手を握ると、骨の脆さが伝わった キスすると、息の臭さにためらった それでも体は必要で 捨てることなど思いもよらない こうして山奥のメモリアルで こうして愛はいくらでも存続する 生きている者は 生きているとき特有の傲慢さで気づかないけれど 愛は永遠…
大学時代のサークルの先輩や後輩とオンラインで会う機会があり、その直前にかねてから楽しみにしていた友人とのアウトドアレジャーを会社の都合でキャンセルしていた僕は、そこでみんなに「キャンプ行きませんか?」「キャンプ行かない?」と見境なく尋ねて…
百年後リニアが街を駆け巡りテケテケはいない僕もあなたも 太陽の暈大きくて発展的に解消されゆく母なる大地 学校で悲しいことでもあったのか爆弾なんかつくったりして あの子から盗んだ手帳のメモ欄にピンクの文字で「手帳をかえして」 この街のアリスたち…
好きな国がある、というのはよく考えると不思議なことだと思う。建国の理念であったり、政治体制であったり、伝統や文化、国民のまとまり、といった個別の要素はあるにせよ、現実にあるどの国も、そういう説得力とはすこしずれた恣意的なひとまとまりをなし…
そもそも小食なのと、くるくる回されてから提供されるため実際の体積よりずいぶんお腹が膨らむという効果があるのだろう(同様に調理プロセスに「回転」が挟まるピザとかも、予想より意外とお腹いっぱいになる)。僕は4、5皿くらいでお腹がいっぱいになって…
こんなに身近にあるのになにも知らなかったのはなぜだろう海の中にも川の流れがあること大陸を持ち上げる冷たい力があること何万年も生き残る化石のような水塊があることそして、圧力の中に沈んでなおも何かを見つけようとする探求心にささげられた淋しい球…
じつはけっこう学問のファンなので、ノーベル賞によって世のなかに学問のニュースが街中にあふれ、学問以外の話をしていると時代遅れになってしまうこの時期を毎年けっこう楽しみにしている。 単純に知らないことを知れて脳がうれしい、というのもあるし、ノ…
はじめてラブライブ!のアニメを見たのは僕がめちゃくちゃアニメにはまっていた時期で、ラブライブ!の暦で言うと、ラブライブ!サンシャイン!!の1期と2期のあいだの期間だった。おかげでオタクとしてのありかたを学習した、いわば恩師と言えるようなアニメ…
/マスク最高〜!10月23日、あの #ボラット が帰ってくる。\続編を #Amazonプライムビデオ で独占配信✨#Borat pic.twitter.com/bWoNG0EJc2 — Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) 2020年10月2日 あの「ボラット」の続編がAmazonプライム…
人格改造マニュアル 作者:鶴見 済 メディア: 単行本 鶴見済さんの本『人格改造マニュアル』を読んでいた。「自殺をせずになんとか生きていきたい人が、薬物や洗脳、サイコセラピーなどの方法で人格を望ましいものに変える」ための手段が記された「実用書」と…
チャンピオンズリーグの組み合わせ抽選が終わった。この8個のグループ内で、各チームホームとアウェイでそれぞれ2回ずつ戦い、勝ち点を多く獲得した2チームが決勝トーナメントに進出する。試合をホームとアウェイで2度行う以外はワールドカップと同じ進め方…
願書を書いて浮き足立てば秋の夜の度が合わなくなってきた眼鏡 自分で決めたラッキーカラーのオレンジ色みたいにいつも元気でいたいな 手のひらのなかの小さく透明な〇(まる)を守って過ごす休日 いつもいく飲み屋で夢をくださいと注文をして最中をもらう S…
今日も自分の好きな曲と「聞く」以外の関わりかたをしていくぜ。 会社でとなりの席に座っている上司で、炎上案件を抱えていて、すこしでも炎上案件に集中しようと今日僕に6ページもの重い企画を丸投げてきた(締め切りは来週月曜だというのに)おっちゃんが…