推し(μ's)に連れていて欲しいポケモンを考える 2

小泉花陽 前回のときにμ'sのメンバーには、そのキャラのなんとなくのアトリビュートとなるようなポケモンのタイプがあるという話をした。小泉花陽の場合であれば、それはやっぱり「くさタイプ」ということになるでしょう。 なので、小泉花陽さんに連れていて…

チケットで天使に選ばれたものの

チケットで天使に選ばれたもののそれで安心ではない回廊を歩いていて危険なのはときおり現れる僕のことを好きなマゾヒストたち手伝いの申し出は悪意のない罠で点滅する矢印はひとつの流れを指し示すだけこう生きるんだという答えが見つかったあとも続く行進…

短歌 32

最後まで手札にAを持ったまま負ける子だったねあなたの弱さ 映画館で現代育ちの僕たちだ海賊に悪いイメージがない できないことたくさんあって当然だ お試し版の人生だから 旗を振る僕らの与り知らぬ場で銀河単位のやり取りがある 薪はそとに暖炉は家のなか…

トゥランガリラ交響曲

ついに「トゥランガリラ交響曲」について語るときが来たようだ。このブログをはじめたときから、ずっとこの曲について語る回を書くときのことがイメージのなかにあった。……というくらい、個人的に思い入れのある曲である。宇宙船に、1曲だけ曲を持って行っ…

推し(μ's)に連れていて欲しいポケモンを考える 1

星空凛 μ'sというグループは面白いことに、「もしポケモンの世界でジムリーダーだったらどのタイプを得意にしていそうか」のイメージについて、なんとなくコンセンサスがある*1。星空凛で言えば、「でんきタイプ」でしょう。 それに加えて、小動物的な、だっ…

パシンペロンはやぶさ

お風呂に入って歯を磨いて、さあ、あとは眠るだけ、となったあとYouTubeで心霊動画を探して見てから眠る、という毎晩の習慣があるのだが、それをしているときにおすすめ動画で流れてきたのがこれだ。 東海オンエア(初見だったので調べてみたところ、ヒカキ…

今夜聞いた曲♪♪♪♪♪

ビートが好きだったり、人の声が好きだったり、音楽を好きな人にはそれぞれ、音楽の諸要素のうちのあるものにとくに惹かれているものだと思っているけれど、僕にとってはそれは音の重なり、ポリフォニーとハーモニーなのではないかと思っている。 1.Who Need…

安田剛助「KILLER☆KILLER GIRLS!」は怪作

すごい漫画が始まった。アニメ化したらOPテーマは舐達麻かなごくちゅう! - ヤンマガwebhttps://t.co/2lbmZ1W4mm pic.twitter.com/TcMfudcG1X — ゼロ次郎 (@zerojirou) 2021年5月6日 https://t.co/tBLpNWuACp実は刑務所が舞台の日常系美少女漫画には既に偉大…

天国で聞くギャグみたいな音楽

「これはおそらく僕のために作られた音楽だろう」、と思えるような音楽を見つけると嬉しくなる。「僕だけのため」というとおおきく出ることになってしまうからそうは言わないのだが、きっとこれを好きになる、これに心を奪われて、どうしようもなく没頭して…

開いている飲み屋さんで人生の終わりを思う

上野に夜開いている居酒屋がある。しっかりお酒も出している。 いま夜開いているお店というのは、「やっぱりこのお店ならいま夜開けてるよね」って感じの格のお店であることが多い、という印象があるのだけど、そのお店はめずらしく、「いやあなたたちのとこ…

急にポストモダン文学っぽい記述を読むとうれしい

可能性としての国家誌―現代アフリカ国家の人と宗教 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者:小川 了 発売日: 1998/05/01 メディア: 単行本 という本を読んでいた。民族単位の、なんかこう、生きざま?みたいなのを描く民族史というのはあるけれど、それを国家単位でやっ…

ポケモン世界優勝、ビエラさん

最近好きでよく見ている面白いかたの話をしていいですか? 最近とても好きでよく見ているのが「ビエラ/ポケモン世界優勝」チャンネル。2015年のポケモン世界大会優勝者が、日々、ポケモンバトルの動画やポケモンにまつわるひとり語り動画をあげている。 どん…

1日でやる(小説)

友人がこれを、小説でやっているのを見て、「良い」と思ったので、僕もやります。ただ、1日でやります。 DAY 1 タイトルに色が入ってる好きな小説『オレンジだけが果物じゃない』(ジャネット・ウィンターソン) DAY 2 タイトルに数字が入っている好きな小説…

FC琉球が強い

もちろん、地元のサッカークラブなので、応援しているわけではないけれども、FC琉球のことはちょっと気になっていた。 それに、2021年に入ってからは「深刻な沖縄そばロス - タイドプールにとり残されて」で書いたような出来事もあり、あとシンプルに成績が…

推しcpの背後にパンク・ミュージックが流れていてほしい

「ガールズ&パンツァー」というアニメに出てくる*1押田と安藤というカップリングにハマってからもう3年以上が経っている。 オタクなので、こういうことをして一日をつぶしたりしてしまうのですが、推しの生きる物語の背後に流れる音楽ってなんだろう、推し…

夫が花束を抱えて戻ってきたとき

夫が花束を抱えて戻ってきたとき私はもっとたくさんの花が欲しくなっていた生活のなかでまれに手に入るささやかな勝利に私が顔をほころばせていたときあなたは大画面テレビの液晶に走った虹色の縦線にこころを傷めていた 水桶に集めた月の光であなたと初めて…

CL、ELがいつのまにかセミファイナル ほか

CL、ELがいつのまにかセミファイナル こちらの回でも推し語らせていただいた「プレチャン」がチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグのベスト4が出そろった、ということをきっかけに、このふたつの大会の優勝チームを予想する、という動画。 理由(僕の愛し…

ひさびさのJリーグ中立観戦

昔、DAZNを契約したてのころは、サッカーの試合がたくさん見れるのがうれしくて、自分の推しのチームが関係ない試合もよく見たものだった。土曜日や日曜日になると、14時から時間をずらして19時くらいまで開催される一日の試合をはしごして見た。 16時からコ…

「宇宙よりも遠い場所」 6話

「宇宙よりも遠い場所」については、すでに多くの議論が尽くされていて、語られるべきところはすべて語られているように思う。 ……ただ、6話だけ! 6話だけはもう本当に僕に語らせてほしい。繰り返しになってもいい、語りたい。12はもちろん、他のものもぜん…

20人くらい

インターネットのだれでも見れる場所で、とくにほかからなんのつながりも持ちこまず、作ったものを公開するということをしていると、だいたい20人くらいが足を止めてくれる、……という体感がある。 7年くらいまえにインターネットのべつの場所で、ちょっとし…

エイミー・C・エドモンドソン『恐れのない組織』

モラスはスタッフが何も言わないことに気づいて、じっくり考えた。おそらく、もう一度やってみようと思ったにちがいない――問題など一切起きていないかのような反応を改めてもらうために、専門病院が複雑でミスの起きやすいところであることをもう一度説明し…

短歌 31

蝙蝠が罪を重ねて飛ぶ日々の法定速度の幸せだった 「罠だ」って誰もが言うよ 目印は海岸倉庫の落書きひとつ 血を売れば暮らしてゆける あたたかくべちゃべちゃしている僕らの命 大人へとなりゆく君に裏切られつめたいままだ僕のソプラノ 妹もここを気に入り…

「移動なし」祝祭日

「もしきみが幸運にも2020年に東京に住んだとすれば、きみが残りの人生をどこで過そうとも東京はきみについてまわる」っていう書き出しで、いま修業時代を過ごしている未来の文豪の皆さん、オリンピックに沸く東京での暮らしや友人との交流の日々をノスタル…

選手は同じだが、監督が違う~20/21プレミアリーグ第29節 トッテナムvsサウサンプトン~

プレミアリーグ史上最年少でゲームの指揮を執ったわずか29歳の監督*1は、そのおなじ試合でプレミアリーグ史上最年少の勝利を手に入れた。 スクランブルの監督就任だったこともあり、その監督――ライアン・メイソン自身のもつビジョンだったり、思想がピッチ上…

今夜聞いた曲♪♪♪♪

ふつう音楽や本や映画の趣味というのは、趣味で集まった者どうしでないかぎり合わないものですが、最近会社の先輩と話していて、パンクロックが好きって話になって、The Clashが好きだというの話したけど「?」って感じで、半分諦めながら、「その系統でほ…

さりげなさと重大さの奇跡的な両立~志村貴子(原作:藤野千夜)『ルート225』~

まずはAmazonとAmazonに収集された僕の個人情報に感謝をしたい。どちらが欠けていても、藤野千夜さんの『ルート225』を志村貴子さんがコミカライズしたという神本がこの世にあると気づくことはできなかっただろう。 ルート225 (シリウスコミックス) 作者:…

100の好きな名前 上

「名前」ってじつは、なにについているかに限らず、良いんですよね。リズムがあったり、おっとするような言葉の並びがあったり、そして時には思いが込められている短い詩なんですよ。そのものに対してなにも知らないのに、名前だけを見てびびっと来ることと…

アイロニスト批判が刺さった~アラスデア・マッキンタイア『依存的な理性的動物』~

3年くらいまえに、「関心事について書かれているのではないか?」と思って購入したけれど、まあ~読まなかった本を今さら*1読み、自分のことのようにひきつけて感じるものがとてもあった。 依存的な理性的動物: ヒトにはなぜ徳が必要か (叢書・ウニベルシタ…

洋楽でしりとりがしたい

しりとりがしたいというのは嘘で、いつかその順番通りに聞き返すための、緩やかな理由でつながった音楽の列が欲しいのだ。 それで、曲のタイトルを使ってしりとりを、いまのうちにしていくことを思いついた。ただ、文字単位のしりとりだと曲どうしのつながり…

享受・解釈・結晶化~ジョン・ハスケル『僕はジャクソン・ポロックじゃない。』~

かれは生まれて初めて自分の世界の柔肌から手をさしのべ、人間的な接触をしたい気持ちにかられる。その気持ちにしたがい行動に出ようとするが、そうすることは自分の世界から出ていくことを意味する。いったん外に出たら、かれは世界のない人間になってしま…