2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
失くしたと言われてあげたライターもどうせ失くすのだろう いいけど 恋文の練習中に家猫が僕に興味を示してやまない グランドに雲がつくった影のなか体操服の僕らは憩う 夕暮れのバス停きみは魔女まずは奨学金の呪いを解いて? 日本酒が届き僕らは雨の日の落…
過去 1970年代 年 肖像 受賞者 国籍 ジャンル 備考 1970年 アレクサンドル・ソルジェニーツィン ソビエト連邦 小説 1971年 パブロ・ネルーダ チリ 詩 チリ人として2人目の受賞者 1972年 ハインリヒ・ベル 西ドイツ 小説 1973年 パトリック・ホワイト オース…
桜木紫乃さんという作家がいて、とにかく名前が爆裂かっこいいので非常に印象に残っていた。桜と紫というかっこよすぎる色の対比、桜~木~紫とボタニカルな漢字が一貫して続くことで生じている均整の取れた感、そして最後は乃という意味はとくにないけど形…
Twitterをしていると組体操の話題がよく流れてくる。そういえば組体操の思い出がある。 僕は当時地元の小学校に通う5年生だった。体が綿毛でできていたという事情もあり、体重が非常に軽かった。たしか、僕は重さ18kgの状態で小学校に入学し、毎年1kgずつ順…
最近、peppertonesという韓国のバンドにはまっている。まあまずは聞いてみてくれよ。 なかなか僕が読める言語での情報は見つからなかったが、とりあえず調べたところによると、KAISTというめちゃくちゃ頭の良い理系の大学出身(学部はふたりともコンピュータ…
今年のJ1リーグはこの試合も含めるとのこりあと3試合。優勝争いと降格争いがもっとも盛り上がる時期に差しかかっている。この試合前の時点で札幌は8位。降格の可能性も上位に食い込む可能性も数字上消滅していて、とくにモチベーションはない。それが災いし…
ちょっと前から月に3日だけ、とあるバーのお手伝いをしている。カウンターの内側に立って、お客さんの話し相手をしたりお客さんにお酒を作ったりするというのは、ちょっとした憧れのシチュエーションではないだろうか。 そんなことを楽しみながらやらせても…
前回、1949年までの発表が終わったところで、僕の読んだことある人はたった4名だった。ここで、最初の抱負を振り返りたい。 僕はわりと文学、とくに海外文学に詳しいと自分で思っているのでそこそこのスコアを期待したい。 いまのところまだ「そこそこのスコ…
妹が熱病にかかってしまった! 僕の命よりも大切な妹が! ……というのはすこし言いすぎだったかもしれない。僕はふだんは生まれ故郷を離れ、ずっと遠くの宿場町にある幼稚舎で商業の勉強をしながら馬の世話をしているのだが、そこでは友達にも親方にもめぐま…
蒲田に行ってきた。住みたくない街ランキングの上位ランカー*1であるということは知っていたが、個人的にはけっこう好きな街である。交通の便もそれなりに良く(京急とJRの駅が離れすぎという難点はあるが、かわりに羽田空港が近い)、駅前も発展していてい…
――毛深い象。街を歩きまわるのね。 クオンという韓国専門の出版社があり、そこから「新しい韓国の文学」というシリーズが出ている。韓国の現代文学というのは海外文学ファンの間でもそこまでメジャーなジャンルではなかったと思うが、この大量供給に後押しさ…
ひさびさにひとつのゲームを熱中してプレイした。とっても面白かったので、以下はその感想である。具体的なことは言いませんが、抽象的な形で終わりのほうまでネタバレを言うのでご注意ください。 タイムラインに印象的な形でこのゲームの話題が流れてきた。…
前回、1901~1919年までのノーベル賞受賞者を振り返ったが、知らない方だらけであった。結局、読んだことがあったのは1913年受賞のタゴールひとりであったが、頑張ったほうだろう。このペースで行くと2019年までに6名ということになるが、さすがにそういうこ…
まずはあるあるネタをひとつ失礼します。 知らない名前のシンガーソングライターの曲を聞いていたらびっくりするぐらいよくて、しかも再生回数もそこそこ、めちゃくちゃ多いわけではないけれど少なくもないちょうどな感じであって、「うし!掘り出しもの見つ…
ちょうど1か月くらいまえにノーベル文学賞の受賞者が発表された。いらないって言われたり選考委員がセクハラで訴えられたり、ニュースでは村上春樹に絡めてしか語られなかったりする散々な賞であるが、受賞者の一覧を眺めてみるとなかなか興味深い。 眺めて…
このごろはずっと職を探していて、その一環として淡路町で面接があった。そのことはあまり思い出したくないが、その帰り道に記憶に残る居酒屋があった。 それがこちら。店の外にメニュー看板が出ていて、「18:30まではハッピーアワー!! サワー・チューハイ…
まあ、料理とかと違って、お酒っていうのはどこのお店に行っても基本的にはおなじものが出てくるわけですよ。もちろん、ハイボールとか、お店で作るものはそれなりに個性が出たりはするけど、瓶から出して注ぐだけのものとかは、どこに行ってもおなじものが…
今夜は手抜きです。これまでの、個人的によかった回を並べます。もし、ほかに良かった回があれば教えてください。 友達がおらず、かわりに数学を愛していたころのお話。いまはめでたく友達がいるし、数学を憎んでいる。はてなブログではLaTeXの記法を使って…
とあるきっかけがあって、仮面ライダークウガを観ている。これを書いている時点で10話まで見たが、なかなか面白く、ふつうに見ていられる。 きっかけというのはこちら。平成ウルトラマンに詳しいモノブライト*1の出口博之さんが、平成ウルトラマンには詳しく…
ザクロ、という意味の英単語らしい。もちろん知らなかったし、数日後に再生どころか再認できるかも怪しい。もしかしたらこれ以降二度と出会わない語かもしれない。 いらすとやのザクロのイラスト 実家から送られてきたというザクロを同居人からひと切れもら…
(この記事には作品のネタバレが含まれますので注意!!) たくさんのひとが大絶賛していてめちゃくちゃ流行っているものをあまり見たり聞いたり読んだりしたくない、という20代のうちには卒業したいような悲しい癖が僕にはあって、それらを見たり聞いたり読ん…
最近、複数名の友人に同時多発的に「お前の大喜利への採点は甘すぎる」というご指摘をいただき、恥じ入った。そのうちのひとりには「まあ、そうだいくんは誰にでも優しくて、何事もいいところばっか見ようとするからそうなるよね」と言われ、屈辱的だった。 …
王様のためのホログラム 作者: デイヴエガーズ,吉田恭子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2016/12/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 主人公のアランはアメリカ人。中年のビジネスマンであり、昔はものづくり業界で大きな成功を収めていた…
好きな街の地形に以下のようなものがある。 こういうふうに川に大きめの橋がかかっていて、そこには大きめの車道が通っている。橋は大きく、地上からかなり高いところにかかっているため、車は川からちょっと離れた場所から高架に乗り込み始めなければならな…
トッテナム・ホットスパーは最高の移籍期間のあとは期待外れの夏を過ごし、さらに低調な秋を過ぎようとしている。とくにアウェーでの戦績が悪く、(実況の肩の言葉によれば)リーグ戦では去年の1月から9敗2分けらしい。 たしかに。チャンピオンズリーグのフ…
埼玉県、秩父市にあるキャンプ場でキャンプをしてきた。駅から数分歩くと着く川沿いのキャンプ場だった。ロケーションを生かして交通手段は電車。電車移動のためテントは使わず、キャンプ場に併設されているバンガローを利用した。キャンプ場はたくさんのお…
V・ファーレン長崎というJリーグに所属しているサッカークラブがある。創設は2004年。Jリーグに加盟しているなかでも若いほうのクラブではあるが、最近は着実に力をつけてきている。昨年度はJ1でプレーするというひとつの結果を残した。 さて、Jリーグのクラ…
埼玉スタジアム2002でサッカーの試合を見た。そのあとの散歩の記録である。浦和美園というのは埼玉高速鉄道の終点/始発の駅で、埼玉スタジアム2002の最寄りでもある。およそ2週に1回、サッカーの試合があるときには多くの人であふれ、大勢の人を捌くコンビ…
とはいっても登山はけっこう好きで(数をこなしているわけではないが)、2年前の夏には富士山にも登った。登ろうと決めたときには「日本で一番高い場所に行くという実績解除をするのもいいな」くらいのモチベーションだったけど、実際に登ってみるととても楽…
僕の友人*1も今日が誕生日なのだけど、今回はそれは無関係である。 推しの誕生日なんですね。知っているかたもいるかもしれませんが、11月1日は「ラブライブ!」の星空凛ちゃんの誕生日なのです。おめでとうございます! ラブライブ!は僕の世代ではかなり人…