路線バスをアトラクションとして楽しむというのは最近の個人的ホットトピック

 

 日田市を出発して向かったのが、天神。門司→小倉→福岡→日田ときていったんまた福岡に戻り、それから宮崎を目指すことに。この宮崎便はけっこう人もいて、たぶん僕の席だけ相席がいなかったんじゃないかな、という感じの具合でした。今回の旅では最長バス移動になったため、ここで運を使えたのは非常にうれしかった。

 

 このタイミングで朝ごはんも食べる。すこしずつ食事が豪華になっている。

 

 ついたのが「宮交シティ」というバスターミナル。ショッピングモールがついていて、しばらく見て回りながら時間をつぶした。このショッピングモールは宮崎駅から一駅分ほど外れたところにあり、意図的なのか競合の結果なのか、電車での結節点とバスでの結節点がちょっとずれている都市のつくりになっているっぽい。

 

 宮崎市には滞在せず、さらに路線バスに乗って日南市を目指すことに。この路線バスも非常にCOOLな体験でした。ふつうは観光地があり集落もある海沿いの国道220号を行く路線なのですが、この日は落石により通行止め。

 というわけでほとんどの区間をバイパスしながら内陸部の県道28号を進んでいったのですが、これがなかなか見れない光景でした。人がおらず、停留所もなく、信号もほぼないので、これは路線バスか?と思うような速さで進んでいく。路線バスをアトラクションとして楽しむというのは最近の個人的ホットトピックであり、たのしかったです。

 

 この日はちょっと豪華にしようね~と思っていたので宿は温泉旅館。川を臨むロケーションは最高でお湯も良かったです。あと館内着がシャツとズボンなのも非常にうれしかった。

 

 部屋はこんな感じのベッド+和室スタイル。夜も贅沢をして近くのうなぎ屋さんでうなぎを食べた。……のだが、サイドメニューのはずの豚丼かつお丼のほうがおいしそうすぎて、また来る機会があったら(今回はどちらも売り切れだった)これを食べたいなと思った。

 

 そしてよかったのが朝食である。パンだったりハムだったりスクランブルエッグだったりといったホテル朝食定番メニューも非常にクオリティが高かったのですが、それに加えて目玉メニューもあり、それがかつお茶漬け。

 かつおの刺身が惜しげもなくバイキングの一区画に並んでいて、薬味やだしとともにいただけるという趣向だったのですが美味すぎた。

 

 ホテル朝食バイキング、けっこう質がピンキリなのですが、たまにこういうハイクオリティなものに当たるとうれしい。