最近はまっているおつまみ

 

 お酒の話はもういいぜ。どうも!中毒者です。最近はまっているおつまみをあげていきます。

 

豆腐の漬物

 まずは豆腐の塩漬け。よく行く居酒屋さんでおまかせおつまみで出てきて「こりゃいいや!」と思っていたので、家でも作るようになった。余った豆腐の活用になります。

 これご飯のおともとしても非常に良くて、豆腐をご飯に乗せててきとうに薬味を乗せて醤油をかけて食べる、みたいな貧乏飯あるじゃないですか、あれをほんのちょっとだけ洗練させたような味になるのが良い。

 

マウイチップス

商品情報|株式会社ソシオ工房

 最近のポテトチップスと言えばこれ! ちょっとお高いですがそれの価値があるおいしさの堅あげポテトチップスである。なにか突飛な要素があるのではなく、塩、脂、芋、すべてのうまみが詰まっていて、完璧なポテチがあるとすればひとつの候補になるのではないでしょうか。

 ほかの味もあって、ただエビ味とサワークリーム味と、個人的にあんまり惹かれないものだったので無視していたのですが、たまに買ってみるとそれはそれでうまかったんだよな。

 

漬けもの 市販品

 個人的に思っていることとして、漬物、自分に合った商品を見つけるの意外に難しくないですか。大手の製品になるほど工業っぽい味がして、まあまずくはないけど…以上のものにはならないし、店内製造のものはなかなか味付けや風味、素材などに幅がある。また、失敗したとき消費するのがかなりだるい食品なのもマイナスで、挑戦を及び腰にさせる。

 そんな逆風の中、2番目によく行くスーパーで見つけたこちらの浅漬けはちょうど! ……欲を言えばもう少し塩味があるといいなと思うのだがご飯とあわせずおつまみにするくらいならこれくらいでピッタリである。ある日とない日があるのだが、店に行ってたまたまある日だったら必ず買う我が家の定番メニューとなった。

 

ポップコーン

 あるときネットサーフィンをしていたら、「ポップコーンは完全にコーン(野菜)なので食物繊維やビタミンが豊富、スナック菓子のように見えて実はふつうに栄養満点」という内容のウェブ記事を見かけ、その夜にはすぐさまマイおつまみリストにインしていた、それがポップコーン。僕はお酒と健康がなにより大好きなんですよね。

 実際つまみとしての性能は申し分ないし、あと、家で作ると家がちょっと映画館の匂いになってアガるのも良い。豆を大ロットで購入して、フライパンで炒って作っているので家計にもやさしい。完璧です。

お笑い芸人のYouTube動画で笑ったら寝る

 

 そろそろ寝なきゃいけない時間帯になったが、かといって、明日ちょっと眠いのを我慢すればべつに致命的にはならないなとも思ったため、「お笑い芸人のYouTube動画」を流して、笑ったら寝るということに決めた。

 日本にはたくさんのお笑い芸人がいて、その多くが週に3~6本ほどの動画をYouTubeに出しているため、どんどん見たことがない動画がたまっていく。消化しがてら、寝るきっかけも作れるのでおすすめです。

 

 まず見たのが「霜降り明星せいやのイニミニチャンネル」に投稿された、「魚谷プロは打ち方終わってる武田鉄矢と最後まで笑わずに麻雀できるか?」という動画である。

 モノマネに対してはとやかく言わないのが一流芸能人の品格、みたいなところがあるけれど、これはさすがに武田鉄矢も怒るのではないかなと思うくらいしんどくて現実感も残念ながらあるモノマネをせいやがしていて、非常に面白かった。ただ笑いはしなかったので次の動画を見ることに。

 

 次はさらば青春の光「高額当たり馬券を持っているのは誰だ?究極の心理ゲーム【馬狼】開催!!」を見た。毎回あらゆる抜け道を使って賭博をすることに熱をあげているこのYouTubeチャンネル、今回は競馬をしたあとその馬券を使って人狼ゲームをし、配当金を奪い合うというさらなる新構想を披露した。*1

 サムネを見て分かるとおり、企画も内容も非常に面白かったのですが、笑うまでにはあと一歩至らなかった。

 

 そのあと見たのは「パスタ好き小籔が激推しするペペロンチーノとは!?【洋麺屋五右衛門】」である。フットボールアワーのふたりと千原ジュニア小籔千豊がやっているYouTubeチャンネルで、たまにこういうチェーン店推しの企画がある。

 こちらは、「クレイジーペペロンチーノ」と題して、実は五右衛門のとあるペペロンチーノメニューがおいしいんだよということを主題にするものであり、ハングリーに笑いにいくというよりは、おじさんの素の、気の抜けたトークを味わうという側面が強い。もちろん面白いのですが、笑うかというとそうではないでしょうね。まだ、今夜は寝るわけにはいかない。

 

 「【夢】大ファンのさらば青春の光が目の前にいたら…スタッフに誕生日ドッキリなんだぜ!#204」が続きましてはとなった。個人的今年の推しグループ*2ぱーてぃーちゃんによるほんわか寄りのドッキリ動画である。

 ぱーてぃーちゃんのYouTubeはそんなにかっちりとしておらず、この動画にもじれったくなるような緩さがあるんですが、それが魅力的で非常にほほえましく見れました。いいグループや。ただ、動画としてのツメはそこまで決まっていないので、笑うということは当然できなかった。

*1:当然違法であり、通訳者の事件でナーバスになっているいまの警察にとっては摘発対象である。

*2:証拠:https://twitter.com/kageboushi99m2/status/1744981851239047176

あるてぃめっとよにん! なんか、曲良くないか…?

 

とてつもなく大好き ほか - タイドプールにとり残されて

 ちょっとまえに、M-timeという名義で活動しているコンポーザーが発表した「とてつもなく大好き」という曲を知る機会があって、なんかはまってしまってずっと聞いているという話をした。

 

あるてぃめっとよにん! - YouTube

 この「M-time」という人物が誰なのか、当然検索してみたのですが、Hitしたところによると、こちらの「あるてぃめっとよにん!」という、バラエティ企画や曲を4人で投稿している、「陰キャ」をモチーフにしたYouTubeグループのひとりらしいことがわかった。

 さすがに、僕はちょっと変わった趣味のオタク中学生ではないので、このYouTuberの動画を見てみるということはしなかったのだけど、なんとなくやはり頭の中に引っ掛かっていたんですよね。そういうのがいるらしいと。 

 

 そして今日導火線に火が回って、「あるてぃめっとよにん!」が1枚リリースしているアルバムを聞いてみた。……これがなんか、どうもいいんですよね。

 

 ボーカルもサウンドもべつに普通、というか比較的つたない寄りだと思うのですが、曲がなにしろ絶妙に良い。作曲者のメロディーセンスがポップ抜群で、それにシンプルながらすっと聞ける音と背伸びしててあか抜けない若い男の子という感じのボーカルが組み合わさって、なんとも言えないエバーグリーンな仕上がりの音楽になっているんですよね。

 どういう体制で制作されたものなのかはわからないのですが、狙ってこの感じに着地するのはちょっと難しいような、割れ物注意な青春の魅力がどの曲にもあるのである。

 

Night flyer / あるてぃめっとよにん! 【MV】【アイドルになりたい】

 おそらく、彼らの代表曲だと思われるのがこちらの「Night flyer」という曲。これはMVも素晴らしい出来で、……最初一回目見たときはかなり恥ずかしい気持ちになると思うのですが、そういうもんだと思って、キャラを理解してもう一度見るとしみじみ良いんだよな。これに類するものは日本ではもう制作されないのではないだろうか。

 

 彼らがどういう立ち位置の活動者なのか、なるべく原典の動画を見ずに知識だけ入れたいと思ったのだが、若者向けインフルエンサーの常で、記事的にまとまった情報はインターネットにはなかった。

 もしファンとかで、あるてぃめっとよにん!に詳しい人がいれば今度話を聞きたいので連絡くれるとうれしいです。

料理がしみじみ上手くなったものだ

 

 ちょっと前にAmazonで「冷凍食品セール」というものがやっていて、ポイント還元含めてけっこうお得にいろいろなものが売っていた。これは何か買わねば損*1だと思って買ったのがこちらの牛タンである。

 

肉卸直営 WONDERLAND 牛タン 厚切り 1kg (500g×2/厚さ約10mm) 肉 訳有り 訳あり 焼肉 人気 業務用 冷凍 BBQ ギフト 母の日

 ……なんとなくダメ商品っぽそうな予感がするの、わかりますよね。なんかこう、とりあえず売れようとはしているというか、うーん、一見さんに見つかることだけを狙っていて、長い関係性を築いてもらおうとしている人のことは目にもくれていなさそう、というか。

 

 でも、冷凍庫から取り出すだけでタン焼肉が食えると思うとその便利を手放すのもちょっと惜しい。ふだんならいろいろ考えて結局やめるところなのですが、その日はこれを買うとちょうどポイント条件にぴったり良かったんですよね。……で、買いました。

 

 金曜日まで待って、朝から解凍して、ビールもたっぷり買って家をビアガーデンにして、いざ仕事が終わると同時に焼き始めたのですが、なんでしょうというかやはりというか、思ったよりはおいしくない。もちろん肉ですし、がっかり商品とまで言うほどでは全然ないくらいはおいしいのですが、感動するほどではない*2というか。

 

 というわけで袋のうち半分くらいを焼き終えてから、第二波に取り掛かるわけでもなく、だらだらビールだけ飲んで過ごしていたのですが、そのちょっとあとにまたポジティブな気持ちが湧いてきて、どうせ感動しないのだったら、別の調理法も試してみようと思ったのだった。というわけで、タンをオーブンにかけてみたのである。

 

 そしたらすごくおいしかったのである。タンじゃないんですよ。タンはあいかわらず普通でした。ただ、タンから染み出てきた牛汁、これがね、受け皿をびしゃび者にするぐらい流れ出ていたんですがこれが非常に香ばしくジューシーだったのだ。感動した。

 

 タンはスープにするのが一番うまいんじゃないか?とその瞬間思いつき、あわてて冷蔵庫を見たら、なんとか中華スープをつくれそうな材料や調味料があったので、やってみたんですよ。そしたらそれもうまかった。

 

 それでしみじみ思ったんですよね。俺も料理がうまくなったものだと。技術とかはべつに、ソーセージをフライパンで空焚きしては表面だけ焦げ中は冷たく、あと煙で火災報知機は鳴る、という状況になりなんでだろう? と首をひねっていたころからはそんなに上積みはないと思うのですが、観察力というか、てがかり情報を収集して次の料理につなげていく洞察力みたいなものはかなり進歩したと思うんですよね。人間っていうのは改善の生き物なんだよなあ~感動である。

 そして今日は残りの牛タン一袋を使ってカレー*3を作りました。これもはっきりとはわからないものの、おそらくタンから出た出汁が味の下支えになっていると思う。おいしかったです。よかった。

*1:最近の趣味はまず第一にポイ活。

*2:せっかく牛タンを買ったのだから感動したいものである。

*3:普通シチューだと思うが、カレーが食べたかった。

「こういうのがいい」 ほか

 

「こういうのがいい」

[1発目 ①] こういうのがいい - 双龍 | となりのヤングジャンプ

 友人に暇な時間(@ファミレス)、携帯をちょい借りして読んだ漫画が面白かったので家で続きを読んだ。ゲームを通じて知り合った男女が、フランクな付き合いを始めるというお話。友達のような気軽さだけれど、肉体関係はあるし、なんならそこも相性がいい。

 たまに、シチュエーションにもプレイにもフェチにもほとんどこだわりのない、なんかするっと抜けていく水みたいなエロ漫画を読むことがある(で、「こういうのがいいんだよな」となる)じゃないですか、それを、要素をつけたしすぎることなく、延ばして連載漫画にした、という雰囲気である。

 

 ふだん漫画は机に座って、ディスプレイに映して読むことが多いのですが、この作品はいい意味で寝転がってスマホで読みたい感じである。

 

韮山 特別純米酒

伊豆の地酒:江川酒(えがわさけ) 坦庵(たんあん) 純米大吟醸 韮山(にらやま) 特別純米酒||伊豆・韮山の三島屋酒店||

 伊豆に行く機会があって、そこでたまたまよった酒屋さんで買ったお酒。地名がついているため、お土産にちょうどいいだろうというあまりコストをかけない考えかたでしたが、

 

伊豆半島唯一の酒蔵として
常にこの地ならではの酒造りを想う

万大醸造合資会社 – 静岡の地酒 静岡県酒造組合

 伊豆地域では唯一の酒蔵*1らしく、またこの「韮山」というのももともとこの会社にある銘柄ではなく、伊豆の地酒を復興したものらしい。

 

江川酒は、戦国時代から江戸初期にかけて醸造された。北条早雲命名し、田舎酒の五大銘酒として徳川家康にも献上されたと伝わる。

伊豆の地酒:江川酒(えがわさけ) 坦庵(たんあん) 純米大吟醸 韮山(にらやま) 特別純米酒||伊豆・韮山の三島屋酒店||

 

 味は一瞬「ん…」となったのですが、飲み進めていくと複雑な味わいがあって簡単にうまいとかまずいとか好きとか嫌いとか言えない感じ。ストーリーも含めて、いい出会いになりました。

 

見なくてもいいクラシコ

レアル・マドリード×バルセロナ|ハイライト】ラ・リーガ第32節|2023-24シーズン

 というわけで月曜日の早朝には、サッカー界でいちばん有名な一戦、レアル・マドリーvsバルセロナの「エル・クラシコ」があったのですが、マドリーファンの正直な感想としては「見なくてもいいな」というもの。

 それほどにミッドウィークの試合が強烈すぎて、別に勝っても引き分けでも、最悪負けでも全然いいこの一戦をどういう気持ちで見ていいか分からなかったですよね。

 

 というわけで起床してからゆっくり、仕事のBGV的に流し見していましたが、これはこれで劇的な熱戦だったようで……。とくに、ルーカス・バスケス選手がここにきてマドリー歴最高なんじゃないかという大活躍をしていて胸打たれた。やっぱり見ればよかった気もするな、となり、さすがは名にし負う一戦だな🤗となりました。

*1:かなり意外ではある。いくらでもありそうなものだが。

花見から5次会へ

 

 新しい土地で過ごす最初の一年というのはとてもよいですよね。新鮮な気持ちで、その年の景色やその移り変わりを楽しめるというか。沼津の春、桜スポットを見るのも楽しみにしていて、もともとはてきとうにちょこっと行ってチラ見して帰るくらいで済まそうと思っていたのですが、ありがたいことに花見の会に誘われることになったため、それで本格的な花見をしたのでした。

 

 13時ごろに沼津の街中にあるバーに集合。食べ物や飲み物をもって、香貫山というちょっとした山に登っていく。主催者はそのバーの店主さんで、集まるのはそのバーの常連の重鎮たち。当然僕一人だけ浮いており、「なんだかジャリが混じりこんでるな…?」という空気になりそうなものであったが、みなさま非常にやさしく、適宜話に混ぜてもらいながら、沼津の桜と外の空気、お酒やおつまみを楽しみました。

 

 ちなみに登るのはけっこう大変で、一休みせずにいくとちょうど山頂でへとへとになるくらい。そのシチュエーションで飲む酒は美味しかったし、ふもとでは「まああればつまむか」くらいの訴求力しか持たなかったいくつかの酸っぱいおつまみ、――とくになます、などは山頂では神の食べ物に見えましたね。運動した後の酸と塩は本当にすごい。

 

 さて、夕方に入る手前ごろには下山して、2次会へ。ここが僕単体ではほとんど行く機会はないであろうところだったので感動があった。見えますかね、こういうふうにいろりを囲む席があって、そこで熱した野菜やキノコなどを食べることができるというお店である。

 席はいろりを囲む形なので、12人前後でしか訪れることができない。もちろん厨房で作るその他の料理やお酒もおいしく、とても得難い経験であった。

 

 そのあとは韓国料理屋→ワインバー→その隣のバーと5軒目まで行くことになり、翌日にかなり響いたのですが、それでもまあお目こぼしいただける程度のはしゃぎようだったようだったので安心しました(記憶はもちろんとぎれとぎれにしかない)。

 ただ遊びの常として翌日には響いた。とくに朝起きたときメガネをどこに探してもなかったのはここ数年でいちばんのバッドでしたね。メガネなんて失くしたらその場を動けないんだから失くすわけないだろとふつうに考えて思うんですけどそれがないわけですからね*1。メガネがなかった1時間くらいは本当に落ち込みましたね。

 

 翌日は仕事だったので仕事をしましたが、ここ1年くらいでいちばんの正念場でした。ですが無事乗り切った。

 

 来年の春も楽しみです。

*1:結局家の物陰にあった。

短歌 82

 

挑まずに負ける毎日のメモ帳にどこまでも伸びてゆく三点リーダ……

 

 

ダメな飼い主でごめんねまたひとり枕はひとつでいいんだけれど

 

 

ある日ふとこれでいいかといなくなる生きてて出会うたくさんの人

 

 

空き箱にボタンを五つなにぬねの何をするにも独りが好きで

 

 

山手には夕日の落ちる保育園10人クラスに先生ふたり

 

 

散歩してふと開ければ水車おんなじことに時間がかかる