昔エリートの同級生たちと飲んだときのことをちょっと思い出した。なにかの拍子に話題が下品寄りになり、あるひとりが性体験談のなかで自分の局部のことを「俺のアクセンチュア」と表現したのである。
これがその場でめちゃくちゃウケて(僕も超笑った)、そのあとも「俺の三菱重工」「俺の農林水産省」「俺のベネッセコーポレーション」などといったかぶせがされたがどれにも味があった。所属する(見栄えのする)大企業と男性局部って、なんか確かに、どこか通じるところがあるものだなあと思ったものである。
僕は当時無職で、在学中からもそういう見栄えがする企業に就職できるような雰囲気ではなかったので、この面白流れにのれず、ちょっとだけ悔しい思いをしたものである。
で! ……自分の局部を自分の所属する大企業の名前で呼ぶときに、いちばんかっこいいのってなんなの? というのを時間を取って考えていた。いくつか、局部の隠語にしたときにかっこよくなる大企業を思いついたので、発表していいですか?*1
よくみると「堂」っていうのが男根のメタファー感あって男根との親和性が高いのだけど、それでいて全体的におしゃれな空気をまとっているのがいいですよね。洗うときボディーソープではなく専用のフォームをつかっている、などの手入れがされてそうだ。
「電通」も悪くはないんだけどやっぱり「電」の字でちょっとひえっとなる。
外務省
省庁系では飲み会の場にもいた「農林水産省」が匂い立つワイルドな感じで良かったんだけど、ほかは「外務省」がかなりいいんじゃないでしょうか。コミュニケーションとしてドライに楽しく、ときに事務的にセックスしまくっていそうだ。
あとは「日銀」も考えた。「銀」という文字がきらびやかだし。あと「日銀砲」と展開していけるのもいいですね。
ジョンソン&ジョンソン
これは、「ソン」が入っている時点で当然局部との相性はいい*2。そのうえ「え! ジョンソン単体ならわかるけど、『&』ってなに! もしかして2本あるのか! やば!」ともうビビらせることができるのがとてもかっこいい。「双日」とかでもおなじ効果が期待できるかもですね(局部感は薄いが)。
丸紅
これは……、すごく、色と形が出ているのでこのように使われると非常に生々しい。どちらも男性局部の形容にふつうに使われるワードではないので、新規性があるし、なんかこう頭で考えてじゃなくて実際に見て名付けた感があってリアリティがあるんですよね。ただ自ら名乗りたいかというとちょっと微妙かもしれない。腫れてるかもしれないしね。
これら5つの大企業(と省)に所属している人は、よければこういった社名の活用を、ぜひしてみてくださいね。