梅カフェに行ってきた/カジキマグロ博物館に行ってきた

 

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 茨城県大洗町にある、日本初の梅専門カフェ「ume cafe WAON」に行ってきた。9種類の梅から選んで食べられるお茶漬けだったり、梅スイーツだったり、梅シロップを使ったソーダだったり、梅をフィーチャーしたさまざまなメニューを楽しむことができる。

 

 ……そんななか、すでにその辺でちゃんとがっつり目に昼ご飯を食べていた僕が頼んだのは、こちらのメニューだった。

 

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 梅干し三種ダイレクト食べ比べセットである。いや~、勝算はあったんですよ。もともと僕はけっこう梅干をそのままかじりながらお茶を飲むのとかがけっこう子供のころから好きだったし。

 

 ただ、ここの梅干しは僕が実家で健康志向のおばあちゃんが食べていた減塩はちみつ梅干しとは違う、ハードコアなしょっぱさがあるもので、一口目から塩味できつかった。もちろん、梅干しごとの味の違いも味わえて、風味もとても良かったのだけど、なんにせよ塩!

 ……なんとか、甘い梅ソーダを追加注文したりして完食できたけど、手軽でお得なメニューだと思って軽い気持ちで頼むとちゃんと大変になるので注意してくださいね! 覚悟を決めて注文するなら、かなりレアでフォトジェニックな経験になるんじゃないかと思います。

 

 

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 そのあとは、おなじ大洗町にあったこちらの施設に来た。「大洗カジキミュージアム」だ。

 

 大洗はじつは「カジキ釣り」で有名なスポットでもあるらしい。最近はコロナで開催できていないものの、毎年夏に行われていた釣り大会は全国のカジキ釣り猛者たちが一堂に会する大きな祭典なのだという。……ちなみに僕の地元である沖縄もけっこうカジキ釣り人たちにとってはアツいスポットらしい。

 

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 見学は無料で、本物のカジキの大きさを伝えてくれる剥製や、カジキ釣り人たちの栄誉の写真、……そして『老人と海』を書いたヘミングウェイゆかりの地「キューバ」の写真もけっこう飾られている。大きかったり豪華だったりするわけではないが、志の感じられる素敵なミュージアムだった。

 

 ミュージアムの一角は子ども食堂になっていて、子供が集まってスマホゲームをしたり、ミュージアムのひとと親しげなあいさつを交わしたりしていた。

 

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 簡単なカジキスナックをいただいたが、お値段は100円。……子ども食堂なのでそんなものなのだが、稼ぎのある大人が頼むにはちょっと心苦しい値段設定だったので*1相応の額を募金して帰ることにしました。

 

 ここに書いた内容以上のことを、ミュージアムにいたお兄さんにいろいろ解説してもらった。聞いていて気持ちのいい解説だった。彼自身もカジキが好きなのだけど、まだカジキを釣り上げたことはないのだという。彼の今後の釣り人生と、大洗に暮らす子供たちの、両方に幸があってほしい。

*1:訪れた時点では無職だったが。