#4074. 「素朴な疑問」にひたすら音声で答える英語史の講義を行ないました
膨大なバックナンバーと話題どうしのハイパーリンクによって、インターネットでなにかを読みたいときにはとても良い選択肢となっているhellogがちょっとまえからラジオという新しい取り組みをはじめている。
ふだんは「#4068. 初期近代英語の -''ir'', -''er'', -''ur'' の融合の音声学的メカニズム」というようなかなり細かい話題を扱っていてそれも面白いのだが、ラジオ版では「#4075. なぜ大文字と小文字があるのですか? --- hellog ラジオ版」「#4083. なぜ q の後には必ず u がくるのですか? --- hellog ラジオ版」というようなちょっとカジュアルな話題が用意されている。話し声も聞き取りやすくて心地よい。おすすめです。
hellogは今年の3月にはまっていたものだった。ここにはそのとき自分がはまっていたものを書くことが多く、書いたところで満足して二度と触れないコンテンツもないことはないが、やっぱり気になっちゃって追いかけていることも多い。昔紹介したコンテンツのその後の展開について、すこしずつ触れておこう。
僕の愛してやまない兄妹VTuber、ぽんぽこさんとピーナッツくん(好きだと書いた回はこちら)は最近の動画で、さらに上にもうひとり兄がいる、ということを明らかにした。
「なんかちょっと言えなかった」「結婚してるやつはもういいよ」「いまは分かんないですけど(ピアス)開いてますよね」「マイルドヤンキーじゃねーか」という、田舎の家族の空気感と温度感をリアルに感じる言及が良くてもだえていた。
FF6、僕はやったことないのだけれどこのバグを駆使した低歩数攻略の熱狂的なファンである(好きだと書いた回はこちら)。やったことないのを隠してFF6ファンの会話にノリノリで加わったが正規のストーリーをまったく知らないのがばれて怒られた、という経験もあるがそれでも熱は冷めない。
「これで行けそう!」とルートが確定するとそのとたんにまた新しい技が見つかり、ゲームの骨格が明らかになっていく、という流れはいまも続いていて、たまに通知にこのチャンネルの新着動画を見つけると居住まいをただしてしまう。
「お魚さんがポケモンをプレイする動画が面白すぎる - タイドプールにとり残されて」で見たお魚はついにポケモンをクリアした。それなりに(趣旨を壊さない程度に)人の手は入った、ということもあるけれど、まさかこんなタイムスパンでクリアできるとは思ってなかったのでニュースを見たときにはびっくりした。
途中にこれまで人類によっては未報告だったバグを発見してもいる。そのときのチャットの盛り上がりはすごくて、居合わせた非日本語話者が「I can only read English, but I still know what the chat is feeling. Some things require no translation.」というコメントを残している。