沼津さんぽ記13 来てるバスに乗る

 

 今日も午前中…ではなかったが比較的早くに起きることができたので散歩をした。今回は駅前のバスターミナルに行き、とくに行先は確かめず、来ているバスに適当に乗ってみる。

 雰囲気を見つつ、運賃がまあちょっといいランチぐらいの値段になるまで乗って、そこで下車。そっから家まで歩くか近くに駅があれば駅を目指す、というつもりである。

 

 バスに乗り込むときに、最初の行き先が「市役所前」というのは見えたので、なんとなく行く方向はわかるのだが、……果たしてその後はどうなるのか。「下ります」ボタンを見つめながら、ちょっと緊張しつつ発車の時間(これももちろん何分後なのかはよくわからない)を待つ。

 

 結論としてはこんな感じのバス路線でした。#のところで川を渡るのかなと思ったら渡らずにそのまま狩野川を左手に見て上流へ進んでいく。正直一番帰りにくそう*1な方向だったので、最初にカーブを曲がったときにはちょっと萎えたが、

 車窓の風景はすばらしく、脳内ではセロトニンバチバチに出てて、萎えつつもガンギマリという二面性のある状態であった。

 

 ただ上流に進んでいくにしたがって伊豆箱根鉄道の路線とは近くなっていったので、帰りの不安は徐々になくなっていった。どこまで行くかな~と思っているうちに終点に到着、……ちょっとしたランチとまではいかず、まあ、物価高になる前のラーメンくらいの運賃で終了となりました。

 

 こちら側にはなにもないのでとりあえず狩野川を越えないといけないが、橋がこれ。歩道がな~い! まあ歩行者はダメと書かれているわけではないので、よけていく車に「ごめんなさい…」と思いながら気を使いつつ渡っていく。

 

 そのあとは北東に向かって進んでいく。ちょくちょく飲食店はあるが、どれもこの時間は中休み中。

 

 結局ご飯にありついたのは国道136号に出てからでした。そのあとはロードサイドを無心で歩いて行くが、途中で飽きてさらに東側のエリアへ。

 

 このあたりはなんというか特徴を感じにくい……、スプロール地区って感じなんですかね。まあそれはそれで無心で歩く分には穏やかでいいものである。

 土地と深く関連した生活が営まれている地域、新しい住宅地、さらに新しい住宅地、農業や工業や商業の専門地、それらが入り混じった場所……、それぞれ隣り合っていることも多いので、飽きたり気分を変えたくなったら行き来して、ちょっとずつ雰囲気を変えつつ歩くのが散歩の醍醐味でもありますし。

 

 日が暮れるころに二日町駅に到着。着いた瞬間に三島行の電車が出発*2していったので一瞬焦ったが、4本/1時間くらいと十分な本数があり助かった。なかにはけっこう人もいましたね。

 

 最後に沼津駅に戻ってきて、最初に乗ったのと同じ行先のバスがターミナルに止まっているのを横目で見ながら、……ちょっと生活物資を買い物して帰宅。

 ミステリーバスツアー楽しかったのでまた何回かやりたいですね。

*1:お店とかもなさそうだし…

*2:当然のようにラブライブ!ラッピングだった。