ちなみにとても食べ物で遊んでて汚いので苦手な人は見ないほうがいいです

 

 趣味のYouTube鑑賞をしていたらひさしぶりに声出して笑った動画があるので、そのチャンネルを紹介します。ちなみにとても食べ物で遊んでて画面も汚いため、そういうのが得意な人以外はあまり見ないほうがいいです。

 

 

 その動画というのが、こちら。

 

【ラジコンだけで料理】チキン南蛮

 「ラジコン料理☆らじくっく☆Radio Control Cooking Channel」さんの「【ラジコンだけで料理】チキン南蛮」。一瞬、「凄技」系の動画かもしれんな、と思って再生ボタンを押したのですが、画面に映っている男性がバカだということがわかるまでのスピードがとにかく速い。

 

 このへんでいったん動画を止めて、まずチャンネル登録をしちゃったよね。それから息を整えて続きを見ました。なぜクオリティを確認しきらずにチャンネル登録をしたかというと、最後まで見て「なんかいまいちだったな…」となったとしても、でも、最初の一瞬でこの人すごいバカかもしれん…とわくわくさせてくれただけでもう十分だというか。俺のささいなチャンネル登録数1をこの人の数字に加えてもらっても構わないという気分になったというか。それぐらい感銘を受けたオープニングだったんですよ。

 

 そのあとはまあ、フードクラッシュという原始的な笑いが続くのですが、テンポのいいカット割りと落ち着いて聞きやすいナレーション、視聴者を離さない動画の構成力があるのが素晴らしい。

 たぶんYouTubeそのものは長くやっていて、流行りのチャンネルは見ていて、動画作成の技術もしっかり身についているひとなのでしょうね。やっていることがこれなだけで。

 

 あと、このチキンをひっくり返すところとか、頑張りすぎてないのもいいですよね。ラジコンですべてをやるというところにこだわらず、ラジコンでは不可能なことはしっかり自分の手でやるという。

 

ラジコンだけで「フレンチトースト 」作った末路【ラジコン料理】Cooking with 'French toast' only radio-controlled cars

ラジコンだけで「鏡餅」作った末路【ラジコン料理】Cooking 'Mochi' with only radio-controlled cars

 過去作も見てみたのですが、こちらでは顔出しや料理チャンネル風のナレーションはしておらず、かわりにサイレントであることで、こう、ラジコンたちが意思を持って動いている、……「モルカー」的な? ホビーアニメのようなほほえましい雰囲気となっている。

 

ラジコン料理☆らじくっく☆Radio Control Cooking Channel - YouTube

 現在の登録者数は4020人で、再生数は1000も行けばいいほうという感じだが、なにかひとつあれば跳ねそうという感じはすごくある。というか僕のアカウントのおすすめに上がっているという時点でもう跳ねているのかもしれない。

 

 だとすれば、2年前から一貫しておなじコンセプトで投稿し続けている人が報われる瞬間を目の当たりにできているというわけで胸が熱いですね。すごい熱意があるか、あるいはラジコンのことがめちゃくちゃ嫌いじゃないと、とくに伸びているわけでもないこのような動画を部屋の掃除をしながら投稿し続けるというのはできないでしょうからね。

 

 おすすめです。