最近、複数名の友人に同時多発的に「お前の大喜利への採点は甘すぎる」というご指摘をいただき、恥じ入った。そのうちのひとりには「まあ、そうだいくんは誰にでも優しくて、何事もいいところばっか見ようとするからそうなるよね」と言われ、屈辱的だった。
自分ではまったくそんなつもりはなかったので、深く反省するとともに、もっと客観的な目で見れるように、今後の改善をご約束いたします。
チョ~痛 pic.twitter.com/ta2hkNkJyx
— soudai (@kageboushi99m2) April 23, 2018
素朴さを武器にするタイプの回答である。そのわりには「チョ~」の部分を半角カナにするという小細工をしていて、成功とはいえないまでもマイナスだということもない、非常に限定的な効果をあげているのではないか。
この回答にはメタゲーム性が隠れていて、お題がインターネットを一回りして複雑なボケが出尽くしたころにこういうのを置くと意外と笑いが取れることがある。きっとこれをツイートしたときの僕も先人の面白いボケをひととおり見たあとだったのだろう。
55点、というところだが、「お前の大喜利への採点は甘すぎる」と言われたのを真摯に考慮し、-100点して最終の結論としては-45点とする。
①破壊
— soudai (@kageboushi99m2) October 16, 2017
②破壊
③闘争
④治癒
⑤闘争
⑥愛-Love- pic.twitter.com/LjIr6H4J5i
なにこれ。7いいねがついているけど、このいいねが「だめだね」の意味でのいいねでないとすれば、このスピードについていける人類がすくなくとも7名存在したことになる。
とがった回答ではあるが、一応ボケとしての流れや計画性のようなものは見て取れる。ものではなく現象に着目して「破壊」という面白ワードをあてた①②のあと、③④はちょっと無理やりかなって感じを出したところで、5の「闘争」でかぶせる。かぶせつつ、「①②③④は現象の解釈であり、ボケの画像に回答で新たな事態を付け加えているわけではないが、⑤ではお題の空白で行われる出来事、として回答を提出していて、これはお題に新たな事態を付け加えている」という意味ですこしこれまでのボケとは手を変えている。最後の⑥の落としはやや強引だが、それが売りどころであると語っているように思える。
個人的にも好きなボケなので80点を与えたい。しかし、「お前の大喜利への採点は甘すぎる」と言われたのを真摯に考慮し、-100点して最終の結論としては-20点とする。
年度末 pic.twitter.com/g7dYuCB0rk
— soudai (@kageboushi99m2) March 17, 2017
こちらは陳腐で安易である。もし僕だったらこんなボケを思いついてもインターネットで公開するようなことはないと思うが、人間には、どんなにつまらないとわかっていてもなにかをツイートしてなにかの反応をもらいたい日がある。きっとその日もそういう日だったのでしょう。
3点だが、-100点して、-97点とする。
オチを言うな pic.twitter.com/EqW08wo31c
— soudai (@kageboushi99m2) April 27, 2018
なんか悩ましいですよねこういうの。お題に対して正解を出しているような感じがあるんですけど、いまいち面白くならないっていう。言いかたの問題な気もする。このボケでは鋭さを重視して、まったくしずちゃんが言いそうにもないし、最後のセリフの絵からしても言ってる感があまりないセリフをチョイスしているが、成功しているとは言えないだろう。
しかし着眼点としてはいいところをついている気がするので、もうすこし手を加えられないか頑張ってみた。
それ、私が言うはずのオチ~
まあ27点で、客観的ポイント-100点を付与して合計-73点というところでしょうか。