11月1日は誕生日

 

 僕の友人*1も今日が誕生日なのだけど、今回はそれは無関係である。

 

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 推しの誕生日なんですね。知っているかたもいるかもしれませんが、11月1日は「ラブライブ!」の星空凛ちゃんの誕生日なのです。おめでとうございます!

 

 ラブライブ!は僕の世代ではかなり人口に膾炙しているコンテンツなので、オタクでないひととの会話に登場する場面も多い。アニメの会話になって、ラブライブ!が好きって話になって、推しキャラは凛ちゃんです~、みたいなことを言うと「え?」みたいな顔をされることが多くてびっくりしている。これはべつに星空凛ちゃんのすごさを分かっていない方々のことを見下しているわけではなく、ただ、シンプルに、含みなく、率直な驚きの感情を表明しているだけである。

 

 たしかに、星空凛は現実には存在しない名字をしていたり、語尾に「~にゃ」とつけるという現実には存在しない口癖を持っているのが辛いということはあり、一定の理解はできる。

 

 そんな星空凛ちゃんがなぜ好きなのかというと、やっぱり「2期5話」である。僕のブラウザでは「2期5話」と検索するとラブライブの2期5話で結果が埋め尽くされるくらいになっている。話の全体的な内容はそこまで褒められたものではないのだが、ある一部分に本当に共感してしまった。

 

 話のなかで、諸事情により1年生のなかから暫定的なグループのリーダーを決めることになる。そこで、他人のことをたいしてわかっていない上級生たちが凛ちゃんをリーダーに推挙するのである。

 

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 同級生も「凛ちゃんがいいよね~」なんて無責任なことを言うし、先輩は「意外ね。凛だったら調子よく引き受けてくれると思ったのに」みたいなことを言う。でも凛ちゃんは乗り気ではなく、弱々しく茶化しながらなんとかその提案から逃れようとする。

 

 このシチュエーション、ほんとうに見覚えがある。集団のなかでの賑やかし役、みたいなのを買って出ていると、こいつは目立ちたがり屋なのかな?と勘違いした上司がリーダー役を振ってきがちなんですよね。僕はもうこのシチュエーションに人生で何度も遭遇したし、そのたびに、とはいっても僕のことを評価してくれているということなので無下に断るわけにもいかずなんとなく笑いでごまかしながらなかったことにならないかなって心のなかで祈る、そういうことをなんどもやってきた。2期5話のこのシーンを見たときは毎回、ほんとうに星空凛に共感してしまい、勝手な仲間意識のようなものをもって話の行方を見守っていた。そのあと周囲の仲間から受ける説得とか、それに折れる感じとか既視感があって本当に切ない。

 

 僕はいまだにリーダー役となった自分によい思い出がなく、永遠の賑やかし要員でいたいと思っているが、凛ちゃんはこの経験をポジティブな方向に消化し、ひょっとしたら代替わりのあとは彼女がリーダーになるのかもしれない。そう考えるとやや寂しい気もするけれど、せっかく推しているので、できれば弱点を乗り越えて、もっともっとよい人間になっていただきたい。誕生日、おめでとうございます。

 

 

*1:年がちょっと離れているし、おおきくお世話になっている人物で、そういう関係のひとを「友人」と表現すると怒られる場合もあるけれど、彼に関してはたぶん、そういうことを気にするタイプではないと思うのでこう書いた。もし嫌でしたらごめんなさい! 這って謝ります。