イングランドvsスイス
エンボロがゴールした*1ことで75分目からやっと人の興味を引くものになったこちらの試合。このままイングランドが落ちるか……、正直個人的にはこれまでの両国のサッカーを見て、スイスのフットボールがイングランドのアンチフットボールを成敗してほしいと思っていたので、けっこうわくわくしたのですが、そんな時間も長くは続かず、サカが無慈悲なカットインシュートを決めて試合は振り出しに。そしてPK戦に。
PK戦なんですが、イングランド強かったですね……。*2ケインやフォーデンを下げたんですが、でも残っているメンツから5人選んだときPKを外しそうな人はいなかった。……というかみんな自信を持っていて、メンタルだけじゃなく「こう蹴る!」みたいな形、準備があったような感じ。
🏴 #ピックフォード のボトルに…🧤
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) 2024年7月6日
アカンジのキックをセーブし、#イングランド代表 を #EURO2024 準決勝へ導く活躍を見せたGK ピックフォード。
ボトルにスイス代表の選手たちの名前と、どう対応するかを書いたメモを貼ってPK戦に臨んだ。 pic.twitter.com/qgCrzeHGhD
こういうツイートも見たし、今回まじでPKは絶対落とさないという強い準備をもって臨んでいたのではないか。そう考えると、代表の短い練習期間では試合本編まで手が回らなかったというのもわかる気がする。
オランダvsトルコ
この試合はとても面白かった。準々決勝のほかのカードと比べると両チームともここで戦っている時点でノルマクリアというか、「祖国を必ず先に進めなきゃいけない」というプレッシャーが少なそうな感じで、のびのびと、自分たちの狙いを優先してポジティブにプレーできていたと思う。
そんな中で先制したのはトルコ。ギュレルのきれいな弾道のクロスからでした。その前もこぼれ球をPA外から巻いて直接ゴールを狙おうとしたり、ちょっとものが違う存在感を見せていたギュレル…。完全に来季のマドリーにポジションがある。*3
しかし、オランダも後半開始直後からヴェフホルストを投入して本気戦術で追いつきにかかる。*4攻めは非常に効果があり、2点取って逆転に成功。そのままリードを守り切った。
トルコも攻められながらカウンターでチャンスを作り、また逆転されてからは追いつくために特攻をしかけ、たくさん決定機を作った。どっちが勝ってもおかしくない、ミラクルなゲームでした。
あとabemaの放送では戸田和幸さんが解説していて、懐かしかった。良かった。
ベスト4
これでベスト4に勝ち残ったのは、スペイン・フランス・イングランド・オランダの4チーム。優勝予想というわけではないですが、これまで試合を見てきた中でいちばん優勝に値するのは、やっぱりスペインだと思います。(みんなそうだとおもいます)