『現代乳酸菌科学 未病・予防医学への挑戦』
現代乳酸菌科学 未病・予防医学への挑戦 / 杉山政則【著】/矢嶋信浩【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
という本を読んでいた。ゲノム解読や腸内細菌叢といった話題から乳酸菌について解説し、健康食品など、応用先の話もいっぱいしてまとめる内容。網羅的だったり、基礎的だったりするわけではない薄い本ですが、その分読みやすくて面白かった。
この「共立スマートセレクション」というレーベル、多分初めて読んだと思うけどなかなかよさそう。面白かったのは各本に「コーディネーター」という、あくまで専門家サイドの人間なのだが、本づくりにあたっては「テーマの選定をして著者を探す」という、編集の仕事をする存在を用意して、その人を著者と並んでクレジットしているところ。専門的知識がある人を企画の発生源にすることで、一味違った教養書をつくろうや、というコンセプトなのかも。
デザインもスマートで好きです。レーベル単位で推していこうかな。
EURO 2024 ラウンド8 ポルトガルvsフランス
フットボール的にも、フットボール以外のところでも、いろいろな素晴らしさと話題があった本日一試合目と違って、こちらは国際大会らしい締まった展開になった。この展開を強引にこじ開ける「個」さえ見れればいいと期待していたのだが、クリスティアーノ・ロナウドも、エンバペも、「いい選手」どまりのパフォーマンスだったのが切なかったですね。
試合は時間を下るごとにトーンダウンしていき、延長戦は「まあPK行こうや」感がすごかった。*1
で、PKになるとちらつくのは前のラウンドで脅威の3セーブでPK戦勝利理論値を叩いたポルトガルのGK、ディオゴ・コスタなのですが、今日見ると「あれ? このキーパー、別にPK上手くない」と思ってしまった。わりと先読みして二分の一で跳んでしまう傾向があり、胆力のあるフランス人たちに簡単にゴールを奪われてしまっていた。
ポルトガルもキッカー陣は悪くなかったのですが、日ごろの行いが悪く、悪い風水を身にまとってしまっていたジョアン・フェリックスがババを引く形で終了、フランスが勝ち抜けとなりました。
9月上旬、成城石井が楽しみすぎる
素晴らしいニュースがやってきましたね。そう、生活圏に成城石井が新しくオープンするのである。
生活圏に成城石井があったのは、うーん、(あっても使わないため正確には思い出せないのですが)たぶんこれまでの人生でなかったと思います。それが人生で一番生活に回せるお金に余裕がある今この時期に、思い立った瞬間すぐいける場所に新規オープンするとは。人生には夢があるんだな~ということを思い出させてくれるような出来事である。
ただ……、気になるのは競合スーパーとのカバーエリアのかぶりである。成城石井建設予定地の近くにはもうひとつ、しずてつストアというこれもまたいいスーパーがあって、しかもけっこうしずてつストアって、チーズとか調味料とか缶詰等の加工食品とか、なかなか質のいい、グレードの高いものを仕入れているんですよね。もちろん普段使い帯の商品もちゃんとあり、その上にいくつか+α上乗せしているというスタイル。*2
そんなしずてつストアもけっこう好きでこれまでもお世話になってきたので、この両者の関係がこれからどうなっていくか、心配がありつつも楽しみでもある。うまいとこバリエーションをかぶらせず共存して、「あー、レトルトはこっちで、生ハムは向こうで…、」みたいな、お買い物に楽しいめんどくささが生まれるような状況になったらうれしいな。*3