スパイス・ハーブがとても好きで、使いこなせないのによく買ってしまう。使いこなせないので、料理が出来上がったあと、てきとうな考えで「一味足して俺オリジナルのテイストにしよう😋」となって調味料用ラックにある小瓶を手に取り、勘でかけたりする。
コショウとかバジルとかのおなじみのスパイス・ハーブであれば基本的には美味しくなるので別にいいのだが、問題は使いこなせないのに買った変わり種スパイス・ハーブに目が向いたときである。「不味くはないんだけど、なんか変な味になったな」「かけないほうが良かったな」となることもけっこう多い。偶然料理とうまくマッチして、おいしくなることもたまにあるのですけどね。
S&B ヒハツ(パウダー)(パッケージ 瓶): 香辛料・調味料|エスビー食品公式通販 お届けサイト
そんななかでも、買ったはいいが何にかけても「う~ん」となってしまっていたのがこれである。「ヒハツ」、またの名を「ロングペッパー」。
先に不平から入るんですが、「ロングペッパー」という名前があれじゃないですか? ホワイトペッパーとかと同じコショウの仲間か! じゃあなんにでもマルチに使えるだろう、と思って購入したのですが全然別物で、ほんとに変なにおいがするんですよね。食べ物にへんなにおいを足す粉! 何もマルチじゃない*1。
で、今日も出来上がった料理(麺系)に適当に「ロングペッパー」をかけたんですよ。やはり変な風味がして、不味い寄りですがまあ食えなくはない。それで食べながら、「ロングペッパー 匂い 変」で検索してみたのです。すると、
「ロングペッパー」私は大好きなのですが、家族には不評なので昼間誰もいないときにだけ使っています。夫や子供が言うには「○○○」の匂いがするらしい…。笑
という主婦の意見がヒットしたんですね。そしてこの「○○○」が絶妙にイヤな物質で、しかもたしかに言いえて妙だったので、食べながらちょっとオエっとなってしまった。それまでは奇妙な風味だなと思っていたものに、ラベルが貼られてしまったことで、生理的な嫌悪感と結びついてしまったのです。(同じ悲劇を繰り返さないため「○○○」が何なのかはここでは伏せ*2ます)
そのあとはほかのスパイスをたくさんかけて、ほかの味でマスク、なんとか食べきったのですが、味わいながら「奥のほうに○○○がいるな…、う゛…🤢」となる瞬間が何度もあった。つぎヒハツを使っても多分同じ生理的状態になるだろう。
「ヒハツ」ひと瓶まだたくさん残ってるのに! ――たぶんだけど、ヒハツを使うのがデフォルトな料理にさえ使えばあの「○○○」の風味はしないはずなんですよね。自分の買い物を「間違った選択」にしないために、今日ここから「ヒハツ」のおいしい使いかたを探していきたい。いく!
もし知っている人いましたら教えてください。