短歌 20

 

百年後リニアが街を駆け巡りテケテケはいない僕もあなたも

 

 

太陽の暈大きくて発展的に解消されゆく母なる大地

 

 

学校で悲しいことでもあったのか爆弾なんかつくったりして

 

 

あの子から盗んだ手帳のメモ欄にピンクの文字で「手帳をかえして」

 

 

この街のアリスたちから教わった八不思議には四つ目がない

 

 

質問に答えるけれど質問はしない素敵なケースワーカー