ドラクエ7と言えば謎の神殿の謎解きですよね。リメイク版では「ダルすぎる」ということで削除されてしまい、一理あるのですが、やはり僕はここが大好きでこれがあるからこそプレステ版が大好きです。
そんな「謎の神殿」の数あるギミックのうち、個人的な好きな順ランキングを発表していきます。
第6位 絵合わせ
ここが最下位である。ラスボス的な一番手の込んだ謎解きで、初回はけっこうわくわくするのですが、周回プレイになると途端に面倒くさくなる。もう望遠鏡は覗かずに、「あのモンスターはたしかいなかったな」という知識をもとに総当たりでクリアする人も多いのではないでしょうか*1。
5位 聖者の武具を備えるところ
これも初見は楽しいですが…、系ですね。とくに周回プレイだと謎の神殿のヒントがある最深フロアまで行くのが寄り道になっちゃうので、短気な人は4つの武器の順列4!=24通りを試して突破しちゃうことまであるのではないでしょうか。
ただ、ここはさすがに初回プレイ時のドキドキがすごい、パズルのラストピースの部分なのでその興奮を加味して絵合わせより上位としました。
4位 無限ループ
ドラクエシリーズ、そしてJRPGではおなじみのギミックですが、謎の神殿verだとけっこう直前にでかでかとルート指示があるので難易度は低めとなるでしょうか。これも最初にヒントに気づいたときの感動を今でも覚えているし、解きなおしも楽なので周回プレイでも障らない。4位です。
3位 青と赤の炎
ここのパターンは子供のころからずっとおぼえているので上には火をつけず直で行く。 pic.twitter.com/apnNm9lsEk
— soudai (@kageboushi99m2) 2024年1月16日
こちらもやや面倒めだが、おぼえていれば多少ショートカットできるのと、あと演出が気合入っていて良いなということですこし加点してこの順位に。ルーラで謎の神殿に飛ぶとこのフロアにつくので、「この謎、解いたなあ😋」と冒険の終盤まで思い出してほくほくできるのもいいですね。これは記憶をなぞるしかないほかの謎にはないポイントである。
でもいま思うとこれ冒険の書のあとにあるんですよね。なんで、あれのあとにもう一個ハードルを追加したのか、バランス悪くないか?とはちょっと思いました。
2位 水の流れを変える水晶
物理的に大掛かりな仕掛けで、「冒険している!」って実感があるのいいですよね。それと、水晶がぷにっとしたビジュアルで、落ちても割れないし、また投げるときのモーションもなんかぎこちなくて、なんかちょっと愛らしい手触りなのもいい。
海底都市の壺とか、あとごみ捨てをするところとか、ドラクエ7では持つ・投げるというアクションを使って進むシーンがちょっとだけあるんですが、いま思うとこの「持つ・投げる」、シリーズが3Dポリゴンを採用したからそれを使った何かアクションを入れたいよねというボトムアップの考え方で組み込まれたものなのかなとちょっと思った。
花とか花瓶とか酒瓶とか何の意味もないものも投げれたりしますからね。そのうえで投げた物体が描く軌道はかなり適当というか。ゲーム上絶対必須ではないんですけど*2できるからなんか遊び心でいれた、みたいな。そういう緩い足し算の発想があるのも味があっていいと思いました。
上司がジョブズだったらこういうのは削除するんだろうけどね。
1位 炎を消して動かす像のところ
これは思い出補正というか、僕が人生ではじめてRPGの「謎解き」に自力で気づいたのがここだったのである。それも急にじゃなくて、何フロアも遺跡をさまよいながら、「ここの火だけなぜか消せるぞ」「消した火を点けなおすために像が動くぞ」「……ということは…」というふうに、時間をかけて段階を踏んでやっと見つけた、その時の快感を今でも覚えている。
有名な「つまらなかったわじゃあね」とマリベルがどこかいっちゃうあれの直後のシーンなんだけど、キーファがマリベルに一切関心ないの萌えるんだよな。 pic.twitter.com/Ceit9Quaay
— soudai (@kageboushi99m2) 2024年1月16日
人生の中でもこの遺跡は本当に原初の体験なんですよね。そしてそれをいっしょに行ったキーファはマブダチ。一生大好きだ。