ドラクエ7プレイ日記1 エスタード島に流れる時間

 

 思い入れの深いゲーム、ドラクエ7をプレイし始めた。とくに早さや効率は求めず、攻略情報を見ないとか町の人には全員話しかけるといった特別な縛りも設けずに、ただプレイしていきたい。時間はけっこうかかりそうだが、半年くらいで4精霊まで倒せるといいですね。

 

 夜のうちに10Gを取得してスタート。夜の教会で「世界にはこの島の他には海しかない」という神父さんの話を聞くのも個人的なドラクエ7開始時の恒例行事である。しんみりした気持ちになれますよね~。

 

 ドラクエ7の序盤は何回かプレイしたことがあるのだけど、伝統的に毎回しんじゅ玉ルートを使っていた。なので、今回はちょっと変えてホットストーンで進めようとしたのだけど、意外にホットストーンの入手フラグをどこで立てるのか覚えておらずちょっと手間取った。

 

 ちょっと試行錯誤した後、無事回収成功*1。ここでとった場合はなんかの機会に奪い返されちゃって、改めてシナリオで必要になるあたりでまた貸してもらいにいくんでしたっけ。うろ覚えであるがこのプレイ中にわかることでしょう。

 

 でも改めて思うのが、このドラクエ7というゲーム、神殿に行くまでの最序盤のパートをなるべくゆっくりこなしたほうが最終的に愛せる作品になる気がするんですよね。さっさとフラグ順にすすめていけばすぐなんですけどそうではなくて。

 

 なにも起きない平和な、……話の種と言えば嘘かほんとかよくわからない話をしてはは飲んだくれる変なおじさんのことくらいしかないこのゆったりとした時間の中で、主人公周りだけがなにか面白いものを探そうと歩き回ってて、でも進捗はちょっとずつしかなくて、……というもだもだした空気を自分でもロールプレイしたほうが絶対にいいはずなんですよ。*2来訪から数日で事件が起こって解決するこれ以降のシナリオとは、時間の進みかたが違うはずで、その空気に浸るのがドラクエ7のいちばんリッチな楽しみ方なのだ。

 

 それだからこそその後の序盤の過去世界シナリオの悲惨さや、遠い場所に来た、とんでもないことが始まってしまった感が際立つ。実際僕も人生で初めてプレイしたゲームとして、ゲームのお作法もなんもわからず、マジでしらみつぶしに3ヶ月くらいかかって神殿まで行って、結果ドラクエ7が一生忘れられないオンリーワンのゲームになったのだった。

 

 あと、最初にすすめるべきシナリオがあんまりつかめないうちに、街をのんびり探索する経験をしておくと後々の石板探しもそんなに苦戦しないと思う。これから初見プレイをするという人は、城を探索しろとは言わないが、城下町のすべての家のすべての部屋くらいには入っておいた方がいい気がします。回転しないとわからないドアとか、一度家を出てからじゃないとアクセスできない隣の部屋とかの練習ができる、良いチュートリアルですので。

 

 まあ僕は何回もこの辺はやったので40分くらい遊んだところで切り上げて、謎の神殿の攻略に向かいます。次回「ドラクエ7プレイ日記2 謎の神殿のギミック好きな順ランキングTOP6」で会いましょう。

*1:絶対しんじゅ玉が楽だよな~。今回はあまのじゃくなのであえてしんじゅ玉は一切取得しません!(古びたメガネはありがたく回収した)

*2:実際キーファのセリフも、このパートはすぐじゃなくて1週間くらいは経ってるような雰囲気ですからね。アミット漁も1日の漁ではなく遠洋まで行く操業だったと理解している。