電車でひと席あけて ほか

 

電車でひと席あけて

 電車で向かい側に、学校の制服を着た男女二人組が、間をひと席あけて座っていた。

 男の子はちょっとあか抜けない感じの子で、「いや俺は人間のこと基本的に嫌いだから…」みたいなことを言っていて、並んでいるからって男の子と比べるのは失礼な程度にはいけてる感じだった女の子が、ぶつぶつ言っている男の子をちょっとからかうような感じで絡みにいっていて、ひと席ぶんをあけて楽しそうにおしゃべりしていた。

 

 ただこの路線、つぎがすぐ主要な乗換駅である。けっこうな数のひとが乗り込んできて、通例ではここで座席はほぼ全部だれかが座る。

 

 つぎの駅に停まって、どうなるんだろうと思って見ていたら、たくさん乗客が入ってきたのに気づいて、「え?」っていう感じでふたりとも固まって、そのあと女の子のほうが動いて間にあった空間を埋めた。そのとき急にふたりとも携帯をいじりはじめ、しばらくしてまたなにごともなかったように、探るようなテンションでおしゃべりが再開された。野生の「僕ヤバ」かと思った。

 

EURO 2020 ウクライナvs北マケドニア

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 激戦で非常に面白い試合だった。

 ともにグループステージの第1戦を落とし、ここで負けるとほぼ決勝トーナメントにはいけなくなっちゃう2か国の対決だった。名前だけを見るとウクライナが格上なのだけど、攻める格上と守ってワンチャンスを狙う格下、といういつもの構図にはならず、おたがいにいいプレーを繰り出しあう好ゲームだった。

 

 ただ、なんでもない中盤でのポゼッションのミスとか、守備時の位置取りの悪さ、クロスやシュートのミスなど、繰り出しあういいプレー以外のところで北マケドニアにはクオリティ不足なところがあり、最終的にはそれがそのまま表れたみたいなスコアになっていた。

 

 気になった選手はウクライナだとヤレムチュク選手。中央で構えつつタイミング見て裏に抜けれて、しかも決定力もある。大会に出ているのほかのチームで言うとセフェロビッチとかインモービレみたいな感じでいい選手だ。

 北マケドニアだと、途中から投入されたトライコフスキ選手。PK奪取のきっかけになったシュートも彼だったし、ほかにも無回転気味の危険なボールをゴールに向かって蹴っているのが目立った。プレイスキッカー然とした選手ではなく、流れの中で前を向いて蹴れる能力もあったように見える。

 

鈴木ヒューマンサポート株式会社 海のお仕事ナビ

 最近はまっているのがこちらの読み物。海運の大手企業で務めたあと、そのコネクションを活かして人材派遣業をやっている65歳くらいの方が、オウンドメディア的な感じで海運と船に関するコラムを書いているのだけど、これがいい感じの温度感をした文章でかなり好きだった。

 

改めての確認ですが、水素を利用すると言っても今、自動車の世界で行われている水素燃料電池車での燃料電池の仕組みは、水素を酸素と化学的に融合・反応させて水を発生させる過程で電気を発生させるもので、エンジンのように内燃機関で爆発を利用するものではありません。私は、最初この辺りの違いがよく分からなくて、だいぶ難儀しました。最近、新しいエネルギーのキーワードとして、水素がやたらと出てきますが、ここを整理しないと混乱するかもしれません。

 そもそも、その道何十年と務めてきた知識のあるひとが書いているコラムなので、読むと「へえ、そうなんだ」という知的喜びはあるのだけど、同時にちょっと謙虚なところもあり、そこに好感と信頼が置ける。

 

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 画像や図表もふんだんに使われているが、作り込まれたというよりはフォークで親しみやすい印象を与えるビジュアルがキュートだ。