『スパイスの科学』 ほか

 

湖池屋プライドポテト ひとくちカット ぞっこん岩塩

スリムバッグ|商品情報|株式会社湖池屋

 湖池屋プライドポテトのこの商品を買いました。5つ縦につながった状態で売られているちっちゃいポテトがあるじゃないですか、あれの二つ分くらい、ふつうのポテチの1/2、……より一部分くらい小さい、というパッケージの大きさの見慣れない外見。

 なかのポテトも普通のポテトを短冊に切ったようなサイズ感をしている。最初はチップスターみたいな一回粉々にしてから作っているタイプのポテチかと思いましたが、そうではなく食感はふつうのポテチと同じである。

 

 では味も同じかというと微妙に違う気もするんですよね。まあこれはプライドポテトシリーズに共通かもしれませんが、クリスピー感が強く、一方でサイズが減っているので満足感、……悪く言えば油でのアップアップとなる感じは少な目。おつまみに向いている仕上がりになっている気がする。

 

 僕はわりとポテチを一袋は一度では食べられない派なので、あるとうれしい選択肢を出してくれたうれしい商品かも! と思いつつ、食べていると、ポテチのでかい一葉を口にしたときにやってくるあの高揚感と満足感、あれが一生訪れないのでなんか寂しい気持ちも募っていく食い物。ふたつの心に引き裂かれる体験ができました。

 

デュエバサ!【デュエルマスターズ

殿堂カード最弱決定会議【デュエマ】

 流れてきてなんとなく見はじめて、自己紹介の瞬間にびっくりしたのですが、これ、僕が愛してやまないポケモン廃人のYouTubeグループ「ポケモンソルジャー」の完全オマージュやないかーい!*1

 

ポケソルについてオタク語りした回:

10万人おめでとうございます でももっと伸びてほしい - タイドプールにとり残されて

最近はまっている配信者の話/ポケモンソルジャーが好き - タイドプールにとり残されて

 

 編集だったり企画内容を寄せているのはわかるんですが、ふたりで解説・議論していくときの会話のスイッチのしかたとか役割分担とか、あと声自体が似ているわけではないんだけど、ペアとなったときの声色のコントラストがなんか妙に対応している気がして面白い。

 

 近年のデュエマについては何もわからないのですが、ポケソルの時も「なんかなに言ってるか全く理解できないけど、でもいい関係性で会話してることはわかるオタクがふたりいるな😋」という感じで気になってすこしずつポケモンごと好きになっていったという過去があるので、このチャンネルも楽しみにすこしずつ見ていきたいと思います。

 

『スパイスの科学』

スパイスの科学 :武政 三男|河出書房新社

 という本を読みました。そもそもスパイスとは何なのか? どのように使うのか? 後入れ?先入れ?みたいなことを語る総論と、ウコンやパプリカ、ディルなどの各スパイスについて解説する各論パートに分かれた、スパイスについての読み物。文体は丁寧語で書かれていて、非常に読みやすいです。

 

ロングペッパー(ヒハツ)のおいしい使いかたを捜索中 - タイドプールにとり残されて

 昔使いかたがわからず挫折して台所の置物になっていたスパイスがあったのですが、読み終わったあとこれを使って調理してみたらとてもうまく行った。……このスパイス自体の解説はなかったんですが、「スパイス全般の使いかた、セオリー」みたいなものを学んだことで、得られた成果である。

 つまり非常にためになった本ということ*2! おすすめです。

*1:ちなみにこれはポケモンソルジャーの初期の偽構築記事ドッキリ回のネタばらし部分のオマージュである。まだエンタメをする側に慣れていないからか、ドッキリのネタばらしという一番盛り上がる場面で微妙に盛り上がり切れていないのが逆にとても面白い。

*2:とくに僕のように基本を理解せずすべて勘で調理をしている人にはかなり効くと思う。逆にある程度凝った料理をすでに作れる人からすると、調理技法というよりは、各スパイスのうんちくやこぼれ話を楽しむ本、くらいになりそうである。