トウガラシ ほか

 

Push Kings

 最近の好きバンド、「Push Kings」。卓越したポップセンスで「いいギターポップバンドが出てきたぞ~」と界隈では話題になり、2nd、3rdと新しい音楽性を取り入れながらも根幹となるポップさは守り続け、最終的にその3枚で活動を終えたバンドらしい。詳しいことは知りませんが、ぱっと見だとかなり幸せな経歴のバンドという感じがある。

 

 たんにメロディーがポップでいいというだけでなく、後ろでなっているギターやベースのフレーズもボーカルに合わせてかわいく歌っているよう。それに加えて挟まれる装飾的な音のアイディアも良くて、ずっと楽しませてくれる音楽である。

 

トウガラシ

 前の花がけっこう長く残ったので、花屋に行くのはひさびさになる。花もたくさん売っていたのですが、観葉植物としての「トウガラシ」が売っていたのでこれにした。なるほど、たしかにいままでそういう目で見たことはなかったのですが、言われてみれば鮮やかに赤いし、光沢があるし、独特の形状をしていて、幹の部分もかっこいい。風水的には、場を支配するほど圧倒的なパワーがあるので、置く場所や周りとのシナジーに注意したほうがいいらしい。*1

 

 というわけでしばらくトウガラシと仕事をしています。やはり、集中力が切れたときに数秒目をやる対象がタイムライン以外にあるというのはとてもいいことですね。

 

神さまのつくりかた。

神さまのつくりかた。 1巻 | 高田慎一郎 | 無料漫画(マンガ)ならコミックシーモア

荒ぶる神 遊風稜を討つ戦神子として社 一神殿で育てられてきた生神様 小春。一人前になれば外に出られる約束を前に15歳になった彼女は「男を見たい」という理由で外界へ脱走。そこで出会った真面目な剣道少年 都家弥十郎とその兄 治親、小春を追いかけてきた八歳らと共に小春は遊風稜と戦い、敵の正体と自らの出生の秘密、そして倒すべき真の敵の姿を知る事となる。

 というマンガを読んでいました。ひとにおすすめする作品かというと……、やはりこれくらいの時代のふつうのバトルマンガならではの、味方が増えすぎて収拾がついてない、戦闘力インフレで真剣みがない、気合で勝っちゃうのでバトルに説得力がない、といったお決まりの欠点がある*2のですが、そういうのを割り引くとなかなか面白かったです。

 

 わりと変哲ないよりの、バトル&ガール・ミーツ・ボーイのお話なのですが、その王道の部分を軸足にしつつ、出てくる小道具とか妙に凝っている設定とかに作者性を感じるのが良い。

 14巻とコンパクトながら、バトルマンガのフルコースをしっかりこなしているので、そういうシンプルな昔ながらのやつが欲しくなったときにおすすめです。

*1:そのせいか、ぜったいに買ったはずのカシューナッツが見つからない、目薬を差す頻度が増える、といった生活上の変化がいくつか起き始めている。

*2:というかHUNTER×HUNTERや進撃やゴールデンカムイなど後世の作品が面白すぎるのが悪い。