ロッジ・ザ・ラスト 2020 赤(ラシーヌ)
誕生日プレゼントでもらったワインを飲みました。検索してみたところ、これかな?
【生産者情報】
本当に心から大好きな生産者です。
DO Terr Altaと言うワイン産地は、かつてはあまり知られていませんでしたが、最近はこの地域 の人気が出てきており、畑の値段が上がって来ました。ロレアノが有名にしたと言っても過言では ありません。カタルーニャ地方は、バロセロナの近くで歴史的な関係から独立心・民族意識も強い地方です。山に囲まれ標高の高い所に畑が広がり、太陽がさんさんと照っておりますが、標高の関係で酸味もきちんと残る、私にとってはブルゴーニュのようなワイン産地に思えます。
味としてはぶどうジュースみたいな感じ。子供のころ想像していたワインの味ってこんな感じだったな~という感じの。ただ、甘みと酸味苦み渋みのバランスはとれていて、非常に大人の味わいだし、お酒としてもふつうにおいしい。生産者の声もいいことを言っている。
ちなみに写ってるグラスももらいものでした。この場を借りてありがとうね!
キャンディポップナイトメア
CANDY POP NIGHTMARE | ビッグガンガン | SQUARE ENIX
「CANDY POP NIGHTMARE」というマンガを読んでいた。タイトルとあらすじの雰囲気とジャケを見た感じ、非常にハイパーポップ。ハイパーポップは大好きなので読んでみたのですが、個人的な感想としては面白くはなかった。
世界の理を体現する魔法少女、侵略者、そして魔法少女を狩る存在…、などがでてくる日常ナンセンスギャグマンガといった内容でしょうか。新しい敵が日常に忍び込んで来て……、みたいな展開もあるのですが、それもほぼすべてページをめくればなんちゃってパロディで終わる。
こういう魔法少女ものってあるよね?というファンダムを前提にした、不条理ギャグというのはわからなくもないが、お笑いがあまり面白くないというのが個人的にはちょっと困った。
キャラクターやデザインセンスには見るべきものはあるような気はするので、そこに惹かれたのなら読んでみてもいいのかも。
ピンクA
粉紅A(「粉紅」はピンクという意味らしく、「ピンクA」となる)というバンドを聞いていました。作っているのはポップでスタンダードなインディーロック。でも、アンサンブルの雰囲気が良く、一度になっている音の重なりが綺麗。個人的ないちばんの趣味にとてもマッチしているすてきなバンドでした。
とくに好きだったのは上掲アルバムの最後の曲「若世界在明日結束」! ……なんというんでしょうね、コスモ感漂うイントロの時点ですでに好きだし、激しくはなく表情豊かでもないんだけどそれが押し殺した情感! みたいになっているエモーショナルなメロディがずっとじらしながら続いていきます。そして壮大に終わる。はじめて聞いたときからずっと胸がいっぱいである。
「若者のすべて」とかが近いかも! あと、おなじコスモ感があるpeppertonesのこの曲とか。