挑まずに負ける毎日のメモ帳にどこまでも伸びてゆく三点リーダ……
ダメな飼い主でごめんねまたひとり枕はひとつでいいんだけれど
ある日ふとこれでいいかといなくなる生きてて出会うたくさんの人
空き箱にボタンを五つなにぬねの何をするにも独りが好きで
山手には夕日の落ちる保育園10人クラスに先生ふたり
散歩してふと開ければ水車おんなじことに時間がかかる
✨ その瞬間 ✨ pic.twitter.com/85Ac4wmHYa
— レアル・マドリード C.F.🇯🇵 (@realmadridjapan) 2024年4月17日
スペクタクルな撃ち合いショーが展開された1stレグとはうってかわって、まるで決勝戦のようなタフな仕上がりになったのがこの2戦目でしたね。マドリーは試合の入り、引いて構えるのではなくある程度高めの位置に防御ラインを設定する果敢な戦い方を選択。
欧州トップレベルのクラブに通用する水準かというとまったくそうはいえないマドリーのプレッシング守備ですが、前に出ようという自分たちの意識には及ぼすものは何かあったんでしょうね。マドリーが勇気を出し、一方のシティがまだ腹をくくり切れていないように見えた時間帯に、シンプルなヴィニシウスの裏抜けから1点を先制した。
その後は意図した形なのかそうでないのかはわかりませんが、まあそうではないほうでしょう、マドリーは自陣に押し込まれてシティにタコ殴りにされる展開に。このまま守り切れるという感じではなかったので、どうにかボールを持つ時間帯を作りたいよな~と思いながら見ていましたが、シティのカウンタープレスの強度が高すぎて全然無理でしたね。
結局、途中投入のドクに押し込まれたところからデ・ブライネに1点を返されてしまう。しかし、まだタイスコアで、それがレアル・マドリーの恐ろしさであった。
繊細なベンチワーク、――とくに攻撃面での仕事がほとんどなさそうなタイミングでモドリッチをクロースに代えて投入したのは痺れた――で盤面を維持しつつ、90分、そして120分の笛が鳴るまでゴールを守り抜く。
その後はPK戦である。リアルタイムで見ていたときは高血圧になって倒れるかと思ったが、あの展開でPKまでもつれた時点で、中立観戦者にとっては「これはマドリーでは?」となる雰囲気だったかもしれませんね。
その雰囲気通り、PK戦を制してマドリーが上のラウンドに駒を進めました。うれし~~!! まあバイエルン戦でケインを見ないといけないのは嫌ですが、でもまあ次の試合のことは次に考えましょう。
個人的MOMはルニン。完全にもう最高のマドリー顔をしていますね。真ん中に蹴られたシュートを止めたとき、今日もっともマドリーを勝利に近づけました。気になったのはモドリッチ。PK戦を失敗した時、もし彼の中でマドリーに残るか、マドリーを去るかが揺れているのであれば、……もう去るかという方向にとても傾いた瞬間になっちゃったのではないでしょうか。
「傑作」のひと言で済ませてもいいのだが、趣味でやってるブログだしちょっとだけ内容について述べようと思います……。
ただ、前情報がなければないほうが楽しめるタイプの作品だと思うので、すでに読む気になっている人はここから先は読まないほうが良いかもです。(以下は、具体的なネタバレはしませんが、抽象的なネタバレはアリです)
舞台はちょっと変なアイテムや、謎の現象が起きたりする近未来(?)の世界。社会制度や学校の仕組みも不思議なことになっていて、成績を評価される科目に「友達」というものがあったり、死んだ人が平然と教室に通ってきたりする。
そんな世界で「友達」どうしの女子二人、「金やん」と「高木」さんが未来アイテムや超常現象に出会っては、それが巻き起こした騒動に巻き込まれ、解決したり棚上げになったりする、という一話完結のお話が続く。まあ、シュール百合ほのぼの版キテレツ大百科のような作品である。
これがこの作品の第一形態で(第二形態の話はまたあとで)、なにがいいかというとまずギャグが面白い。ちょっとしたお笑いコンビかと思うくらい、主人公二人のかけ合いが笑えます。そして、各話で展開されるSFが、発想力やワンダーの点で素晴らしい。大人向けの作品ですが、大人も問題なく不思議な世界の中へ連れて行ってくれる。さらにそのアイディアをもとに描かれるそれぞれのエピソードも、まあ途中で放り投げるのが芸風みたいなところもあるのですが、それにしてもきれいに落ちていて、「くすっ」となるいいショートショートになっているんですよね。
テキストのセンスも絵も良い。タイトルの英語版までかっこいい。背景にとんでもない量の教養と知力があるのが感じられる。両論併記が望ましいということで、けなすところを考えてみたのですが思いつかない。巻数が10巻しかないことぐらいか。100巻描いてほしかった。
単純に、毒でも薬でもないほのぼのSF漫画としてもすでに満点なのだが、先述したようにこの作品は終盤にひとつ変身を残している。「第七女子会彷徨」は建付けだけではなく実質としても百合作品で、思春期の、おたがい一番仲いいどうしの女子二人の、単なる友達というよりはすこし大きな、執着のようなものを伴う関係を描いているんですよね。
その「百合」成分を物語の終盤にかけて主題として描いていくんですが、その描き方が、同時に、これまで繰り広げてきた単話たち、荒唐無稽でファンタジーなエピソードの数々を、物語的に「こういう意味があったんだよ」と回収していくようなものなのである。
これにはしびれましたね。「好き勝手想像力の赴くままに描いていて、意味とかはないんだよ」でもぜんぜんCOOLな作品だったと思うんですよ。でも、そうではなく、あえて多少格好を崩してもEMOで物語をまとめにいった、そのスピリットが胸を打ちました。フィクションが単なる気晴らしや慰めじゃなくて、現実に対して仕事をするってこういうつくりのことを言うんですよね。結末も素晴らしいもので、読みながらボロボロ泣きました。
一番問題なのは、なんでこの作品がこんなに無名なのか?ということ。「レヴュースタァライト」とか「少女終末旅行」とか「宝石の国」とか「リコリス・リコイル」とかと並んで(もしくは超えて)オタク人々の会話に上っているべき作品だと思うのですが、理由としては正直アニメ化していないからとしか思えない。
アニメ化したほうがいい気がする。自然とアニメになるとかならないかな。
前回:
コーチェラの配信で初音ミクを見た - タイドプールにとり残されて
Charlotte de Witte
目を覚ましててきとうにつけたチャンネルがこれだったので、非常にアシッドな気分に包まれながら一日をはじめることになった。音楽もそうですが立ち居振る舞いもかっこよい。
No Doubt
スカパンクはまあまあよく聞くジャンルなのですが、いままであまり触れてきたことがなかったのがNo Doubt。でもいまだに僕は個人的にこのジャンルの音楽、全部一緒に聞こえる*1ので、聞いたことなくても問題なく楽しむことができました。リズムに合わせてぴょんぴょん跳ねていたらどれも同じだね。
それにしても「hey baby hey baby hey」って曲めちゃくちゃカッコよかったな…。
The Drums
知ってるし、聞いたときは毎回いいと思うけどそんなにめっちゃは聞かないくらいのバンドを聞くのこういう日の醍醐味という感じがある。
LATIN MAFIA
ここからは3日目(日本時間月曜日)。名前から予想していた通りラッパーで、検索すると大手レーベルとは契約せずにTikTokなどを中心に売れていった3兄弟グループらしい。曲調やパフォーマンスはちょっと内省的に、リリカルに歌い上げる感じでしたね。こまめにオーディエンスとコミュニケーションをとっていて熱があった。
Khruangbin
やはり最高や……。浸った。パフォーマンスも、近未来風でもあるし過去風にも見える建物を模したちょっとしたセットの前を、メンバーがたまにくねくねしながらゆったり歩き回るだけで、かなりコズミックな感じでしたね。現地で見たら何かの麻酔がかかるんだろうなこれは。
Barry Can’t Swim
こちらはDJ。とくに意識して聴く気はせず適当に流していたがあまりにも良くて最終的には張りついていた。ゆったり踊れる感じなんだけど、同時にめちゃくちゃメランコリックな多幸感があって、一番個人的に音楽に求めているものが入っていてうれしかった。たぶん今後も聞くだろうしこのコーチェラ最大の個人的収穫かもしれない。
良かった。配信も前列で盛り上がっている人を映してくれていい雰囲気でした。
「senpai」「hentai」「sensei」みたいな英語圏でも認知されているオタクワードが前面に出てくる曲があって、やっぱり海外から見るとotakuカルチャーど真ん中のグループに見えているのだろうか。
国内的にはオタクっぽさをなんか茶化しつつスタイリッシュに踊っていて、しかし喋らせたらずっとすべり芸をしているけど全部合わさって最終的には新しくてカッコいい、というよく考えるとかなりハイコンテクストな芸能(絶対に真ん中ではない)をやっていると思うのだけど、そんなの伝わるわけないからな…。
まあなんにせよ、日本臭さみたいなものを非常に打ち出して持ち味にしつつ、現地フレンドリーでもあるようなパフォーマンスをしていて巧みさがすごかった。
*1:でもなんかこの人たちはけっこうポップで、ムーディな曲もいっぱいあるっぽい?ですね。
実は東海オンエアの撮影スタッフ多すぎるドッキリ!【SPゲスト降臨】 - YouTube
いや~、いや~。
見ましたか? 東海オンエアのこちらの動画。いまやYouTuberの制作環境というのは多種多様で、また内部の人じゃないとその実情がよくわからないものでもある。なので、実は東海オンエアのスタッフ、めちゃくちゃ多すぎ…?というドッキリを仕掛けてもばれないんじゃないかという企画だったのですが、その仕掛けられ人として選ばれたのがあの「エドワン」だったんですよね。
【チンチン出すぎ】ふんどしサーフィンしてみた結果...
エドワンさんといえば、東海オンエアの初期*1にちょろっと出てきて爆裂な印象を残したゲスト一般人で、初期の東海オンエアのフットワークだけで動画を撮っててしかもそれがひとつのこらず面白かった、ひとつの黄金時代を象徴するような人物である。
ただあまりに昔なので、すでにSUPERBIGになってしまった東海オンエアにとっては、過去ちょっとかかわっただけの人、いまさら友達面されると困るし、動画に出てもらうなんてもってのほか、という関係性の人、であってもおかしくないなという感じはちょっとあったのである。
今まで動画に協力してくれた人の名前、間違えるわけないよね?
一応なんやかんや近年のこの動画で言及されてはいた*2ので、上で僕が勝手に邪推したほどドライではなさそうわね😋という風潮は感じたのですが、それでも、もう一度東海オンエアの動画でエドワンが見れるなんて、本当に、本当に思っていなかったのでうれしすぎる。エドワン再登場がうれしすぎて30分の動画なのにビールを3本も飲んでしまいました。
動画の内容もおそらく復帰後過去一では…? と思われるほど面白かった。ドッキリ自体もそうなのですが、その偽企画でエドワンと戯れているだけで非常にみていてニンマリシティしてしまいました。
【検証】帰ってきた息子が外国人になってたら母はどうする!?
ドッキリ動画内でも紹介されますが、エドワンが出演する東海オンエア初期の名作動画がこちら。今日上がった動画を見て、この動画をなつかしくまた再生したファンも多いのではないでしょうか。僕はこの動画がとても好きなので定期的に見ています。
1844年創業のホワイト&マッカイ社。トリプルマチュアードという独自の製法により成功を収め、現在では英国内のトップブランドの一つで、世界各国に輸出されています。
ホワイト&マッカイ社の所有している蒸留所のモルトをベースに約41種をブレンド。
というウィスキーがスーパーで売っていて、「これまでの人生では見たことがないな」と思ったので買った。味は、最初のひと口でまずいウィスキーの甘くてケミカルな感じがあり、「ウー(*´Д`)」と一瞬思ったが、まあなんとか持ちこたえており、ギリまずくはない、といったところに感じました。
水を入れるとちょっとましになるが、ハイボールにしてもなかなか悪いところが消え切らない、ちょっと酒棚のお荷物感のあるボトルになってしまった。
買値も悪くて、1700円くらいしたんですよね。1000円だったら素直に味変ウィスキーとして楽しめたと思う。
最近花を飾るようになり *2、多少経験もついてきたので、次のステップとしてラフレシアを育てられないかと思いついたのだが、調べてみるとどうも家で育てるのは難しいようである。
【植物コレクション】ラフレシア クッション / 雑貨通販 ヴィレッジヴァンガード公式通販サイト
ただ調べているうちに、そういう需要の受け皿として、こんなクッションが売っているのを見かけた。当然欲しくなったのですが、購入ボタンを押す直前ですこし手が止まってしまった。
もともとセルフネグレクト気質があるので、自分が欲しいものを自分で買うときにちょっと躊躇しちゃうんですよね。勢いで振り切れればいいんですが、そうでないときには結局買えないことのほうが多い。
まあというときのプランBですよ。なんと誕生日が近い人がいたのであげることに。これでラフレシア欲も満たされ😋、プレゼントもあげることができた。誕生日というのはやはり良いイベントだな。
まだ完全に満たされたとは言えないので誕生日が近いひとはラフレシアを贈るのでぜひ教えてください。
*1:さすがに出ないってことはないでしょう。
*2:音楽ガチ分析チャンネル ほか - タイドプールにとり残されて、ラナンキュラス ほか - タイドプールにとり残されてなどを参照。
本当はこのカードを現地に見に行って、アスルクラロ沼津の初観戦!とする予定だったのですが、休みが取れ*1ず、しかたなくこの試合の手前の日曜にあったJ3首位決戦「大宮アルディージャvsアスルクラロ沼津」を配信で見て初観戦とすることにした。
噂には聞いていましたが、沼津はかなり強い。守ってはプレッシングがうまく、基本フォーメーションは4-3-3でそこから4-4-2に形を変えて掴まえていくんですけど、大宮の3バックと人数上はかみ合ってないはずなのですが連携してうまくひとり少ない人数で追い込んでいた。
ボール保持も非常にポジショナルだが、ボールを持つ意識は強すぎず基本的には前に出していき、攻撃はクロスや縦パスやポケット攻撃でさっくり終える。どの選手も自分の周囲に余裕がある時のプレー、ないときのプレーをしっかり理解していて受けた後の判断が早いんで妙な失いかたを比較的しないですね。見ていて気持ちのいい、組織的なチームになっている。
ただ一方で、そういう優等生的な好もしいサッカーをしているクラブが、本来ここにいるべきではないクラブに能力値の暴力でつぶされるというのもこの悪魔の巣Jリーグではよく見かける光景である。
まさにそんな感じのゴールを杉本健勇*2に決められてビハインドに、しかし、プレー原則通りの1点を沼津も後半にゲット。これはオウンゴールとなりましたが、しかしこのひとつの組織となってサッカーをしているチームにだれが得点を撮ったかのラベルなんてそもそもいらないんでしょうね、という感じのきれいな流れでしたね。そしてそのままスコアは動かず、天王山は痛み分けに終わった。
沼津は間違いなく強い*3ですが、この強度を夏以降も続けられるのか、また対戦が一周回ってがちがちに引くなど対策をされる側になったらどうするのか、など、昇格への道のりはまだ全然クリアではない。
そこでうまく味変要素になってほしい、という意味で齋藤学や川又堅碁がスカッドにいるんだと思います。今日は不発感があったが、苦しい試合のときに彼らがクオリティを見せ始めたらピッチ内でも外でも効果的だと思うし、昇格も見えてくるのではないだろうか。
⚽️試合終了⚽️
— アスルクラロ沼津【公式】 (@azulclaro1990) 2024年4月14日
🏆明治安田J3リーグ 第10節#大宮アルディージャ 1-1 #アスルクラロ沼津
54分 オウンゴール#結束~魂で闘え~ pic.twitter.com/S5HA3mSBKQ
最初に述べた通り、僕の愛してやまない札幌とのめったいにない対決がこの目で見れないのは残念ですが、このぶんだと、来年以降にはJ2で年2回顔を合わせるようになる可能性もかなりありそうである。まあそれを心の慰めとして、水曜日はがしがし仕事をしようと思いました。