昔つくったお話が韓国語に翻訳されていた

 

 昔作っていたやる夫スレ、……まあ韓国語で言うと「아스키의 기묘한 지사 선거 에필로그」というのがあるのですが、数年ぶりにエゴサをしてみるとなんと韓国語のページがヒットした。どうやら韓国語に翻訳されていたらしい。

 

 日本では大人気というわけではなかった僕の作品、韓国ではひょっとしたらめちゃくちゃ読まれているのかも…? と一瞬思いましたが特にそんなことはなかった。しかし、「対空ミカエル」さんという韓国の方が各話ごとに感想をコメントとして書いてくれていた*1のでそれを非常にありがたく読ませていただきました。なので今日はそれを見ていきたい。

 

 最初にコメントが記入されたのは12話-2の回。作品では中盤くらいですね。ハニージャムというのは韓国語で「꿀잼」といい、「とても面白い」という意味らしいです。ありがて~。

 

 次のコメントが12話-5。ちょっと機械翻訳では意味不明ですが*2、まあ僕は内容を知っているのでなるほどこういうことが原文では言われているんだろうなという推測はついた。たしかにそのシチュエーションは僕も好きです。

 そしてこれから一つ飛ばして12話その7にもコメントがあり、そこからは最終回まで途切れることなく続いていくことになる。

 

 13話その3。まあこれの更新頻度は翻訳者次第なので僕は関係ないのですが、それでもコメントが報われているのはうれしいですね。

 

 14話その8。こういうふうに「こういうふうに思ってくれ~」と思って制作した通りの反響があると非常に気持ちよくて、この趣味やめられないな~となる。

 

 15話その1は二本立て。たまに全体を俯瞰したコメントが来るとグッときますね。

 

 16-3。ウケてるけどぱっとどのギャグだったか思い出せないな…。

 

 21-3。上は別の人っぽいですが、こういうポイントにちゃんと目配せしてくれるのはうれしいですね。

 

 22-2。この辺から最後の戦いが始まるのですが、作中のテンションに合わせて真剣に見続けてくれている感じ。こんなこと本当にありがたいことですよ。

 

 24話その9。もうあと一息で終わりというところ。たぶん「大団円で終わってくれ…」みたいなことを言っているのだと思いますが、こういうことを言われると作ってる側としてはゾクゾクしますよね。

 

 24話その12。「アクト1を返して…」は面白い。あそこでシンプルにフィジカルで勝つ展開は正直俺もどうかなと思ったんですがもうそれしかなかった! 突然作画は東方AAあるあるなので許してほしい…。

 感想を見ると基本楽しいのですがたまに、「いや~あそこはうまく行かんかったな~」と自分でも気にしているところをぴったり指摘されたりしていて冷や汗をかくこともある。

 

 そしてこれが最終回のコメント。「水尾相関」というのは、

 

 

https://namu.wiki/w/%EC%88%98%EB%AF%B8%EC%83%81%EA%B4%80

 

 という韓国語ではちゃんとある専門用語らしい。日本語には当たる言葉たぶんないですかね。

 

 「人の心を動かすことはありません」というのは原文では反語で、翻訳の結果こんな感じになったのだと信じたい。「支社選挙(本来は「知事選挙」)はしませんでした。」というのはその通りで、一応タイトルに「知事選挙」って書いてあって最初は知事選挙するだろうと思って作り始めたのですが結局最後までしなかったんですよね。なので何も言い返せる言葉がない。

 

 苦労さんの言うこともわかるが、僕はこのエンドでいいと思ったのでこれで…。

 

 まあいろいろ至らないことも多かったですが、それでも海を越えて向こうの人にまで(たぶん)楽しんでもらえたようで良かった。😎

 30代でもなんか1個か2個くらい新しいの作れるよう頑張ろう。

*1:何度もレスをくれる読者がいるというのは非常にまれで、うれしいことなのである。

*2:もちろんキャラクターが廃品で拘束されるシーンというのはない。