ミツバチの踊る場所 ほか

 

かながしら

カナガシラ - Wikipedia

 近所の魚屋で「かながしら」という魚の刺身が売っていたので買ってきた。たぶんだけど生まれてはじめて食べる魚種である。1スライスのサイズや形はほうぼうみたいだなと思っていたら、実際ほうぼうの仲間らしい。

 

 食べてみたらおいしかった。ほうぼうよりは身がつるっとしている感じで、脂の甘みとうまみがある。

 

お箸初の膳にカナガシラの焼きものを乗せる習慣がある。また、カナガシラという名が「お金が貯まる」に通じるとされ、節分にカナガシラを食べる風習がある。

 Wikipediaによると守備力アップとお金ゲットの追加効果もあるらしい。いい食事をしました。

 

ミツバチの踊る場所

 マイケル・ナイマンという人が作曲した「Where the Bee Dances」が好き。湿った藪をかき分けて、タイトルの通り「ミツバチの踊る場所」に近づいていくようなオープニングのあと、ソロ楽器*1の、たしかに小さな蜜蜂がくるくると空中を踊っているようなメインテーマが流れてくる。

 

 この曲はけっこう直情的で、始まってあとはこのテンション感がけっこう途切れずにずっと続いていくんですよね。人によってはメリハリなく感じるかもしれないけれど、……まあじっさい若干大味かなと思うところも僕にもなくはないのだが、でもそれを補って余りあるほど個人的には好きです。愛している。

 メインテーマがトレモロになって、でもバックがメロディーの輪郭を支えている…、みたいな感じになる終盤の展開は毎回泣ける。

 

 楽器の編成としてはクラシカルですが、音楽としてはほぼポップミュージックなので慣れてないないひとにも聞きやすい、好きになってもらえるのでは、と淡く思っている。上のリンクで10:40~くらいの展開とか、ほぼポップソングじゃないですか。

 

Football Freaks100回記念おめでとうございます!

 ヨーロッパサッカーの魅力を届ける番組として、2019年8月にスタートしたFootball Freaksが100回記念放送をしており、……おめでとうございます! とくに華やかなところはない(サッカーにくわしい)おじさん6人がわちゃわちゃしつつサッカーを語る*2番組なのだが、個人的にはサッカー関連コンテンツの中で一番見ています。*3

 

 ひとりひとりで見ればただのおっさんかもしれないですが、6人集まるとそれぞれ個性とかけ合い、スタンドポジションが出てくるのがいい *4ですよね。

 いじられつつ進行を務める野村明弘さん、暴走機関車フォワードの北川義隆さん、リアクショナーの細江克弥さん、クールなボイスで裏回しをする桑原学さん、とぼけ屋のベン・メイブリーさん、基本的には真面目側だけど的確なタイミングでぼけるのがかなりいい小澤一郎さん。いや~ずっと見ていたい。DAZN終わってもYouTubeとかしてくれないかな。

 

 ひとり2名ずつ選出して、監督も含めたベストイレブン(11+1)を作る企画も良かった。サッカーにはやはり6人組はかなり合うのかもしれない。

*1:ソプラノ・サックスらしい。

*2:たまに手作りのティラミスやカヌレを食べたりする。

*3:嘘。「すぱーずなび」かもしれない。でもクラブ限定のコンテンツはまた別と考えればこれが……。いや、「プレチャン」。いや、どうかな……。甲乙はないですね。全部好きです。

*4:6人チームというのはかなりいいんですよ。