緊急事態宣言がなされたと同時に仕事がリモートワークになり、勤務や通勤からくるストレスはだいぶ緩和されたものの、最近は飲酒と引きこもり、怠惰という、リモートワーク特有の問題に悩まされている。
問題に悩んでいるとき、「問題を放置して、自分の好きなコンテンツのなかに逃避する」といった解決策を僕は取りがちである。*1しかし、そういった精神状態のときに楽しめるコンテンツは限られてくる。頭を使ったり、感受性を研ぎ澄まさないと見たり読んだりできないもの、慣れ親しんでいなくて警戒してしまうものは、なかなか楽しめない。
最近、そういったいまの時点で問題なく楽しめていて、それに触れている間は息ができる、というふうに感じられるコンテンツに、あるひとつの共通点があることに気づいた。……なんと、そのすべてが男6人組なのである。
これはただの偶然なのだろうか。それとも、6という数字になにか人を癒し、助けるようなパワーがあるというのだろうか。……いまの時点では仮説にすぎないが、あるのではないかと思う。
とりあえず今回は、僕の好きな男6人組を3つ紹介していきたい。
東海オンエア
てつや、しばゆー、りょう、としみつ、ゆめまる、虫眼鏡の6人からなるバラエティ系YouTuber。
僕は彼らがめちゃくちゃ好きで、機会があるたびに周りに薦めているのだけど、実際作成している動画も非常にセンスがあって面白いので、そのときはみんなに「たしかに面白い笑」といってもらえる。なので調子にのって、「だよね! 良かった! 好きになってくれてうれしい! あー、2060年の東京オリンピックの開会式総合演出はぜったい東海オンエアがやってると思う。やっててほしい」と本当に思っていることまで言っちゃって、「いや。そこまでではないだろ」と冷静な返事をもらいがちである。
V6
坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一の6人からなるジャニーズ所属のアイドルグループ。
嵐の活動休止により、生身で残っているベテランのジャニーズグループとしては周囲に比較するものがない存在となってしまった。ジャニーズはおおきな変革のなかにあるが、だれも欠けずに、たまにでいいのでシングルを出して、そのたびごとに集まってくだらないグダグダ企画をずっとやり続けてほしい。真剣な神様へのお願い、いまするとしたらこれです。
SASUKEオールスターズ
武田敏浩、長野誠、山田勝己、山本進悟、秋山和彦、白鳥文平*2からなる、名もなきアスリートたちの集団である。
なんでここに来てSASUKEにめちゃくちゃはまっているのかはわからないが、本当に大切なことがこの競技にはあって、みんながそのためにゴールを目指していることははじめて見た子どものころから理解していた。子供のころ、「将来の夢は?」って聞かれて「ガソリンスタンドのアルバイト!」と答えていたのは、山本進悟さんのことがとても好きで応援していたからだった。
最近は、彼らやもっと若い世代のSASUKE出場者がトレーニングしたりわちゃわちゃしたり、子供と遊んだり辛いペヤングを食べたりする動画を見ることで生きながらえている。つぎの年末が待ち遠しい。