最近見てないよって人のための傑作

 

 東海オンエアはとても有名なYouTuberなので、「最近の動画あんまり見てないわ」みたいなコメントが成立しちゃう。「テレビ家にないんだよね」とか「最近のポケモンは知らないわ」的な感じで、あえて無いとか知らないみたいなことを言うことで十分自己アピールになるのである。

 

 そういう、東海オンエアを最近見ていないな~という人のために、ここ3、4か月くらいのあいだに公開された動画のなかから、個人的に好きで何度も繰り返して見ちゃってる傑作動画をいくつか紹介していきたいと思います。

 まずは「T-1グランプリ」。「漫才のつかみだけをやる」という王道企画で、審査員にカジサックを招いている。本職芸人のまえでトップYouTuberとして芸をするというのは見てる側からするとふつうだけど、やってるがわとしてはかなり汗が出る回だったのではないかと思われる。

 

 「【普通はオス】「カブトムシ描いて」と依頼して"メス"を描いてくる天才を見つけたい!」という絡め手企画も良かったですね。伝説の「ロブスターを持ってじゃんけんしたら必勝説」回を彷彿とさせる。

 こういう、いろんなYouTuberがゲスト出てくる回は画として豪華なので楽しみに観ちゃいますよね。大オチも完璧に決まっている。(ゲストが頑張っただけ)

 

 この知育系企画はちゃんと感心してしまった。図書館で難しい知識クイズを出して、ネットで調べるのは禁止、たくさんある本の中からそれっぽい本を探して答えを探し出すというもの。小学生のときとかにやってみたかった。

 最後に崩し字を解読させるという発展的な課題が出るのもいいですよね。こういう作問ができるスマートなメンバーがいるのは東海オンエアのストロングポイントである。このポジションの人材を確保できないYouTuberはけっこう多いですからね。

 

 食べるのが難しいものを早食いする!というわかりやすい、クリエイティブな企画ですね。でもこの動画が傑作たるゆえんは本編ではなくて最後の部分。

 あんまり前情報は入れないで見たほうがいいと思うのですが、なんというかてつやがここまで上りつめた理由というか、彼の泥臭い、100%の力で視聴者を楽しませようとする姿勢、2015年くらいのてつやのYouTubeスピリットをこの2022年にまだ見ることができる、というのが好き。

 

 最後に「地理好き」にこちらの動画をおすすめしておしまい。この動画のまえの日には東京から岡崎まで国道1号線を走って飲食店を数えるという、また地理色の強い動画 *1を上げていて2連続ってことがあるのかとちょっとびっくりした記憶。

*1:こういう雰囲気ですよね。