4月上旬はVampire Weekendのこのリリース「Only God Was Above Us」でもはもちき(もはやその話でもちきりの略*1)でしたね。私もずっと聞いていました。今回はこの10曲の、音楽としての内容は置いておいて、タイトルのカッコよさについて語っていきたい。
それぞれ調べたらエズラのインタビューとか出てきて由来とか書いてある可能性はありますが、そこまで調べると考察厨みたいになっていやなので、あくまで第一印象をベースに語っていきたい。
M1 Ice Cream Piano
こ~れ~、まじでかっこいいですよね。ウォレス・スティーヴンズが*2証明した通り、「アイスクリーム」という言葉は詩的でウィットに富んだテクストのタイトルとして、非常にポテンシャルがあるんですよね。それにとり合わせる「ピアノ」も、シンプルながら非常にいい出会いになっていると思う。
M2 Classical
まあ今回の10曲の中では「どこにでもありそう度」で言えば高めなのですが、アルバムの中にハイカロリーなタイトルばかり並んでいるのもあれなので、……という抑え役なのだけどふつうに「Classical」というのはかっこいいと思います。
M3 Capricorn
これは「やぎ座」という意味の単語ですね。さすがに単体でかっこいいとかかっこわるいとか言えるようなものではないが、たぶん、歌詞との兼ね合いでカッコよかったりするのでしょう。かっこいい。
M4 Connect
コネクトと言えばもう日本のアニメ界では名曲と決まっているので議論する必要はないでしょう。何気にここまで狙ってか狙わずか頭文字「C」が続いて*3おり、続けて聞くとなんというか神聖なリズムの気分になりますね。
M5 Prep-School Gangsters
これはいかにもタイトル然としたタイトルでいいですね。違和感のある言葉の並びなので、中身が気になっちゃう!というような。見えるところに並んでいることに映えるワードである。
M6 The Surfer
これも「Capricorn」と同じで単体でどうこう言うようなことはないのであるが、でもアルバムの中間に意味深に「the」つきで座っているシンプルな単語というものはつねに魅力的なものです。
M7 Gen-X Cops
こちらはまた吸引力のある、タイトル然とした言葉の並びである。でもどっちのワードも、こういう系のタイトルにするにしてはやや手あかがついているものなので、……まあ、いや、悪口を言う立場にはないので、きっと曲の内容と非常にマッチしていてかっこいいのでしょう。最高である。
ちなみに曲としては一番これが好き*4。
M8 Mary Boone
これは初見では「人名?」という程度で無知だったのですが、ググってみるとアメリカの有名な美術商の名前らしいです。いかにも、Vampire Weekend感のあるタイトルワークでいいですね。
M9 Pravda
こんなアルバムの終盤にきて、「プラヴダ」!? 嘘だろとてもダサいと思ってしまったのだが、Vampire Weekendのひさびさのアルバムの、こんな大事な位置の曲なのだから、なにか考えがあってのことなのだろう。それを計算に入れると素直にかっこいいです。
M10 Hope
これも「Hope」なんて曲を最後に置いちゃっても全然格好がつくクラスのバンドであることをよくわかっている一撃ですよね。21歳くらいの駆け出しバンドの1枚目がこの終わりになることは、周りの大人は一度止めるものな。
まとめ
というわけで「Only God Was Above Us」の曲のタイトルだけを見ていきました。みなさんが好きなのはどの曲のタイトルですか?