最近買ってよかった辛いもの ほか

 

最近買ってよかった辛いもの

S&B ハバネロペッパー(パウダー)|SPICE&HERB|エスビー食品株式会社

 最近買ってよかった辛いもの*1がこちら。S&Bの「ハバネロペッパー」である。

 

 個人的にけっこう辛いものが好きなので、こういう辛味足し調味料はいろいろ試してきたのだが、いままでで一番だと思った。単純にとても辛いので、たくさん振りかける必要がない。また、ほかの味や風味がなく、シンプルに辛いだけなので使い道をあまり選ばないのも大きい。

 S&Bなのでたぶん大きめのスーパーならどこにでもあるのだろう。アクセシビリティも高評価である。


 しかも200円でおつり、くらいで買えたのでリーズナブルでもあるっていうね。しばらく、辛みに困ることはなさそうでありがたいです。

 

山崎

ラインナップ|シングルモルトウイスキー山崎|サントリー

 ほかの多くの人同様、僕も山崎は需給のバランスが壊れていると感じていて買わないのですが、誰かがお土産に持ってきてくれたとあれば別である。年数表記のない、無理やり感のある商品ですが、……でも飲んでみるとてきとうに安いシングルモルトを買うよりふつうにうまくてやっぱ名のあるものはすごいですな、という気持ちになった。

 

 そのままでも加水してもなにしても普通においしい。しかも飲まずに売ってもおいしい*2というのでは隙がないな…。

 なんか酒的に物心ついたときにはすでに高騰していたので、たぶん年数表記があるやつはちゃんと飲んだことがないと思うのだけど、生きているうちに機会があれば、やっぱり飲んでみたいですね。

 

『土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて』

土 地球最後のナゾ 藤井一至 | 光文社新書 | 光文社

世界の土を見て理解したようなつもりになっていたが、12種類の土と出会う旅の中で見たものは、世界地図の中のパズルの1ピースずつに過ぎない。現在の70億にも及ぶ世界人口の食糧を生産している肥沃な土はどれなのか。100億人を養う余力を持っているのは、どの土なのか。重要なことはまだ分かっていない。この問いに答えるためには、世界全体の土を見る必要がある。世界の土をすべて見て回るわけにはいかないので、過去に世界中で調べられたデータが頼りになる。「知は、現場にある」というキャッチコピーを持つ光文社新書でいうのもなんだが、知の多くは図書館や研究機関にも集積している。

 という本を読んでいた。地球にある12種類の土を「農業をするにあたって肥沃かどうか?」という切り口で紹介していき、人間の生活に実は密接にかかわっている「土」について読んでいくうちに詳しくなれる、という感じの本である。

 

 個人的にはあまり勉強したことがないジャンルだったので、シンプルに知識として楽しめたし、あと著者の研究生活のエピソードを交えたり、単に言い回しや話の展開を工夫したりしているところからくる文章の面白みみたいなのもあってとてもよい読書でした。

 どうでもいいユーモアをダジャレに頼っていないのがいいですね。ダジャレに頼っていないどうでもいいユーモアというのは、非常に貴重である

*1:辛くないものはまた別の機会にまとめて紹介します。

*2:ノンエイジはさすがに売れないかな。わかりません。