O/A ほか

 

O/A

 「O/A」(著:渡会けいじ)というマンガを読んでいました。奇跡的になぜか同じ「声」を持っているアイドルの女の子とお笑い芸人の卵の女の子が、ひとりの人格としてラジオ番組を始める、というお話。

 

「O/A (1)」渡会けいじ [角川コミックス・エース] - KADOKAWA

 全体として面白いかというとちょっと何とも言えないのですが(読めばわかる)、ただ、ストーリー全体の方向性がしっかり固まっている1巻と最終巻は何か訴えかけてくるものがある。さらっとした描写ながら、盛り上げが上手で、なんか身の丈以上にグッとくるマジックがあるんですよね。

 

 「焼き魚が苦手になったエピソード」とか、要所要所に面白い挿話もあったので、なんか印象に残る作品でした。全体として面白いわけではないので、おすすめするということはないんですが…。(とくにラジオファンにはあまりおすすめできないかもしれない。この世の百合作品ならなんでも!という人はぜひ)

 

沼津さんぽ記15 業務スーパー

 「普段使いは難しいけどたまに買い出しに出ることは可能だな」くらいの距離に業務スーパーがあることは引っ越し当初からわかっていた。そのうち行きたいなと思っていたのだが、「ダルすぎる」「今日は日取りが悪い」などといった理由で後回しに。今日やっと散歩がてら行くことができました。

 

 トイレを借りたいと思って入ったコンビニがまさかの掃除中。待つのもはずいので、さらに一個先にあるコンビニに行ったところ、ちかくに業務スーパーがそういえばあった、というのがきっかけである。怪我の功名ですね。

 

 ちょっとコアな調味料とか加工食品があればいいな~と思っていたのですが、あまりそんな感じの業務スーパーではなかった。ので、無駄足っちゃ無駄足なのですが、無いと確認できたことにも大きな意味があって……、これまで、ちょっと欲しいコア食品を通販で買おうか迷うとき「でもあそこの業務スーパーにはあるかもしれないからな~」と後回しにすることが多かったんですよね。

 今後はこのステップを飛ばせることになるので、より、自分の正確な欲求に沿った買い物ができることになる。無駄という言葉以外に無駄なものはないんですよ世の中。

 

百十郎 大辛口純米酒 赤面

百十郎 大辛口純米酒赤面(あかづら) | 蔵元林本店

 という日本酒を飲んでいました。岐阜県各務原市のお酒で、ラベルの赤い隈取がインパクトある。

 

炊き立ての米の香りに、
ハーブの清々しいアロマが心地よく調和。
フレッシュでやわらかな旨味から、
活き活きとした酸。
ラストは軽やかに
ほろ苦い辛口フィニッシュ。

 公式の説明ポエムがこちら。

 

 味としてはめちゃくちゃ美味しかった。強い特徴があるわけではないんですが、控えめな香りや風味に、突出したうまみ。そして障りないアルコールのきりっとした刺激。食中酒としてのレベルが高く、迷ったらもうこれでいいなと思えるものでした。個人的に非常に大好きだ。

 

 YouTubeがあり、海外向けへ売り出していこうという意識が強く感じられるのも良い。