ドラクエ7プレイ日記6 今プレイ初占い師にお世話に

 

この三つ並びすき

ここも好き。明るい廃墟

修道院へ続く山道」、ドラクエ7でいちばん好きなマップのひとつです(同率1位はダークパレス地下の肉がうねうねしているところ)

 現代メモリアリーフは個人的に好きな土地です。とくに修道院へ続く山道、いいよね…。ちょっとだけある廃墟やなぞの洞穴があって、ストーリーではなんら使わないんだけど余情が漂っている。のちのち謎の異世界でも出てくるあたり、制作陣も気に入ったマップだったのだろうか。

 このタイミングで今プレイ初めて石板が足りなくなる事態に*1。占いおばばに聞いたところ、過去の沼地の洞窟ですって。洞窟魔人を倒したところのやつで回収できたと思ってたが、実はもう一個あるのだという。あんなところに2個も石板置くなよ。ゲームデザイン下手か。

 

ユバール族の休息地

  • ここのつづら*2中身は覚えていて石板なのだけど、ここはイベントが進むと来れなくなる場所であり、一見ゲームが詰むように見える。……だが、何とかなるらしい*3と聞いたので今回スルーしてみる。たしかクリア後もテント跡地には行けた気がするのでそこに野ざらしで置いてあるとかですかね。

 

 あっ、と思ったときにはパーティーを離脱してしまい、もう戻ってこないこの男。ネットなどでは叩かれたりもするのですが、そのなかで個人的に納得いかないのは「離脱するにせよ、家族にひとこと言わないのはおかしい」というやつ。

 父親が大事にしていた亡き母の家宝を勝手に持ち出してケロッとしているくらいには彼とおやじの関係は修復不能なので、過去に行ったのをきっかけにそのままいなくなっちゃえと思うのは当然のことでしょう。その言伝役を主人公がするのは「都合のいい男」という感じだが、実際キーファにとってアルスはそうでありつつも、でもキーファもアルスの持っている運命に嫉妬して、「俺はただ王子って身分に生まれついただけの人間だ」って思ってるような奴なんですよ。

 

 そんな男二人のうち片方が、惚れた女のために過去に残るよと言い、それをもう一人が軽く請け合って、一生の別れをする。ダーマ神殿以降はまたシステム的にもストーリー的にも大きく違ったドラクエ7が始まるわけですが、それまでのドラクエ7はこの微妙ないとおしい関係の男子二人のお話でもあるんですよね。

 

 このダーマ以前のドラクエ7のシナリオをこの観点から膨らませて、「王子の家出話」として再構成した二次創作、絶対あると思うので数年のうちに見つけ出したい。

 

 旅の宿まで来たところで今回は終了。しばらくカジノで憂さ晴らしをする予定です。

 

最初:ドラクエ7プレイ日記1 エスタード島に流れる時間 - タイドプールにとり残されて

*1:この辺まではだいたいどこに何の石板があったのか覚えていたのだが、グリンフレークあたりから記憶があいまいになってくる。

*2:ほかのマップなら宝箱に当たるオブジェクト。なぜかユバール族の休息地だけ独自仕様となっている。

*3:こんなに簡単に詰んでたらRPGとして成り立たん。