加湿器メガネ

 

 最近加湿器とメガネを買ったのでその話をします。

 

 

 まずは加湿器から。……もともと僕は加湿器のことを実質意味ない機械だと思っていた(空気中に水分を増やしてなにがうれしいのかと思っていた)*1のですが、ある時先輩に、冬になるとめっちゃ朝起きたとき喉痛くないですか?と聞いたら、「そらお前、加湿器使えよ」と言われ、あ、そこと関係あるんだ…!と目が見開かれた思い出がある。

 ただ、いくら頭では理解しても染みついた思想を変えるのは難しいもの。シーズンが来るたびに、「どうせこの冬さえ乗り切ればいらなくなるしな…」とか「タオル絞って干してたら同じだろ」とかいろいろ理由をつけて買わなかったのですが、今回やっと柔軟な心になり、購入と相成ったのである。

 

 使ってみた結果ですが、加湿されているという感じはあんまりない、……というかなんか買ってみて家帰ったら大きく「畳2畳分のスペースを加湿!」と書いてあったので単純に部屋にたいしてスペックが足りてない可能性*2があるのだが、加湿力はいったん置いておくとしてこの機械、ホワイトノイズ発生装置としてとても気に入っている。

 

 なんていうか、……しとしとと外で雨が降っているときのような音がするんですよね。これにより、かなりマイナスイオンを感じられるし、電気を消して眠りについたときとか、このバックグラウンドノイズが意識の前景に上がってきたときにしみじみと良くて、非常にリラクゼーション効果がある。

 

 買ってよかったなあと思いました。

 

 次はメガネ。5年ぶりくらいに新しい眼鏡を買ったのですが、本当は1年くらい前から完全に壊れていてそれをなんとか接着剤で補修して使っていたのでもっと早く買うべきでしたね。最近は限界が来ていて、かけ外しするたびに非常にデリケートな取り扱いが要求されるようになっていたため、面倒だったのである。

 

 買ったメガネがこちら。ちなみに背景にあるのがさっきの加湿器である。赤丸で囲んだのがメガネ。

 

 記憶より、メガネを買う前のレンズの微調整というか、検査する項目とかが非常に細かくなっているような感じがして、メガネの世界も日進月歩なんだなと感心した。このメガネは蝶番がない堅牢かつ軽量なタイプで、使用感もとてもよく気に入っている。たためないので置くときだけちょっと困るが、まあ僕は基本的に起きているときはずっとメガネなのであまり気にならない。

 

 あとデザインなんですが、ふちが強いものだったり、丸すぎるものだとあまりにも「ウェブメディアの編集者」顔になってしまうことがずっと気になっていたため、できるだけ丸くないもの、ふちがないもの…、と探していた。

 店頭では納得して選べたのですが、手元に届いてみると、……たしかにメガネがたくさん並んでいるなかでは比較的丸くないように見えたのだが、これも十分丸くね? いや、……まあ何事も100点を目指すと人生は生きづらくなるので、このくらいで妥協しておくべきか。

 

 うーん。でも丸いような。まあ自分からは見えないのでいいのですが……。

 

 まあどうしても気になったらハンマーとかで叩いて変形するなど方法を探してみたいと思いました。

*1:後で紹介するメガネはものが見えるようになるのでかなり意味があるじゃないですか。

*2:そう考えているのは加湿器初心者の僕だけかもしれないので、本文では書きませんでしたが、2畳って弱すぎないか?