コミュニティ・シールドとシンシン

 

シンシン

しばらくのあいだ「じんじん」に空目していた。

 スーパーに行ったら「シンシン」という見慣れない部位の牛肉が売っていた。ふだんなら「だから何?」という感じなのだが、あいにくこっちはさっきまでアニメ「美味しんぼ」を見ており*1、影響されて食へのモチベが上がっていたところである。

 重さをはかって肉の重量の3%の塩を振る、とか、ひととおり火を入れたら火を消し、アルミホイルに包んで余熱で火を通す…、などのYouTube仕入れたこざかしいテクまで導入して焼いて食べたのだが、自分で焼いた肉史上でもトップクラスにおいしくて驚きでした。ちょうどあわびも買っていたので、肝ときしょうゆでもいただいたがこれもおいしい。

 

 やっぱりちゃんとしたお肉をちゃんとした手順で調理するとおいしいんだな~と思うと同時に、でも、肉が良かったのか手順が良かったのかわかんないな…、という気持ちも。

 

 こういうときどうすればいいのか小学校の科学教育で習った気もしたのだが、思い出せなかった。*2

 

コミュニティ・シールド

 サッカー界にはどの国にもだいたいトーナメント制の大会がひとつ、リーグ戦制の大会がひとつあり*3、それぞれの昨シーズン王者が1発勝負でたたかう「スーパーカップ」というものが各シーズンの開幕戦として行われる、という慣例がある。

 

 そのスーパーカップ(一般名詞)のイングランド版、「コミュニティシールド*4(日本だと「FUJIFILM SUPER CUP」という名前になる)がDAZNでやっていたので見ていたが面白い試合だった。

 点数はあまり動かなかったものの、アーセナルもシティも「だからこいつらは強いんだよなあ…」となるようなスキのない試合運び。*5そのうえ今オフの目玉加入選手たちが活躍し、出番をもらった若手も躍動、従来の選手たちも変わらぬ輝きを披露。しかも最終的には劇的な同点弾があり、楽しい楽しいPK戦も行われた。大満足のエンタメでした。

 

 気になった選手はアーセナルのファビオ・ヴィエイラ。立ち位置的にはスカッドの穴埋めプレイヤーという感じだが、モチベーションは上々の模様で、チームの雰囲気の良さを感じる。PKも胆力ありましたね。あそこを控え選手が決めれるかどうかで相当変わってくる。

*1:1話から見はじめて蕎麦の回まで見た。

*2:ちなみに「じんじん」はパパラピーズという二人組YouTuberのひとりのこと。相方とあわせて、「木こりの泉に落ちてきれいになって現れたラランド」みたいな雰囲気である。

*3:といっても今回話題に出す日本とイングランドはまたちょっとだけ特殊で厳密にその通りではないのだが…。

*4:TCGのカード名みたいな名前である。

*5:まだチームとしては未完成なところもあったな~と思うけど、リーグを進めるうちに勝ちパターンを見つけるだけ、という感じである。ふつうに見つけるでしょう。