ワールドカップ 3行メモ その11

 

フランスvsポーランド 3-1

・ムバッペはやっぱり化け物。あそこに持ち出したボールに追いつけるの?とかその間抜けれるの?みたいな、それを許したらサッカーというゲーム崩壊するだろ、みたいな性能をしている。*1

・試合序盤はそれでも、ムバッペがボールを受ける位置が外寄りだったので、本格的な脅威にはなってなかったのだが、次第に後ろを3枚気味にしてテオを繰りだし、ムバッペを中央でプレーさせるようになって災害がもたらされた。*2

・素晴らしいスルーパスを通されて1点を先行されてからのポーランドは、悪魔のような被カウンターリスクを飲み込みながらもまっすぐ前に出て戦わざるを得なくなった。1点返したPKの判定は、*3……果敢さへのご褒美として受け取っておいてもいいものだったのかもしれませんね。

 

 キリアン・ムバッペは現在ワールドカップで合計9得点。すでに記録はマラドーナクリスティアーノ・ロナウドティエリ・アンリら有名選手を越え、メッシに並んでいる。まだ23歳。

 

イングランドvsセネガル 3-0

セネガルマグワイアの裏に人を走らせるなどしていい雰囲気を作るものの、イングランドのスーパーパワー、ベリンガム&ケインに殴られてこのような結果に。やはりワールドカップは規格外の選手を数多く擁していたほうが最終的には殴り勝つだいかいじゅうバトルなのか……。*4

・ケインは見慣れているからいいとして、ベリンガムにはやはり新鮮な驚きがある。ピッチのどの場所でも、どんなシチュエーションでも、正確かつ相手にとって一番怖い選択肢を選び続けられる。Monster……。

・大勢が決した後は、セネガルで途中出場したスパーズ所属の選手、パペ・マタル・サール選手を見ていたが、そんなに大きなインパクトはなかった。FKはいいチャレンジだった。

 

 7人のセネガルメン大会を通してめちゃくちゃよかったけど、さすがにこの試合ではダンスも嫌々おゆうぎ会くらいのテンションだった。

*1:何度かバトルしていたキャッシュ選手は「おいおいどーすんだこいつ」みたいな表情をしていてとても同情した。

*2:あと、中央で攻守に躍動していたグリーズマンも素晴らしいパフォーマンスだった。いろいろあったが結局強力な個がうまくかみ合ってたらチームは強いのだ。

*3:これまでのレフェリングとあわせてだいぶ物議は醸すでしょうがまあ。

*4:クロアチア戦をふるえて待っています。