DMMコミックレンタルをしばらく使ってみた感想

 

 履歴をさかのぼってみたところ最初は2023年のバレンタイン・デーでした。その日に「嘘喰い」の注文が受理されてから今日まで約5か月ほど「DMMコミックレンタル」というサービスを使っていた。今回はその感想です。

 

トップページは肛門をこちらに向けているワンちゃん。あざといですね

DMM.com コミックレンタル

 DMMのウェブサービスで利用にはDMMのメンバーシップが必要だが、会費は必要なく、レンタルするたびに1冊あたり115円。それに加えて注文1回あたり840円の送料がかかる。

 

 注文が受理されると数日後に石川県から段ボールに入った物理のマンガがとどく。返送用の伝票は入っているので、それを貼りつけて郵便局に集荷しに来てもらったり、こっちから持ち込めば返却はOK、という仕組みである。

 


 何回でも読み返す好きな作品なら別だが、1回読むだけだろうなという作品に正規の料金を払って購入するのはすこし割高に感じる。中古を購入すると安くはつくが、2度読まないマンガが家のスペースを圧迫するというのはあまりうれしくない。マンガアプリで毎日ちょっとずつ、というのが好きではなく、読みたくないときは読まないし読みたいときには読めるだけ読む、というリズムで読みたい。マンガ喫茶でもいいができればプライベートなスペースでリラックスして読みたい。

 ……というような希望が個人的にはあったので、その条件に合致したぴったりサービスだな、と思いました。とても好きで、使い勝手が良く、自分にマッチしている。いまのところ返してはまた借りる、というようにチェーン利用している。

 

DMMコミックレンタルで読んだ漫画の例

お姉さん…… 6人いなくてもいいんじゃないかな!~森本梢子「高台家の人々」~ - タイドプールにとり残されて

廃工場のまぼろし 機族のいない世界~丸川トモヒロ「成恵の世界」~ - タイドプールにとり残されて

トゥルー・ラブ・ストーリー~「嘘喰い」~ - タイドプールにとり残されて

 

 ただ不満に思う箇所もいくつか。ひとつが意外とレンタル期限が短いということ。ふつうに注文すると2週間、30冊以上だと3週間手元に置いておくことができるのだが、実はこれ、注文が受理されてから家に届くまでと返送してから無事届いて返却完了となるまでの期間も含んだ期日なんですよね。

 なので、体感だと意外と短く感じる。「お~とどいたv(^^)v でも今日はいったんほっといてTwitterでもするか」などとしていたら終盤はけっこう焦って読むことになる。

 

 もうひとつは、もうすこし僕にオタク趣味があればシナジーよく利用できるサービスだっただろうな、と思ってちょっとくやしいというところ。

 

https://premium.dmm.com/benefit/

 実はDMMプレミアム会員(月額500円)に入ると、無限に使用できるコミックレンタル20%オフクーポンが手に入るため、コミックレンタルを利用するのであれば基本的には入っておいた方が得である。

 ただこのDMMプレミアム、会員特典がイベントのチケットだったりオタクグッズだったりと、けっこうオタクに寄っているんですよね。メインのDMMTVも、充実しているのはアニメと声優のコンサートだったり2.5次元舞台だったり、声優バラエティなど。

 

 これも楽しめてたらな~、といった思いがちょっとあるのである*1

 

 とはいえ、個人的には非常に好きなサービスで、しばらく利用を続けるかと思います。もし、レンタルコミックに興味があってオタク趣味も強い人がいれば、おすすめですよDMMコミックレンタル。その際は、僕は潔く席を譲ろうと思います。

*1:じゃあ沼に入ってみたらいいじゃんね、と思う人もいるかもしれないが、私もうジジイなので新しいものというのはそれだけでストレスなのである。