2023-06-03 短歌 61 冷え性のあなたは足の裏で冷やすあつあつになったiPhone10を 僕たちは僕らにつながる導火線そのものであって予備校の夜 出向先で君はやらかしぽつぽつとサーバールームで書くウェブ日記 ひとりでも食卓はあり美しく茹でたそら豆は美しい 笑みながら仕事を教えて休憩は甘いパン甘くて食べきれぬまま 書くことは君を救わずファミレスを出た後の空に高く北極星(ポラリス) 好かれなくてもいい関係 コンビニのおでんの香りが部屋にひろがり