ワールドカップ 3行メモ その10

 

オランダvsアメリカ 3-1

・ついにノックアウトステージに突入、長かったワールドカップも、あと16試合です。

・基本的にはオランダが地力と確固とした戦いかたを見せつけたゲームだったなという印象。ガクポを中心とした推進力のあるアタッカー陣によるカウンターも見せつつ、プレッシングをはがして前進する2点目のようなゴールの形も持っているという全方位に隙のないチームに仕上がっている。*1

アメリカはブリントの残りでオフサイドにならなかった、試合序盤のプリシッチのシュートが決まっていれば……、というのが悔やまれる試合に。ただ、若いこのチームが見据えているのは、アメリカ・カナダ・メキシコ共催の2026年大会だと思うので、そこで好成績を残すための布石を打てた、文句のない戦果となったのではないでしょうか。

 

 こういうストーリーはやはりアツくなっちゃう。🌻🌻

 

アルゼンチンvsオーストラリア 2-1

・しっかり4-4のブロックをしき、ハイライン&適度なプレスで守るオーストラリア。とはいえ、メッシを中央に置く布陣を採用してからは、5レーンを使ったポジショナルな攻撃を披露しているアルゼンチン。なかなか守り切るのは難しいのでは…、というのが最初の印象。

・しかし、大外を取るプレーヤーのウィングとしての能力だったり、ディフェンスラインからの裏狙いパスに脅威の乏しいアルゼンチン。ライン間のスペースをメッシごと殺すシステムがうまくはまっていて、意外と善戦するオーストラリア。

・でも、戦況を動かしたのはメッシ。そのあと、……オーストラリアは自分たちが取り組んできた戦法の裏目をとられる形で失点してしまった。そのまま、簡単な試合になるかなと思ったけど、アクシデントで1点返したオーストラリアも食らいついたと思う。ノックアウトステージにふさわしい、いい勝負でした😎。

 

 

*1:タレントが豊富なわけではないので、けが人にも左右されると思うけど、災いなければベスト4以上に進めるチームではないでしょうか。