ワールドカップ 3行メモ その7

 

オーストラリアvsデンマーク 1-0
チュニジアvsフランス 1-0

・突破が決まっているフランスは大ターンオーバーを敢行。本職ではないポジションで数合わせ、みたいに起用されている選手もいて、練習試合の3本目か?という感じの様子だった。控え選手のモチベ維持とかチームの一体感とかを考えると、(こんなことしているから毎年内紛するのでは…?)などと思っちゃった。*1

・オーストラリアはデンマークを撃破。チュニジアはフランスを撃破と、格下とされている側の頑張りが見られた、ドラマのある第3戦でした。

チュニジアはせっかくフランスを撃破したのだがここで敗退。……最後のほうは、裏の試合が先に終わって、それをスマホで見てて望みが断たれたとわかったベンチや観客が、ピッチの選手にも伝わるんじゃないかくらいしょげていてかわいそうだった。だがグリーズマンのゴール取り消し。「フランスに勝ったにもかかわらず突破できなかった⤵」→「最後に追いつかれた⤵⤵⤵」から「フランスに勝てた⤴」に感想が変わった、ひとまずハッピーエンドになった感じがあったの良かった。*2

 

 The beauty of the World Cup.(火の海)

 

ポーランドvsアルゼンチン 0-2
サウジアラビアvsメキシコ 1-2

・4-4-1-1のコンパクトなブロックできれいに守るポーランドと、それをポジショナルなプレーできれいに攻略するアルゼンチン。3試合目にして優勝候補にも挙げられることの多いこのチームの真価を見たように思う。

・一方のサウジアラビアvsメキシコは激戦に。アルゼンチンの快勝と自チームの頑張りもあって、グループリーグ突破まであと一歩(具体的にはイエローカード2枚)まで迫ったメキシコだが、最後はサウジアラビアの意地ともいえる反発を浴びて屈することになった。2つの会場がつながっているかのように重なるゴール取り消しや、クリホビアクのイエローカード……、スコアの動き以上にドラマがたくさんあり、2つ合わせてものすごく面白い試合でした。

・よみがえったアルゼンチン。消極的ながらしたたかに切符をつかんだポーランド。最後まであきらめなかったメキシコ。最大限ひっかきまわしたサウジアラビア。どの国もくせのある役者で、最後まで非常に見ごたえのあるグループだった。

 

 シュチェスニーは子供のころ手を手術して、その影響で毎試合セーブをするたびに激痛が走るらしい、というエピソード*3を聞いてから個人的世界の怖いサッカー選手ランキング1位シュチェスニーになった。

*1:どの選手も自分がレギュラーになって生き残ることしか考えていないようなプレーぶりで、ここだけ「ブルーロック」の世界になっていた。

*2:ゴール取り消し後0.5分ぐらい、ピッチのだれにもモチベーションがないマジの消化試合が行われたのも異様な光景だった。

*3:北川解説員による。