ワールドカップ 3行メモ その9

 

韓国vsポルトガル 2-1
ガーナvsウルグアイ 0-2

・すでに突破が決まっているポルトガルは主力選手を温存。ただ、2位通過になるとグループGの1位(=ブラジルが濃厚)と直後すぐに当たってしまうので、裏の試合の動向によっては主力を投入したい、といった感じ。

・裏ではガーナが早々にPKをゲットするもののそれを外し、逆にウルグアイは2点を先取。韓国は1点差を追いついたけども、得失点差の関係でウルグアイを抜けないので、このまま前評判通りポルトガルウルグアイが突破、となると思われたが。……極東勢3か国ノックアウトステージ進出は見事な結果です。*1

・控え中心のポルトガルクリスティアーノ・ロナウドポストプレーがけっこうフィットしていたのが印象的だった。中盤の構成力が弱まってシンプルにロナウドを使う展開になるのが良かったのかも。最近ロナウドを見てて活躍しているなと思うことがあまりなかったので、ひさびさの感覚を味わった。

 

 

セルビアvsスイス 2-3
カメルーンvsブラジル 1-0

・これで今大会2戦目で突破を決めて3戦目でターンオーバーした全チームが敗戦。(フランス以外は)そこまで劇的に見劣りするチームになったわけではないと思うのだけど、それでもこういう結果になってしまうのは、……やっぱりワールドカップはある程度の部分まではモチベーションのゲームだということなのでしょうか。

セルビアとスイスはおたがいゴール前の場面を作るナイスゲーム、ナイスゲームすぎて乱闘も発生しちゃったけど、まあ乱闘がない大会というのも寂しいのである程度はね。

・得点した後、ユニフォームを脱いでそのことがもとで2枚目のイエローカードをもらい、退場したヴァンサン・アブバカル選手は面白かった。これでもしカメルーンが突破していたらどうするつもりだったんだろうな。GSの最後にひと笑い出来て良かったです。グッドルーザー。

 

 「僕もこんな野暮なこたァしたくないんですがね…、旦那、決まりなもんで…」という表情でカードを出す主審もナイスキャラだった。人間がやるスポーツだから面白いんですよね、サッカーは。

*1:この実績をもってFIFAにお願いして、国際大会のキックオフ時刻を極東フレンドリーにしてほしい。