長かったワールドカップも、これでついに最後の1試合である。さあ、最後まで楽しむぞ!🤩
アルゼンチンvsクロアチア 3-0
・クロアチアは非保持時左のウィングが最終ラインまで戻る5-4-1の布陣を採用。一方アルゼンチンは4-4-2(守備時は中盤一列、攻撃時はパレデスがアンカーに入るダイヤモンドのような形?)で、とくに激しくプレスするでもなくふわっと守っている。クロアチアが序盤から攻め立ててくることはないと見越したような形だったのかも。とにかく、試合は長引きそう、そう感じられるような入りでしたが……。
・縦パスを入れ始めた時間帯にアルゼンチンが先制。*1その勢いのまま、……こっちはほぼ運だったと思うけど、でもその運が運んでくれたボールをゴール前でしっかりとフリアン・アルヴァレスが決めきり、アルゼンチンが試合を優勢に進めることになった。
・その後クロアチアはソサを下げて前線の選手を投入(左サイドバックにはペリシッチが入った)、攻撃にシフトしたシステムで2点差を追いつきにかかるけど、ここで今大会初めてクロアチアは「前線のパンチ力不足のため、狙って得点を取りにいく時間帯が作れない」という、付きまとっていた重大問題に直面させられることになる。これまでは、のらりくらり、したたかにかわしていたのだけど。……その後、カウンターを1発もらうのが早いか、なんとか1点取るのが早いかという勝負になったが、リオネル・"まだ全盛期"・メッシが圧巻のプレーで3点目をアシスト。81分にはモドリッチがベンチに下がり、これでサレンダーとなった。*2
Bonito gesto de Di María. En cuanto acabó el partido, fue a consolar a su amigo Modric pic.twitter.com/u3kE008q22
— Manu Heredia (@ManuHeredia21) 2022年12月13日
ディ・マリアとの抱擁はアツかった。
決勝戦展望
どちらかというと偶然の綾で決まった試合で、アルゼンチンがめちゃくちゃ力を見せつけた、という感じはしなかった。向こう側は、モロッコがスペイン・ポルトガルを破った勢いそのままに、トゥール=ポワティエ間くらいまでは進軍してくるかもしれないですが、まあやっぱりフランスが勝つのでは、そしてフランスがアルゼンチンを決勝でボコるのでは?という感じがする。
メッシのこれまで果たせなかった夢「ワールドカップ優勝」を打ち砕き、ゲラゲラ笑うムバッペのすがたが見れるのか? 明日と決勝の結果が楽しみです。