これのおかげでにこにこして過ごしている。
🏆 @MarceloM12 🏆
— Real Madrid C.F. (@realmadrid) 2022年5月28日
2️⃣5️⃣ títulos con el @RealMadrid, que se dice pronto...#CHAMP14NS pic.twitter.com/jOk7lyiXik
トロフィーというのは素晴らしいものですが、贅沢なことを言うとトロフィーよりも、今シーズンを総括するマドリーが見れたことがうれしい。チャンピオンズリーグ決勝という世界最高の舞台で、今シーズンのマドリーの強さ、「ここまで勝ってきた理由」をすべて装備した、「完璧な」マドリーを見ることができました。
完璧ポイント1:もらってから考えるビルドアップ
マドリーにはオーガナイズされた戦術はなく、ビルドアップも個々人がその場でもらって次にどうしようか考える、……みたいな感じになりがちである。そういうチームはふつうは弱いのだが、マドリーは全員(少なくとも今日ピッチに出たメンバー*1は)サッカーが上手いので、それでミスをなかなかしない*2し、たまにスーパープレーをして整然としたプレスをかいくぐってしまうんですよね。
リヴァプールのプレスに侵略されながらも、マドリーのボール運びは安心して見ることができた。
完璧ポイント2:全員トップフォームの仕上がり
マドリーの全員が完璧な状態でこの試合にやってきたんだ、ということは試合開始ほどなくしてわかった。守備的タスクだけではなくウィングとしてのプレーも十二分にこなしたバルベルデ、老獪かつパッションのある守備でチームを支えたクロース、前線で孤立しながらも攻撃を完結させ最低限守備にも戻ったベンゼマ、……ほかにもカルバハル、メンディ、アラバ、ミリトン、モドリッチ、ヴィニシウス、カゼミーロ全員が今季ベストと言ってもいい*3プレーの仕上がりでした。
とくに、クルトワ。
完璧ポイント3:最高のゲーム
対戦相手のリヴァプールの全選手ももちろん、両監督、控え選手、あの場にいた全員に非の打ち所がない*4試合でした。
とくに、前半のオフサイドで取り消しになったゴールを、試合のテンションを変えることなく冷静に正確にジャッジしたレフェリーは、この日ピッチ上にいた中で2番目に神技を披露した人物だったのではないでしょうか。試合を通して、吹きすぎずコントロールする手腕が際立っていた。
そんな最高のゲームで推しが勝利を収めてくれたのが本当にうれしいです。