「Wordle」の世界的大ブレイクのあと、雨後のきのこ*1のように生まれている「Wordle」風味ゲーム。
この、文字を当てる「Letterle」のようにまじでしょうもないものもあれば、工夫が凝らされて、本家Wordleに優るとも劣らないパズル性を得ているものもいくつかある。個人的に好きな「Wordleにインスパイアされた」ゲームを紹介していきたい。
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毎日遊んでいるのがこの「Nerdle」。本家と違うのは1列のブロックが8個だということと、色がちょっと違うこと。そして、ブロックにいれる文字が0~9までの数字と加減乗除の記号、そしてイコールだけであるというところである。
単語の代わりに、こうやって成り立っている計算式を作って、それを当てていくゲームということですね。「右辺には計算式ではなく数値のみがくる」という最後のルールを覚えればもうプレイできる。
感覚としてはインタラクティブな虫食い算をやっているような感じで、理屈に当てはめて文字を絞っていく、サーチをかけていくのがとても楽しいです。ちなみにこの画像も3手目で詰み(答えがひとつに定まる)になっていると(たぶん)思うのでぜひチャレンジしてみて下さい。
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こちらも毎日遊んでいる「Diffle」。本家を「文字数もわからなかったらどうなるのか?」という方向に自然に拡張したような設計になっている。入れた単語に対してヒントとして返ってくるのは「各文字の相対的な位置が正しいかどうか」である。
ヒントの意味あいを理解するにはちょっと時間がかかると思うが、単純にしりとりなども含む単語系ゲームでは、長い単語を言えたほうが楽しい!というのもあり、楽しいです。ばらばらの場所にある部分的正解順が組み合わさってコンパクトな単語になったときの感動はすさまじい。
Wordleが好きで、その難易度に若干不満足なかたはぜひ一度プレイしてみるべきだ。
ちなみにお勧めできないけどなんか好きでやっちゃうのが「Unicodele - A daily Unicode game」。ゲーム性は0で*2、解けても解けなくてもべつに何の感情の動きもない。
でも答えを送るたびに右に異形の文字がすこすこ出てくるのがちょっとかわいくて面白い。