まえはこんな機能あったかしら? ひさびさにTwitterを起動してみると(僕はふだんTwitterをほとんど見ない)、いいねやリツイートやリプライを多く集めたツイートを選択的に検索できるオプションが追加されていた。これを利用して、いままでの自分の良かったツイートをさかのぼってみるか。
昔、大学のテストで筆記用具忘れて借りる友達もいなくて0点を覚悟してた時に「どうせ私の名前知らないでしょ? 御礼はいいから私の名前憶えてね」って言って、クラスメイトの女子が筆記用具貸してくれたの、本当にここ数年で最高にぐっと来た思い出でまじで忘れられない。(彼女の名前は忘れました)
— soudai (@kageboushi99m2) 2016年1月8日
僕はツイートでけっこう嘘をつくのだけれどこの回はほんとうに人の名前を忘れていてびっくりした。存在としては思い出せるのだけど、どんな名前だったのかが本当に思い出せない。エピソードに興味はあるのに、ひとにはあんまりない。そういう生きかたをしてきた。
「この世に存在しない人の顔」というサイトに注意してくださいね。顔をAIが自動生成しているというのは嘘です。あそこに映し出されているのは、あなたがそのサイトを開くまでは確かにこの世のどこかに生きていた、実在する人間です。リロードをやめて。
— soudai (@kageboushi99m2) 2019年2月18日
僕史上最もバズったツイートがこれなのだけど、見返してもとくに感情は湧いてこない。こういうのはもてはやされ過ぎても良くないものなのだ。
ドラえもんの映画には、「ドラえもん のび太の~」と所有格で始まるものと、「ドラえもん のび太と~」と並列で始まるものがあり、子供のころの僕はその不統一に耐えられず、かたくなに「のび太の~」のパターンの映画しか見ようとしなかった。
— soudai (@kageboushi99m2) 2019年10月17日
共感を集めたからみんなこんなにいいねしてくれたのだろうか。だったらうれしいんだけれど。
高校時代から、馬鹿には見えない彼女がいていつも一緒に行動していると思い込むことで自らを慰めていたんですが、大学に入ってから少しずつ彼女が見えなくなっていき、去年の冬留年が決まったときに完全に消えました。
— soudai (@kageboushi99m2) 2014年10月6日
もういまはしない芸風のツイートなので、改めて見返すと恥ずかしいとともに感慨が深い。これもすべて嘘で、嘘をついてでもウケたいという気持ちだけは昔も今も本当のまま変わっていない。ほんとうのことは古びないものだ。
した覚えがないツイートというのはひとつもなかった。つまらないログに埋もれながら生きていくのも悪くない人生ですね。