短歌 2

 

飽きっぽくてたまに憂鬱になったりプリンスされど即位は今夜

 

 

家にさえ帰れば僕の猫たちが僕の教養を喜んでくれる

 

 

初期値からわずかずつ色を変えてゆきどこまで続く虹の人生

 

 

水びたし 無言で喜ぶそばにいてそれを言葉にしてほしかった

 

 

結び目がふいにほどけて幸せになった日はとてもわくわくしたね

 

 

謎ひとつ心残りはあるけれどあるいて帰ろう素敵な暮らし

一晩中勃起

 

 一晩中勃起している、ということがたまにあって、そのたびにちょっと困っている。

 

 前提として、世のなかの人間のうち半分くらいは体験して知っているとおり、勃起というのは性的な刺激がなくても、起きるときは起きるものである。どういうときに性的要因以外の勃起が起きるのかはよく知らない。インターネットで調べてみても、「性欲があるのに勃起できない」という逆パターンについての知識しかヒットせず、[勃起 性欲以外]などで検索しても結果はあまり変わらない。いい検索ワードを知っている方がいたら教えてほしいです。

 

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 「性欲があるのに勃起しない」という状況のほうが「性欲がないのに勃起する」という状況より、検索エンジンにとっては重要なようである。*1

 

 というわけで確立した知識はないのだが、体感的な傾向のようなものはつかんでいて、性的な刺激のない勃起は、僕の場合、作業なり勉強なりで疲れて帰ってきてあとは風呂に入って寝るだけみたいな日の寝る直前、にそれが起きることが多い。そしてその場合、もしかしたら疲れた海綿体がバグを起こしているのかもしれない、いつまでたっても勃起状態が解除されないことがけっこうあるのである。

 

 そうなったらまあもうそのまま寝るしかないのだけど、夜中にちょっと目を覚ますたびにまだ勃起していてびっくりしてしまう。結局朝起きるときもそのままだったりする。勃起している途中、それに使う筋肉はおそらく、

 

重量挙げ・パワーリフティングのイラスト(パラリンピック)

 このような状態だと思うのだが、それが一晩中持続しているせいで、朝起きたら筋肉の疲労と痛みがけっこうある。疲労と痛みは慢性的で、その日はずっと続く。これがけっこうしんどい。

 

 それ以上の害があるわけではないので、いままではそんなことがあってもとくに気にしていなかった。しかし最近ふと、これはあまり一般的な現象ではなく、ひょっとしたらなんらかの重大な病気のシグナルなのではないかと思いいたってしまい、夜中に不安になった。

 

「本当は怖い家庭の医学」の画像検索結果

 もし前立腺とか精巣の病気だったらどうしよう。若くして死んでしまうと、親が悲しむ。

 

 ということで周囲の人に聞いてみた。これを見ると、わりとポピュラーな経験のようだ。もしこれが重大な病気のシグナルなら、けっこうな数の人間が同時にやばいということになる。重大な病気のシグナルである可能性はそこまでないのでしょう。

 

 ただ、面倒くさいことには変わりはなく、もし、良い対処法を知っているかたがいたら、おしえてくれるとうれしいです。

*1:あと、「このページに 2 回アクセスしています。前回のアクセス: 19/12/07」というのが、つまりブログのこの回を書くためになんどか下調べをしているということでそうなっているんだけど、ちょっと恥ずかしい。

質問に答える 2

 

 ネタ切れというよりはたんに僕の活動量の低下が問題で、さいきんなかなかこのブログを書くモチベーションがなかった。苦しまぎれに質問を募集してみたところ、やはり苦しまぎれ感というのは伝わるものなのか、みごとにほとんどなにも来なかった*1。やはりこういうのは積み重ねによる信頼感が大事で、たまに思い出したようにやっても不誠実なだけですね。

 

 とりあえずひとつ答えて質問箱ツイートを削除したんですが、そのあといくつか来ていたので、そのうちのいくつかに答えようと思います。

 

タイドプールにはどんな由来があるんですか?

 じつはこのブログは2015年くらいからあって、その当時なにかを書くまでには至らなかったのですが、その二年後ぐらいに2,3個好きの詰まった記事を書いて飽きて、そのあと2019年5月にその個人的レガシーを再活用していまに至ります。ブログの名前を決めたのは2015年なので、なかなか当時、なにを思ってこれを名前にしようと思ったのかは思い出せません。

 

タイドプール(英: Tide pool)とは、岩礁海岸や干潟の潮間帯において、干潮時に岩や砂泥底などの底質のくぼみに海水が取り残されてたまったもの。潮だまりとも呼ばれる。(ウィキペディア「タイドプール」より)

 ただ、タイドプールという語には個人的な思い出がいくつかあります。いちばん古い記憶が、たぶん小学校の低学年のころ。母方の祖父母宅にあった、身近に触れ合える魚を集めて紹介する本を見て、そこにある「タイドプールに住む魚たち」のコーナーがとても印象に残ったんです。そして偶然そのちょっとあとに、親と親の友達が参加するビーチパーティーで、実際のタイドプールの魚を網で子供たちみんなで捕まえる会があったんですね。

 

 満潮になって海岸に海水が満ち、「それは良い!」と陸側に出張してきた魚たちが、潮の引きとともにくぼみにとり残される。くぼみは地上や地下で繋がっていたりして、広いところ、最終的には海にまで通じるところもあれば、ひと目で視界に収められるくらい狭くて浅いところもある。一時は閉じ込められた魚や貝たちも、つぎの満潮が来ればまたべつの場所へ移っていく。そんな雰囲気がイメージできて、とても好きでした。

 

 そのあと、時間がたって僕も成長し、5・7・5・7・7で知られる短歌を作り出すのですが、生まれて9番目に作った歌がこのような歌でした。

 

ぼく魚 タイドプールに残されて星と星とを繋いでいたのさ

 

 この歌のフレーズをちょっといじったのが、ブログタイトルの直接の由来になります。しかし、なぜこれを選んだのかはよく思い出せません。ほかにも思い入れのあるワードっていろいろあると思うんですけどね。

 

偶然貴方に出会いたいんですけど、どうやったら出会えますか?

 東京にはたくさんひとがいるので偶然会うのは難しいですが、上野や町屋だと比較的出現率は高いかなと思います。

 

恋人できました?

 ないしょです。

 

 今後も、良い質問があればぜひ訊いていただけると助かります。なくても頑張ろうとは思います。

*1:一個だけ来た。

美しいウィスキー

 

 「CAOL ILA」と書いて「カリラ」と読む。まるでファッションブランドのように初見殺しの読みかたをするこのウィスキーがどうしても飲んでみたかった。飲んでみたい飲んでみたい飲んでみたい。まあでも高いしな…。そう思いながらふつうの安ウィスキーを飲んでいたところ、酔っぱらいすぎ、朝起きてパソコンをつけたらアマゾンから注文承りましたのメールが届いていた。

 

 本当に欲しい結果を、意思で作り出す。これが引き寄せの法則の力である。

 

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 まあ買っちゃったものはしかたがない。ポジティブな気持ちで開封すると、いきなり「CAOL ILA」の文字が美しい。数あるウィスキーのなかでも、個人的には2番目に名前が好き*1である。ウィスキー、とくにスコッチのシングルモルトゲール語で名づけられているケースが多く、たとえば、ラガヴーリンとかグレンモーレンジィとかアバフェルディのような、ちょっと重くて厳つい語感になっていることが多いのだが、そのなかでこの「カリラ」のシンプルさと優雅さ、すごくないですか? 「il y a」と書いて「イリヤ」と読むときとおなじ美しさがある。

 

 もし将来能力バトル漫画を描くことがあって、能力名を酒の名前で統一するとしたら、ラスボスの側近の美形の洗脳能力者(洗脳能力なので戦闘能力はそこまでないのだけど、最終局面では主君への忠誠心から捨て身な戦いかたを見せる)の能力名にしたい。

 

 栓を抜いた瞬間、いわゆるせき薬と煙の強いにおいがする。こういうタイプのハードスタイルのウィスキーはじつはひさしぶりだぜ。けど飲んでみると、香りの印象よりも味は荒っぽくなく、むしろファーストタッチはちょっと甘い。そのあとはドライに切れてピーティーなあと味が残るんだけど、その間にもなんとなく上品なフルーツの風味がする。いくらなんでも悪名轟くアイラモルトの仲間なのでもうちょい暴力的な味がするものだと思っていたら、暴力的なテイストはありつつもかなり気高い感じになっている。おいしいし、美しい。

 

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 その日はハディントンハウスが近くのスーパーでたたき売りしていたのでこれも飲んだ。さすがにカリラと比べることはできないが、これはこれでよいウィスキーである。なぜ750円で売っているのかがいまだによくわからない*2

 

*1:一番はブルイックラディ

*2:750円で売ってるブレンデッドスコッチなんて、ほかにはドン・キホーテにしか売ってない謎の激安銘柄「アターニー」しか知らない。

ギャガーと秀才は紙一重~赤染晶子『乙女の密告』~

 

 家の近くに新しくできた古本屋があって、これがかなり志の低い古本屋なのでけっこう好きでいる。駅の近く、商店街の端っこという好立地で、外装もかなりきれい目。それは良いのだけど、扱っている商品にまあ思想がない。古本市場のワゴンにある品をとくに選びもせずそのまま引き受けてきたかのような棚づくりで、有象無象の新書や文庫本が統一感なく並んでいる。今どきの古本屋は店主の思想を反映するような棚づくりをしていて、それで競っているところがあるのだけど、ここにはまったくそれがない。

 店内ではゾーニングもせず中古アダルトビデオが売られていて、マンガのコーナーにはところどころしか巻がそろっていない作品が平気で売られている。これで売れるんだったらすごいな。しかも値付けも適当で、ほぼすべての品が税込みで100円となっていた。もう10%の時代なんだし消費税くらいとれよ。

 

乙女の密告

乙女の密告

  • 作者:赤染 晶子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: ハードカバー
 

 そんな本屋にも、探してみたらびびっと来る感じの本が置いてあるのが面白い。店に入ったときはとくになにも買うつもりはなかったんだけど、この本を見つけて、ちょっとこれは良いのではないか、という気がして買ってしまった。リンクではハードカバーだが、実際に買ったのは新潮文庫版である。

 

京都の大学で、『アンネの日記』を教材にドイツ語を学ぶ乙女たち。日本式の努力と根性を愛するバッハマン教授のもと、スピーチコンテストに向け、「一九四四年四月九日、日曜日の夜」の暗記に励んでいる。ところがある日、教授と女学生の間に黒い噂が流れ…。(わたしは密告される。必ず密告される)―第143回芥川賞受賞。

 読んでみるともうびっくりするくらい面白かった。『アンネの日記』のなかのひとつのセクションについての考察を作中で行いながら、その舞台を、森見登美彦作品のような雰囲気の、京都の女子外大生のシュールな日常のなかに置く。でも、内容というよりは、技巧的で不真面目な(だって、タイトルの『乙女の密告』のこてこてさを見てみてよ)ギャグ作品のようなスタイルの部分を面白がったほうがよい小説のように思えた。にしては取り扱っている素材がシリアスすぎる気もするけど。

 

『今、わたしが一番望むことは、戦争が終わったらオランダ人になることです!』

 私は他者になりたい。この言葉だった。みか子に必要なのはこの言葉なのだ。

 作品の終末部分では、アンネ・フランクにまつわるひとつの明確な結論を出しているのだが、これがけっこうショッキング。

 

「タカヨー!」

 バッハマン教授は絶叫した。貴代は同じ間違いをしても、なぜかいつも人の三倍怒られる。絶えず、バッハマン教授の逆鱗に触れている。この日もひどく怒られた。

「タカヨ、あほ!」 

 そういう、作品としての結論を出す部分に関しては、結論を急いでいるというか、この分量の小説でそう言い切ってしまうのは難しいのではないかという感じが強い。だからこそ、その「作中で強い主張をしている」という点まで含めてしまって、これはひとつのテクニカルなギャグ小説として読むほうがいちばん広く面白いのではないかと思う。

 

 人形を大切に思っているバッハマン先生は、「ウィスキーといちご大福ではどちらが好きか?」という質問でゼミ生を、「すみれ組」と「黒ばら組」のふたつのグループに分け、そこには対立が生まれる。ひとりだけ、「おほほほほ」と笑っている乙女がいて、主人公は彼女を「麗子様」と呼んでいる。彼女はスピーチに入れ込んでいて、時間を測るストップウォッチを首飾り代わりにしている。麗子様にはバッハマン先生との黒いうわさが流れ、乙女は真実より噂を重んじる。

 

 とても面白いこの筋書きにくわえて、その間に細かいギャグもたくさん挟まれる。それを楽しむだけで十分な作品のように見える。ギャグには技巧が必要だし、技巧はまじめに時間をかけて取り組んできたもののみが得られるものである。赤染晶子さんは小説がとても上手で、どこまで本気でどこまでギャグなのかがよくわからない。

 

 バカと天才は紙一重と言うフレーズがあるが、おなじ意味で、ギャガーと秀才もなかなか区別がつかないのでした。

 

 

世界はデレ・アリを中心に回っていた

 

 悪夢*1を見て目覚めたらちょうど4時25分だったので、5分後にはじまる、19/20シーズンプレミアリーグ第15節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム・ホットスパーFCの試合を見ることにした。

 

 長くクラブと運命を共にしてきたマウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任後、役目を引き継いだのはジョゼ・モウリーニョ。「悪」属性の監督である*2

 新しいトッテナムは指揮官交代後、ウェストハムオリンピアコスボーンマスの3チームを撃破し、監督の古巣であるマンチェスター・ユナイテッドとアウェーで戦うことになった。

 

 結果はこんな感じでした。負け試合で、内容も良くはなかったのですが、ユナイテッドの選手たちにあんなに本気のプレーをされてしまったらこうなるよな、というような90分でした。

 

 もう守備はしかたがないにしても、ここ3試合ではうまくいっているように見えた攻撃がかなり渋かったのは観ていてつらかった。ここ3試合で採用していた、「攻撃時にCB2枚と左SBで3バックを形成してボールを保持+右サイドバックは高く開き、右ウィングは中央に絞る」という形が再現されなかったのは意図的なものだったのだろうか。ユナイテッドがエネルギッシュな中盤戦を挑んできたので、上記の形で戦線を広げて、ピッチ上広くボールを回すことができていればうまく攻撃ができていたと思うけど、現実は、後ろで安定してボールを回す形が作れず、結果選手が高く広い場所に移動できず、そのままサイドにボールを誘導され、囲まれて狩られていた。

 うまく相手を押し込んで前進したときにも、スパーズは有効な攻め手を欠いていた。オーリエだけは時間と空間がある状態でボールを受け取っていたので、オーリエが当たっている日であればあと2点くらい、なんとか取り返せたんじゃ、とか思うんですが買いかぶりすぎでしょうか。

 

 ところで、ここ最近の世界はデレ・アリを中心に回っている。ポチェッティーノ政権末期ではケガもあり、チーム事情から一列下で使われることも多く、どちらかというと地味な役回りをシンプルにこなしていた、という印象があるが、最近のデレ・アリはスパーズどころか世界の中心にいる。さっきのおなじ動画を49秒から再生できるリンクを用意したので、30秒ほど見てほしい。

 

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 落ち際を叩いたオーリエのシュート*3デ・ヘアがブロック、ボールは空中高くへ。アリは相手ふたりに囲まれながら、落下点へ。さてどうするのか…?

 

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 その一秒後の状況がこちらである。魔術師としか言いようがない。フレッジ(奥)とヤング(手前)も呆然と見ていることしかできない。このボールがこの次のタッチでゴールに入ることになる。美しくしなやか、相手にとっては危険極まりない、それがデレ・アリだ。

 

 そんなデレ・アリを讃えて、ブリティッシュ・ジョークをひとつ考えたので、それを今回の結びとしたい。

 

問:世界でいちばん危険なアリは何か?
答:ヒアリ。しかしそれはモウリーニョ就任前までの話で、いまはデレ・アリ。

 

 

*1:お店の人の対応にクレームをつけまくるが相手にされず、会計をして出たら新事実に気づき、悪いのは全面的に自分だったということがわかって後悔するという夢だった。

*2:敵のコーチの眼を突いたりとか普通にする

*3:ここのオーリエは良かった。

君は2017年に開かれたアナザー・オリンピックを見たか?

 

 夏季オリンピックは(西暦でいうと)4で割ると2余る年に、冬季オリンピックは4で割り切れる年に行われることになっているため、2017年にはオリンピックは開催されていない。そう勘違いしてはいないだろうか?

 

 2017年、Marblelympics(ビー玉オリンピック) 2017が開催された。開催地はおそらく投稿者の家であろう。僕はこのビー玉オリンピックがかなり好きで、家でひとりで飲んでいる夜、泥酔してなにも考えられなくなった最終のフェーズなどによく観ていて、そのたびに選手たちから夢と感動を与えてもらっている。

 

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 こちらがマーブリンピックの公式ロゴ。本家を模しているが、より存在感のある重厚なデザインとなっている。

 

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 こちらが開会式の様子である。赤と黄色のビー玉たちが聖火を運んでいるのが見える。動画左上では並行して出場チームの紹介がされている。

 いちばんの前提の説明をしていなかったが、マーブリンピックというのはビー玉によって競われるスポーツの祭典である。選手だけではなく、運営も観客も、視聴者もすべてがビー玉となっている。それぞれのチームは色や模様が似通った4つのビー玉で構成されており、それぞれに名前がついている。

 

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 たとえば、チーム「Mellow Yellow」のメンバーはYellah、Yellow、Yelley、Yellupの四玉である。名前的におそらくYellowがチームのキャプテンであり、Yellupは実力こそあるものの素行が不安定な良くも悪くも目立つ選手(国母和宏さんのような)といったポジションなのではないか。

 ちなみに競技中に観て区別をつけることは人間にはほぼ無理なので、名前と玉を一致させる必要はない。

 

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 ここからは競技をちょっとだけ見ていこう。これは回転しながら受け皿を下っていき、先に一番下のゴールに到達したほうが勝ちという競技。

 

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 ハンドスピナーがこんなに凶悪な使われかたをされているの初めて見た。人間にとっては手遊びのGearにすぎないが、ビー玉にとっては命のやり取りに使われるArmsなのかもしれない。

 はじかれずに残った玉数が多いほうが勝ちというルールのようである。マーブリンピックでは最も激しい肉弾戦が見れる種目であり、選手の負担は大きいものの、その分熱烈なファンも多いといわれている。

 

 

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 チーム全員がひと並びになってスライダー上に待機、合図と同時にダッシュして、スライダー下方に置かれた錘をどれだけ動かすことができるかを競う競技である。スピード、パワー、チームワークすべてが試される、マーブリンピックの花形競技だ。

 個人的にはスタートさせる役目もちゃんとビー玉がやっているところがラブリーだと思う。

 

 ビー玉オリンピック、ちゃんと見ているとけっこう熱中できてしまい、最後のほうにはなんとなくの推しチームまでできてしまう。なにか競い合っているものを見ることの快楽というのはひょっとしたら対象を選ばないのかもしれない。

 いまはマインドスポーツの領域でホットな話題だけど、ひょっとしたらフィジカルなスポーツにおいても、人間がやっている意味ってじつはそれほどないのではないか、と思っちゃったりします。