カールスバーグ
スーパーでサッカーボールが描かれたビールを見かけたので買ってみた。あまりここでその話をしたことはないが僕はけっこうサッカーが好きで、週2~3試合くらいは放送を視聴している。
サッカーボールロゴの下には「BY APPOINTMENT TO ALL FANS IN THE WORLD」と書いてあり、サッカーをからめたダイバーシティのキャンペーンでもしているのかな、と思ったがネットで調べてみるととくにそういうことでもないよう。
どこかでチャンスはあったはずなので、飲んだことはある気はするが、家でじっくり飲むのは初めてかも。ボディは若干太目ながら、コクは少なめですっきり。苦みも香りも主張しすぎない程度にまとまっていて、それにアクセントとしてちょっと独特な風味がある。全部足して……、ふつうにおいしいビールで、好きかも!
ちなみに飲めるお店を検索できるサービスがページにあったのだが、
現実的に行ける範囲で飲めるお店は1軒だけであった。田舎。
王座戦第4局
さすがに今日はほぼずっとなりゆきを追いかけていた*1のですが、またすごい試合だった…と思いました。
AIでも時間をかけないとたどり着かないような「AI越え」の妙手で一気に勝勢になったり、序盤にリードを奪ってからそれをじわじわ伸ばしていき相手に気持ちいい思いを一切させないまま寄り切る、みたいなすっきりした勝ち方が印象的な藤井名人ですが、今回の八冠をかけた王座戦ではビハインドをとることが多い。
今回も中盤から永瀬王座に対して微不利なまま進行し、……けど王座も決定的なリードは奪えず、何度かイーブンまで藤井も押し返すけどそれ以上にはなかなか進めない、みたいなじれったい展開となった。
2023年10月11日 五番勝負 第4局 永瀬拓矢王座 対 藤井聡太竜王・名人|第71期王座戦
最終盤、永瀬王座がなんとか勝ちをほぼ手中にしたかに見えたのだが、深刻なミスを犯してしまい、その瞬間に一気に勝敗が完全にひっくり返る。頭を抱えながら残りの手順を指していた永瀬王座を見て、勝負って残酷だ…となりました。
栄光をつかむ人の足元には無数の敗者が横たわっているわけですが、こんなに鮮烈な負けというのもなかなかないと思う。八冠までのドキュメンタリーもこれから何個も作られると思いますが、そのクライマックスにやってくる一手として、すごい文学性だな…、などと感じてしまった。これが人間の指す将棋なんだな…。
数学版ASMRというのか、とにかく可能性のあるヒーリングジャンルだと思う
¿SABES RESOLVER ESTA ECUACIÓN IRRACIONAL? Álgebra Básica
最近ちょっと(すごくじゃないですよ。ちょっとだけ)ハマっているのが、このような、数学の一見いかつい計算問題を淡々と解いていく動画。
この動画のように手書きで、低編集で、あと聞き取れない言語でやっている方がいいですね。
黒板もいいが、手元を接写しているのも良い。
そして特にチャンネルは問わない。
何かのきっかけに1回クリックしたのだけど、それからYouTubeのトップ画面に1個くらいはこういう系の動画のサムネが見えるようになり、……なんか疲れたな~というときにはクリックしてしまう。なにをやっているのかうっすらわかる時もあるし、分からないときもある。
ただ、理に沿って物事が展開されて行って、その作業を粛々と進める人がいて、それがネットに飾り気なく上がっているということに癒しを感じるんですよね。
嘘だと思わないで、何個か流して試してみてください。仕事に疲れたときにも、遊びに疲れたときにもなんか効くんですよね。睡眠導入にも、多分おすすめだし、作業BGMとしてもよさそう。数学版ASMRというのか、……とにかく可能性のあるヒーリングジャンルだと思う。おすすめです。
*1:将棋は展開が遅いので仕事の合間に追いかけてもOKなのが良い。