クラフトビールたち

 

 近所のスーパーでクラフトビールフェア(?)をやっていたので5本買ってきた。感想を言います。

 

DAY1 左から数えて5番目:ブルックリンサマーエール

ビールづくりの町、ブルックリンで1988年に創業した「ブルックリン・ブルワリー」は、「ブルックリンラガー」をはじめ、香り・味あふれるビールを生み出し、最後の一滴までおいしいクラフトビールにこだわり続け、現在では世界30カ国以上で愛される、アメリカを代表するクラフトブルワリーになりました。今回、2019年の発売以来今年で発売5年目となる夏限定ビール「ブルックリンサマーエール」の発売を通じて、日本国内のお客様に海外クラフトビールのおいしさや特別感を体感いただく機会を創出します。

世界で人気のクラフトビール「ブルックリン・ブルワリー」ブランドから夏限定の「ブルックリンサマーエール」を発売! | 2023年 | キリンホールディングス

 というビールらしいです。たしかに最初の飲み口に海外っぽい独特の風味があるんですよね。薬品っぽさというか。

 コクやうまみにも欠けるので、「思ってたのと違う…」となる人もけっこういそうだが、そこを理解したらかなりおいしいビールです。バーベキューとか、あと外で犬小屋を作りながらとかに飲むと良いんでしょうね。

 

DAY2 左から数えて2番目 雷電カンヌキIPA

大相撲史上、未曽有の最強力士〝雷電爲右エ門〟現役生活21年の勝率は9割6分2厘を誇ったらしい。

そいつのふるさとが、我々が降り立ったオラホビールを醸造している東御市というところだ。 郷土の英雄である雷電を、「過去と未来の融合」をテーマにして開発したのが「雷電カンヌキIPA」だとさ。
(過去と未来の融合って!? あいつら大丈夫か…)

雷電閂IPA | オラホビール OH!LA!HO BEER - 長野県東御市のクラフトビール

 というビールらしいです。ブランドサイトがよくできていて*1、伝統とサイバーパンクさがうまく融合したストーリーが感じられるデザインとテキストになっている。

 味としては、いい意味で想像通りというか、ストライクゾーンを外さないIPAという感じ。缶を眺めながら飲むお酒でしょうね。

 

DAY3 左から数えて4番目 裏通りのドンダバダ

ベルギーの伝統的なビアスタイルであるゴールデンエールをベースにしつつも、既存の製法に囚われずモダンに再構築したビール。ベルギー酵母由来の香りとホップの香りが複雑に重なることで、ワインのシャルドネを思わせる爽やかな香りが特徴です。

裏通りのドンダバダ | よなよなエール公式ウェブサイト「よなよなの里」

 キャッチコピーは「ベルトの数より、胸の鼓動。」。あと裏通りという言葉だったり、缶に描かれているイラスト、そして赤いカラーリングから勝手に「天体戦士サンレッド」をイメージしており、といえば川崎、といえば(裏通りもあるし…)酒飲みじじい向けビール、……というふうに勝手に予想していたのだが、実際は豊かな味わいを持つ上品なビールだった。

 甘い香りとか甘い後味があるのが、好きか嫌いかで言うと好みではない。けど好きな人にとってはけっこうオンリーワンの味がするいいビールなのではないだろうか。僕はもう飲みませんが皆さんは飲んでみてはどうでしょうか。

*1:ぜひ上のリンクをクリックしていただきたく。