Amazonの欲しいものリストを「ちょっと興味を持ったけど、すぐ読むかは微妙なので、……とりあえずメモ!」くらいの本のメモ場にしている。なんとなく今日眺めて数えてみたところちょうど100冊だった。
100というのは記念すべき数字ですよね。というわけで、今回はランダムで数字を発生させて、まあ3つくらいかな。記念に当たった3つを購入することにしたい。眺めてみた感じ、けっこう読むのがハードそうな本が並んでいるが、……まあ記念なのでなんとか読むでしょう。
記念に買う欲しいものリスト1冊目:29
ばか野郎…!
29番目に登録された欲しいものリストの本はサイモン・アーミテージの「Seeing Stars」という詩集でした。う~ん、日本語で書かれていないな…泣。
サイモン・アーミテージは、昔日本語訳の『キッド』という詩集を読んで以来好き。美しいものに触れた…、というよりは、面白いことが詩でできるんだなぁとしみじみ感動して、ほかの作品も読んでみたいと思ったのをおぼえている。ほかの作品は日本語では無かったので、てきとうにこれをリストに入れたのだろう。
まあとはいえ、100ページにも満たない、しかも詩集なのでword数もすくないので、読み切る分には何とか読み切れるのではないでしょうか。……仕方ない、買いますw!
記念に買う欲しいものリスト2冊目:72
引いた数字は72、対応するのはキャリル・フィリップス『はるかなる岸辺』。……これは、知らなすぎるな。なんですかこの本。タイトルも著者名にも、これをリストに入れようと思った経緯にも心当たりがない*1。
まあ! 僕も小説の読書歴はなかなか長いので、こういう得体のしれないものでもまあだいたいは楽しんで読める。これは買ってもたいした問題にはならないでしょう。
読んだあとは、昔の自分に見せても「この本、面白そうだな」と思ってもらえるようないいレビューを書くのを目標にしようかな。そして何らかの方法で過去の自分に見せることができれば、タイムパラドックス完成となるのであわよくばそこまで目指したい。
記念に買う欲しいものリスト3冊目:51
嫌すぎる。なにこれ。絶対買いたくないんですけど……。
嫌ポイントがいくつもあって、まず1983年の科学社会学の本か…、というところ。このジャンルはサイエンスサイドからも社会学サイドからも毀誉褒貶が激しいという印象があり、議論のブームや潮流もけっこう変わっているのではないか、という先入観を持っている。いまさら1983年の本を読んでも知識としてはやっぱりたくさん「でも今は違うのかもな…」といった留保をつけないといけないのではないかと悩ましい。
あと、フィジカルとしても1983年の本はきつい。さすがに劣化してて匂いなどが気になるし、あと活字の大きさや書体とかが古かったりしてなかなか読むのも大変なんですよね、昔の本。
それに「回想録」というのも! 本流の教科書ではない、おそらくエッセイ集みたいな感じだと思うのですが、どう考えても多分ひととおり分野をひと巡りした人が手を出すべき本だよ。俺じゃなさすぎるし、必要な人ではなくて俺が持っているというのは意味がない気がする。
あと高すぎる。
とはいえ記念なので強制力があるので、購入しました。一番いらない3冊目が当日配送されるという皮肉とともに……。
*1:ハッキングの可能性まである。