東京クラシック ほか

 

風凛美山 七賢

風凛美山 720ml | 山梨銘醸株式会社

 良かった! 最初はふわっとした甘いお酒かなと思ったのだけど後味はきりっとしまっていて、食事にも合わせられる感じ*1。甘いと言ってもフルーツっぽい感じではなく、「米!」っていう主張の強さを感じるお米の甘みである。

 

 個人的には甘みをメインに感じるお酒だったけど、公式的には「やや辛口」とのこと。こういう味と言葉の対応は、専門家集団によってしっかり決まっているのがあると聞くので、いつかは覚えてみたいなあと思う。まあ、その「いつか」より、肝臓の「いつか」のほうが先に来るかもしれませんが……。泣

 

GetBackers-奪還屋-

「Get Backers 奪還屋」既刊・関連作品一覧|講談社コミックプラス

 「GetBackers-奪還屋-」を読みました。子供のとき歯医者の本棚にとぎれとぎれにあったマンガで、個人的にはけっこう印象に残っていた*2。印象というかふつうに好きで、大人になっても話の間にゲットバッカーズネタ*3を入れることもあったくらいである。基本的に誰も知らないので「何?」という感じになるだけだったが……。

 

 というわけで今回改めて通しで読むことができて良かった。死ぬまでにやりたいことリストの1つがこれで埋まりました*4

 

 特別優れたポイントがある漫画ではないので、ちょっとあまりおすすめはしにくいですが、昔ちょっと読んだことがあってなんとなく好印象を持っているよというくらいあれば楽しく読めるのではないでしょうか。

 

樹林伸 - Wikipedia

 調べてみたら原作者、「金田一少年」とか「神の雫」の人なんですね。言われてみれば確かになるほどみはあるな……。

 

東京クラシック

 J2話題の試合、第25節町田ゼルビアvs東京ヴェルディを見ました。単に現在の首位と2位が戦う、シーズンを占うマッチでもあるのだが、おなじ東京というライバル関係*5、国立競技場開催、そしてちょっと前に、町田が東京からバスケスバイロンという選手を引き抜いて物議をかもしたこともあり、重要性がいやおうなく高まっていた試合である。

 

 いや~。いい試合でしたね。ピッチ外の因縁やあやもあり、指揮官の工夫もあり、個々の選手の頑張りや熱意もあり*6、劇的な展開もありと、サッカーファンにとっては全部盛りのたまらない試合であった。

 僕もそうですが、ふだんヴェルディや町田の試合を見ないひと、あるいはそもそもサッカーをそんなに見ない人もけっこう*7見た試合なんじゃないかと思いますが、そういった層にアピールする、興行としては大成功の結果になったのではないでしょうか。*8

 

 気になったのは町田の藤尾選手とエリキ選手。前線でのあいまいなボールに対する勝負のしかたが豊富で、東京Vのポゼッションするスタイルに根本的な困難をぶつけてましたね。終盤戦になって、ボールを持たされる展開が増えるとどうなるかというのはありますが、かなり好きなサッカーをしていたので、このまま走り切ってほしい。

*1:むしろ米の後味がけっこう残るので、なにかつまみがないと邪魔かもしれない。

*2:歯医者のトラウマ効果かな。

*3:と言っても、赤羽と聞いたときに、「え? あの、ジャッカル赤屍(あかばね)の赤屍ですか!?」とまぜっかえすくらいだが。

*4:昨年くらいから始めてて、これで「死ぬまでにやりたいこと100個」のうち87個達成したことになる。

*5:このふたクラブの試合には「東京クラシック」という名前がついている。「東京ヴェルディ戦のダービーマッチ名称、『東京クラシック』に決定のお知らせ | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト」によると、少年サッカーのライバル関係をフィーチャーしたネーミングらしい。

*6:エリキの交代拒否とか、試合終了の瞬間一斉に崩れ落ちたのが印象的でした。

*7:スタジアムには38000人集まったらしい。

*8:町田は勝ち点差をキープ、東京は苦しい状態から追いついた、とどちらも最低限の結果を得られたポジティブな試合と考えることもできるしね。